「やればできる」の真実 息子には絶対にあんな男になって欲しくない

 

会社に雑誌はひと通り揃っていて、興味があると読みます。

そして思わず手が伸びてしまったこれ。

うー…なんだか、やっぱり甘くないのねぇ…大変そうだなぁ…

内容としては、東京に関しては都立中高一貫校の頑張りもあり、

私立の中高一貫校のランキングに変動がありそうだ、ということ。

東京以外でも全国の中高一貫校のポジショニングが図解で載っていました。

そして、大学入試試験の様相が、これまでとは変わってきて、

問われる問題、能力が暗記モノから、思考力モノに、大幅に変わってきていると。

ああ…やっぱり小学校に入ったら塾とか考えなきゃなんだなぁ…

 

勉強にしても、それ以外のことに関しても何ですが、

会社にいていろんな人を見ていると、

『息子がこんな大人になったらイヤだなぁ…』

と思うことがあります。

 

私の場合、特にこういう人が嫌です。

自分はすごいのだ、能力があるのだ、偉いのだ、頑張っているのだ、大変なのだ、

と常に回りにアピールしている人。

仕事は普通にできるのだから、普通に黙ってやればいいものの、

アピールがウザイので回りの人から煙たがられてしまう。

 

まさに、そんな大人にしない方法が書いてある本を読んだのですよ、奥さん!

 

この本では、

【かたくななマインドセット】

【しなやかなマインドセット】と定義していましたが、

【かたくななマインドセット】とは、

人の能力は資質で決まっていて、それは固定であり、努力ではどうにもならない、

能力のない人間は価値がないのである、

と思っているマインドセットだそうです。

そんな【かたくななマインドセット】の人は、

能力がない人間は価値がないので、自分は能力があるのだと常に回りにアピールしないと

不安で仕方がありません。

アピールしてもしても、足りない気がしてしまい、いつも焦っていて、

そしていつまでたっても安心できません。

 

逆に【しなやかなマインドセット】とは、

人の能力は努力で変わるもので、人は失敗を通じて学ぶものである、

たとえ失敗をしても、それが自分自身の価値を損なうものではない、

というマインドセット。

そんな人は、失敗をものともせず、難しいことにも挑戦して、

どんどんキャパシティを広げていきます。

 

では、どうすると【かたくな】になって、どうすると【しなやか】になるのか。

 

子供に例えばパズルをやらせるとします。

そうすると、中には難しいパズルに挑戦するのが楽しくて仕方のない子がいます。

しかし一方で、難しいパズルには絶対に挑戦しない子もいます。

この場合、前者が【しなやかなマインドセット】で

後者が【かたくななマインドセット】ですね。

 

実際に研究でも、

「あなたは頭がいい。優秀だ。天才だ」と褒められた子は、

難しい問題には積極的じゃなくなるそうです。

なぜなら、難しい問題に挑戦して解けなかったら、

『自分が優秀でない=価値がない』ということになってしまうからです。

ではどうやって褒めればいいかと言うと、

「よく頑張った。エライ」と褒めればいいとのこと。

子供は素直なので、『頑張るのがエライのだ』と信じるので、

難しい問題にもチャレンジして、『頑張る』ようになるんだとか。

 

そして先日たまたま、長男が久しぶりにパズルをやるというので実験してみました。

何気ないふりをして、

「上手になったね~。頑張ってやればできるね~。

できなくても頑張ればいいんだよ~。頑張ってやってみることが大事なんだよ~」

と言っていたら、以前までなら途中で諦めていた難しいパズルも、

時間をかけて最後までやり切りました。

以前は確かに、

「〇〇くんはパズルが上手だね~、天才だね~」と声をかけていた気がします。

アブナイアブナイ

 

子供は素直で柔軟なので、いまからでも間に合いそう。

しなやかなほうで、お願いします。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

ひとりでできることには限りがある。

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