転園は諦めました

 

こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

 

今年、3歳児クラスと、1歳児クラス。

保育園には、残り約5年通うことになります。

運よく、ふたり同じ保育園に入れました。

長男は、0歳児クラスから通っている保育園です。

家からは、自転車で5分ほどです。

保育園自体に不満は、ありません。

ですが今朝まで、転園させようか、少しだけ、少しだけ迷っていました。

なぜかというと、

我が家の目の前、歩いて・・・50歩くらいの距離に、


もうひとつ認可保育園があるからです。

まさに、目の前です。

毎日朝晩、歩いて送り迎えできる距離です。

当然ですがその保育園にも申し込んだんですが叶わず、

今の保育園に入園した、という経緯です。

今の保育園より近い保育園があるのは、よくある話だと思うんですが、

なんせ目の前過ぎて、マンションを出ると必ず目に入るので、

 

「うーん・・・やっぱりここに通えたら、どんなに楽か・・・やっぱし転園か?」

 

と、どうしても思ってしまいました。

長男にとったら、あと3年通うことになる、保育園。

その間にふたり一緒に移せたら・・・

もしくは長男が卒園するタイミングで次男だけでも・・・

転園申請、出すだけ出しておくか・・・

と、家の目の前の保育園を見るたびにモヤモヤ・・・

しかし今朝、それはもう完全に諦めることにしました。

今通っている保育園の長男のクラスに、

まさに下の子の入園に合わせて転園してきた子がいます。

子供同士はすでに仲良しなようで、

週末に公園で会うと一緒に遊んでいます。

私も子供とも、ママとも、ご挨拶しました。


その子が今朝、止まった自転車の後ろシートに座って、

泣いてパパを困らせていました。

保育園に行きたくない、と言って泣いているとのこと。

顔見知りの私としても、息子をダシに使ってなだめてみましたが、力及ばず。

パパに任せることにして立ち去りました。

photo by Viknesh Vijayakumar

 

彼が、保育園に行きたくない、と泣いた理由は、いろいろあるんだと思います。

でも、転園してきたばかりである、ということが、

少なくとも理由のひとつではあるんじゃないか、と思いました。

 

5月。転園してきてひと月ちょっと。

新しい環境、新しい先生、新しいお友達、新しい時間。

小さな体で、幼い頭で、目で、耳で、肌で、

一生懸命順応しようとしています。

普段は明るくて、ママの言うことを聞く、良い子です。

その子が何かを、泣いて訴えていました。

私ならそんな日は、会社に遅刻と【覚悟】を決めて、

落ち着いて抱っこして、ゆっくり、子供が落ち着くのを待ちますが、

パパにはそんなことは難しいのか、急ぎの用がある日だったのか、

優しいながらも彼を急かしていました。

 

そんな情景を見て、やっぱり私は、転園は諦めようと、決めました。

理由は・・・転園に伴う、みんなの負担。

 

親の都合で子供にある程度負担を与えることは、仕方がないことです。

【大人の事情】って、絶対にあります。

保育園に預けること自体、ある意味【大人の事情】であり【負担】ですし、

子供に【負担】をかけたくない、ということを理由にするのは

ナンセンスです。

 

ここで言う負担は、5月になっても、すんなり保育園に行けない、

子供の負担、プラス、親の負担。その総量。

乳幼児ふたり連れて、上の子にごねられる【負担】たるや、

経験者にしかわからないでしょう。

機嫌がいいはずの下の子まで、待たせることでごねだしたりするので、

最悪です。

 

まだ抱っこして連れて行けちゃう乳児ならいいんですが、

無理やり連れて行っても良いことありません。

もちろん、ごねる本人も、不安やストレスで、小さな胸を痛めているのがわかります。

その総量と、毎日の送り迎えが楽になること。

 

それを天秤にかけて、私は諦めると、決めました。

諦めると決めてしまえば、ただ自分の中で決めてしまうだけで、

心は不思議と軽くなるものです。

モヤモヤとした気持ちで毎日通り過ぎる道筋があるよりも、

ここでも【覚悟】を決めて、毎日の子供との自転車を、

その大変さも含めて【満喫】することにした、今日、この頃。

 

春です。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

ひとりでできることには限りがある。

 

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