
おはようございます。みゆきです。
11歳と9歳の息子ふたりを育てています。
引っ越しに当たり、
近所のママ友たちと会う機会が増えています。
「引っ越す前に会おうよ。」
そう言ってわざわざ時間を作ってくれるのはありがたい。
『所詮ママ友』
なんて言われるけども、
私は基本、合わないと思ったら付き合わないので、
ママ友だろうが、相性の良い人とのお付き合いは続いています。
たまたま子供をきっかけに出会った相性の良い人たちです。
保育園時代からのママ友たち、
小学生になってから出会ったママ友たち、
いずれにしても、
子供たちの成長に伴って、
興味のあることも話すことも移り変わってきました。
みんな、上の子や下の子がいるものの、
大体同年代の子供がいるので、
昨今の話題というと、
いかに自分のために時間を使うか、という話。
子供たちもあと10年しないうちにいなくなっちゃう。
その後、どうするか。
私がピアノを習い始めたと言うと、
「いいなー!!!」
と大合唱してくれ、
『私は二拠点生活の計画中』
と誰かが言うと、
「それいいなー!!!」
と私も大合唱。
人生のフェーズがみんなそれぞれ、
波打つように移り変わっていって、
たまたま1点、2点で交差する点と線があった、
縁のある人たち。
行ったことのない場所がこんなにもたくさんあるのに、
行く時間がないのはおかしい話だ。
行きたい場所へ行けるために働いてお金を稼いでいるのに、
そのお金を稼いでも行く時間がないのは、変だよね。
友人のひとりが言いました。
確かに。その通り。
何も考えずに働いていると、
その時間配分がおかしなことになるのは、
日本特有のことなのか、わからないけど、
気を付けていないと、誰しもが陥ってしまう罠のような。
話は変わるようなんですがね、
ピアノを習っているんです。
週1回、45分。
行くたびに褒められ、ダメ出しされ、
そして行くたびに、
新しいことを教わるんです。
ピアノ弾ける人にとっては当たり前だと思うんですが、
あれって指で弾いているとはいえ、
腕、肘、手首、肩、体の使い方も大いに関係しているんですよね。
体の力は抜いて、指だけに力を入れる。
ただそれだけのことなのに、
そのための仕組み、知識が膨大で、
なんだか毎回圧倒されるのです。
知りたかったこと、でも知らなかったこと。
それを知ったら、また先にどんどん、
芋づる式に知らなかったことが出てくる。
未知の世界、未踏の世界が、
無限に広がっているのを感じました。
私は、高校卒業後に留学をしました。
その数年間で、たくさん飛行機に乗りました。
その後日本で働いた会社では、
出張ばかりでした。
国内も国外も、
移動、移動、移動。
次はハワイ、次はバンクーバー、次はロサンゼルス、次はトロント。
合間に、大阪、福岡、仙台、岩手、名古屋・・・
いろんなところに行けてラッキー。
当時はそう思っていたし、確かにラッキーだったけど、
やっぱりもう、移動は疲れた。
移動するからこそたどり着ける未知の世界があることは重々わかっているけど、
もう移動そのものが、大変すぎて、
そして、移動せずに、その場で飛び込んで潜っていける、
そんな未知の世界を知ってしまった今、
もう旅行はいいかな。
だから私は、頑張って働いてピアノを買い、
そして時間配分を誤らずに、
座ったままに、行ったことのない場所へ、
行くのです。
要は、ピアノが買いたいと、
そういう話でした。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。