キョエエエエエェェェェェーーーー
武者震い武者震い。
当初から、ぼんやりとしたイメージはあったのですが、うんうん考えてやっと、
なんか形?的な?概念?みたいな?ものができました。
できてしまえば大したことはないんですが、できるまでがなんか、
産みの苦しみ?子供は2回産んだことはあるけど、
精神的にこれほどの物を産んだのは自分的には初めてです。
始動、します。
これから、長い上り坂がしばらく続きますが、仲間と一緒に楽しみながら登っていきたいと思います。
戦前、日本はまだ工業化の前。
日本人のほとんどは、農業に従事していました。
そのころの日本人は、男だろうが、母だろうが、父だろうが婆さんだろうが、
子供だろうが、とにかくみんなが土と共に働いていました。
みんなが働いている中で共に働いていた【母】たちを、
あえてワーキングマザーと定義する必要はありませんでした。
だってとにかくみんながいつも働いていたから。
その時代の【母】たちを、『ワーキングマザー0.0』
戦後になり、工業化が進むにつれ、様相は変わってきます。
男や父たちは勝手に仕事やお金儲けに夢中になり、
妻も子供も放ってがむしゃらに働き始めます。
貨幣社会が加速し、お金を稼ぐ、お金を使う、ことで世の中が回り始めます。
その当時の【母】たち。
24時間働く男と、24時間家庭を守る女という組み合わせが大多数の中、
家族を顧みない夫に不満を言うこともできず、
女性の地位どころではない混乱の時代の中で、
それでも働いている女性はいました。
『保育園に子供を預けてまで働くなんてかわいそう』
『3歳児神話』が横行し、
家庭以外で働く母への風当たりはいまよりもずっと厳しいものでした。
文字通り歯を食いしばり、人知れず汗と涙にまみれて、それでも自己実現を諦めずに
仕事を離さなかった女性、母たち。
そんな時代の【働く母】たちを、『ワーキングマザー1.0』
女性が会社や社会で働くこともずいぶん一般的になってきて、
日本社会、経済も落ち着きというか成熟というか、いわゆる停滞期に入り、
【母】たちはどうしていたかというと、
やはりここでも、歯を食いしばって踏ん張っています。
世の中は徐々に、専業主婦が贅沢の一種になる時代。
この時代にもなると、働く母の中にもエリートの存在がチラホラ。
ベビーシッター、両親のサポート、家事代行を総動員し、
でも夫には期待できず、働く母ひとりの力にアウトソーシングを加えて
最大限にレバレッジを利かせて、ただでさえ優秀な女性がものすっごい頑張って、
『男性並み』に働くことで自己実現を果たす人が出てきます。
そんなごく一部の優秀、かつ頑張り屋さんの女性が母になったバージョンを、
『ワーキングマザー2.0』
もうすぐ東京オリンピック。
『セクハラ』『パワハラ』『マタハラ』
言葉の力を得て、弱い立場が虐げられる現状が露になり、
弱い立場にいる本人たちも声を上げ始め、働く母の認知度は確固たるものに。
しかしここへきて、『男並み』に働くことに、
女も、そして当の男たちでさえも疑問を感じ始めています。
スーパーウーマンのようには頑張れないし、頑張りたくもない、
でも、子育ても、仕事も、両方諦めたくない。
そんな『普通の』女性である母たちの存在感が増す中で、
働く母像も多様化が進みます。
頑張りたい人が、頑張りたいだけ、好きなように頑張れればいい。
専業主婦がしたいならそれもよし。
バリバリ働きたいならそれもよし。
どっちも程よく楽しみたいならそれもよし。
そんな風潮にはなっているのに、社会や人々の意識が追い付いていないので、
働く母たち個々の状況を見ると、それぞれに大きなジレンマを抱えています。
そんな『いま』を生きる働く母たちを
『ワーキングマザー3.0』とさせていただき、
ともにより良い、より快適な近い未来のために、
問題や障壁をひとつずつつぶりしたり、単純に楽しいことを一緒にしたり、
そのためのネットワークというか、クラブのようなものを立ち上げようと思っています。
この『ワーキングマザー3.0』という概念の元、
いろんなプログラムや催し、情報交換を、グルグルグルグルと回して、
ま、とにかく母ちゃんと子供たちが、もっと楽しく元気に、幸せに、
そして自由に暮らしていければと考えた次第です。
ひとりの問題は社会の問題。
子供を産んだのは自己責任だと突っぱねられて、
でももっと産めとプレッシャーをかけられて、
でも労働力が足りないから働けと言われたと思ったら
保育園はないけどね、と言われて、
もうどうにでもして、と思いながらも、
でも日々の子供たちの可愛さは目の前にリアルに存在し、
ときにその子供たちがストレスの元凶となる。
そんなモミクチャの母ちゃんたちと、一緒に何かしたい。
そんな思いが溢れてしまって、ついに会社を辞めてしまいました。
これを書いている横では、お熱を出した次男が昼寝をしています。
私には私の、望む子育てと仕事のバランスがあり、それを実現するための退社でもありました。
そして7月初旬、最初のワークショップを開催予定です。
これを皮切りに、参加者の声を聞きながら、ワークショップや、このクラブ自体を
どんどんブラッシュアップしていって、途中からなんだかシッチャカメッチャカになっても、
ま、みんながハッピーならいっかな、みたいな気分です。
拠り所はこの理念。
母ちゃんと子供たちが、もっと楽しく元気に、幸せに、
そして自由に暮らしていければいいな。そんだけ。
いまはまだ、お伝えできることはここまでです。
日々計画を練って、発表できるタイミングでどんどん発表していきます。
途中コケても、うまくいくまで諦めません。
ひとり、ふたり、と人を雇えるように頑張っていくつもりです。
ときに不安にもなりますが、なんとかなるっしょ。
また寄ってね~
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。