息子2人が限界です。

 

娘だったら、また話は少し違っていたかもしれません。

でも2歳4ヶ月差の男の子2人を育ててみて、既に思うんです。

あ、ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

 

既にというか、今2人とも小さいからこそ思うのかもしれませんが、

夫と私のみで、おじいちゃん&おばあちゃんが近くに住んでいない場合、

息子2人が限界です。

 

結婚も割りと遅かったので、長男が生まれたとき私は35歳。夫は37歳でした。

なので2人目までそんなに長く待つわけにも行きませんでした。

30歳でひとり目を産んでいたら、

2人目までは4年、5年待てたかもしれません。

結果、2歳4ヶ月差で2人目が生まれました。

2人とも、五体満足で頑丈です。

私も夫も体が丈夫だからか、子供2人もほとんど風邪も引きません。

 

夫の両親も私の両親も健在ですが、

いずれも関東ながら県外で遠方に住んでいます。

気軽にいつでも呼べる距離ではありません。

 

その状態で、なんですが、

息子2人が限界です。

photo by sean whitfield

 

2人とも小さいうちは、

子供が2人いると私も夫も、

落ち着いて休める時間がほとんどありません。

そして私か夫、どちらかが体調を崩すと、

ひとりで子供2人の面倒を見ることは、無理です。

そうなった場合、無理を承知で遠方の両親に助けを求めるしかありません。

 

両親2人+子供、の核家族というスタイルは、

やはり『専業主婦』、そして『専業主婦の長年の我慢』ありき

だったんじゃないか、と私は思います。

 

そもそも『専業主婦』という存在自体が歴史的に見て珍しいものです。

高度成長期の時期だけです。

それまでの女性は、今とは違うスタイルで、なんらかの『仕事』を持っていました。

そこで『高度成長期』という初めての時代を生きる、

『サラリーマン』という新しい存在が、

彼らの利便性を高めるために『専業主婦』を生み出しました。

そして『専業主婦』自身も、当時はその恩恵を享受しました。

 

専業主婦と子供を家庭の中に閉じ込め、社会から離し、

そうすることで『24時間働く企業戦士』を維持していました。

しかし今、サラリーマンひとりで稼げる金額も下がる中、

共働きの家庭が半数を超えています。

 

私も結婚する前は、どちらかの親と同居、もしくは近くに住むなんて

煩わしくて絶対イヤだと思っていました。

しかし今、小さい男の子2人を家に抱えてみると、

親族と同居、近くに住むのは、すごーーーーく利に適っていると思います。

 

いまさら両親を近くに呼ぶことは現実的ではありませんが、

これから子供を持つ若者にアドバイスを求められたら、

親の近くに住むことを勧めます。

 

2015年の日本の出生率は1.46

今と同じ人口を維持するためには2.07が必要です。

 

つまり、3人以上の子供を育てる家庭が必要です。

これって言うは易しなんですが、

実際に3人以上育てられる環境が揃っている家庭って、

すごく珍しいんじゃないか、と実感しています。

 

経済的にも大変ですし、

親の協力はマストです。

そして結婚も若いうちにしておく必要があります。

晩婚の日本で実際に晩婚して、

息子2人産んで、育てて、実感します。

 

日本の少子高齢化、解決するのは

ほぼ不可能。

もしくは1,000年後。

 

 

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