働く会社選びの基準(給与差には理由がある)

 

こんにちは、ワーキングマザー・サバイバルのみゆき(@miyuki_thewm)です。

息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育て、仕事などについて書いています。

 

転職などで、求人を見たり、人材紹介会社から紹介を受けたりするとき、

会社や担当業務など、いろんな理由でそれぞれ給料が違います。

 

仕事の満足度に影響する条件はたくさんありますが、

給料もやはりかなり影響が大きいと思います。

多少大変でも、給料が高ければ我慢できる範囲も広がりませんか?

 

働く会社選びのひとつの基準があるな~、と先日気づいたので、書いてみます。

いまさらそんなこと、と思う方もいると思いますが、そこはご容赦ください。

私にとっては小さな発見だったので。

 

『B to C(ビートゥーシー)』とか『B to B(ビートゥービー』とか、

聞いたことありませんか?

 

これはそれぞれ、『B(ビジネス)to C(コンシューマー)』

『B(ビジネス)to B(ビジネス)』という意味です。

 

『B(ビジネス)to C(コンシューマー)』=コンシューマー(個人)にモノやサービスを売っている会社

『B(ビジネス)to B(ビジネス)』=ビジネス(会社)にモノやサービスを売っている会社

 

たとえばスーパーは、買い物に来る個人のお客さん相手の会社なので、

基本的には『B to C』ですが、

業務用スーパーなど、レストランや他の会社の人が食材を仕入れに来る場合は

『B to B』になりますね。

 

スーパーは『B to C』『B to B』の両方に当てはまりますが、

100%『B to B』という会社もあります。

私の働く会社も広告代理店なので、100%『B to B』です。

私の会社に、個人のお客さんはいません。お客さんすべてが、どこかの会社になります。

そしてたとえば牛丼屋さんなどは、ほぼ100%『B to C』になるでしょう。

 

たとえば長年経理をやってきたけど、転職したい。

その場合、次にどんな会社を選ぶべきか。

 

いまの私たちのように、子供がいて、働く時間が限られていて、しかもそれなりにお金も必要。

やっぱり短い時間でよりたくさんの給料がもらえる会社を選びたいもの。

 

その場合、『B to B』率の高い会社のほうが、高給になる可能性が高いと思います。

そしてさらに、自分の働く会社のお客さんも、また『B to B』の会社のほうが、

より効率的に儲かる可能性が高いです。

もちろん、本来の会社としての安定性なども含めて考える必要がありますが。

なぜか?

 

やはり、個人が払える金額の上限と、会社が払える金額の上限には、かなりの差があるからです。

個人で払う100万円は大金ですが、会社で払う100万円はたいした金額じゃない場合が多いです。

同じ100万円を売り上げるのでも、その労力と効率が違うからです。


そういう理由でいつの時代も比較的少ないお給料になりがちなのが、飲食業界と、小売業界です。

毎日どんなに忙しい仕事でも、薄利多売が基本の飲食と小売では、昇給のペースも遅く、

高給のポジションも少なくなります。

実際、違法残業で摘発される会社のほとんどが、小売、飲食、引越しなどの『B to C』です。

利益を出すのが難しいから、サービス残業させる、という選択肢が出てきてしまうんですよね。

 

つまり、身近な職種ほど、友達に説明しやすい仕事ほど、儲からない。

親近感のもてない職種ほど、友達に説明しにくい仕事ほど、儲かる。

 

もちろん職業は、給料だけで選ぶものではありません。

ですが飲食業界や小売業界などの身近な職業ほど、それなりの熱意がないと、

辛くなっても逃げ場がない、という状況になる可能性が高い。

 

給料が安くても、本当に好きな仕事なら楽しいし、続ける意味も出てきます。

ですがただ単に身近だという理由だけで、飲食や小売の仕事を選ぶ人もいるかも、

と思っただけです。

 

あと、医療や金融など、特殊な業界には当てはまらないこともあるかも知れませんね。

もし転職先を選ぶ機会があれば、少し心の隅にとめてください。

 

身近だという理由だけで、会社を選ばない。

高い給料が欲しいなら、その会社の顧客も含めて『B to B』率の高い会社を選ぶ。

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