理想の夫と、納得できる夫。意外と思いつかない、平和な夫婦の形

B!

 

毎晩保育園から家に帰りついて、
マンションのエレベーターを降りたところで見える、
スカイツリーの色を子供たちと確認するのが日課です。

クリスマスの時期には、になったり、
ハロウィーンの時はオレンジになったり、
毎日違う色だし、

天気の悪い日には雲に隠れていたり、
何気ない子供たちとの会話に
ホッとする瞬間です。

 

今日はまた、コチラ↓の本からもうひとつ書いてみたいと思います。

 

 

いろいろな夫婦の、

妻や夫のお互いに対する不満を題材に、

夫婦の問題を行動経済学の切り口で解決しよう、

という本です。

いちいち納得しますよ、マジで、奥さん。

 

例えば私は、夫の【出しっぱなし】がとても気になります。

平日の夜ごはんは私は作れない(作らない?)ので、

彼は毎日自分で何か買ってきてチンして食べています。

 

納豆にネギを刻んで入れたとします。

すると、夫は使ったまな板を、

そのまま置いておくんですね。

私は、キッチンの作業台が空いていないのは不便だし、

毎回洗って片付けます。

(食器かごに立てる)

そして更に、
コンビニの空袋も、毎回のように

キッチンに出しっぱなしです。

 

ゴミ袋として使うのですが、

その袋の場所にしまう、ということをしてくれません。

 

 

私の毎朝は、前の晩の夫の【出しっぱなし】を

片付けることから始まります。

 

すると私は、

「あ゛ーっっ!

使ったらすぐ片付けろー!」

と思います。

 

夫に不満がある時、

こう考えると平和な結果に行きつく可能性が高いそうです。

それは、

【理想の結果】【納得できる結果】

両方を具体的に考えること。

私の場合、

【理想の結果】
=夫が、私のやり方で、私の望むタイミングで(使ったらすぐ)

使ったものを片付けてくれること。

 

【納得できる結果】

=要冷蔵のものや、包丁などの危険なものを

出しっぱなしにしているわけではないので、

5割くらいの確率で、

私が朝起きるまでに片付けてくれること。

(毎回じゃなくても納得できる)

 

夫という近い存在に対して不満を感じるとき、

つい『自分の思い通りに動かすこと』

目的になりがちです。

本来であれば目的は、

家族が快適に幸せに暮らすこと

です。

photo by Littlehaulic

 

それであれば、

すべてが【自分の理想】にピッタリとはまっていなくても、

目的は達成できるはずです。

そういう時に、

【理想の結果】【納得できる結果】

として考えてみると、

意外と解決方法は簡単な場合もある、

という話でした。

・・・とはいったってー・・・

なんで私ばっかり譲歩して、

こっちばっかり歩み寄って、

努力しなきゃなんねーんだよっっ!!!

ムッキー!!!!

とは、なるんですがな。

 

そんな怒りを、たまにその瞬間に感情的にぶつけたり、

たまにはひと晩寝かせてみたり、

ご飯作りをボイコットしてみたり、

洗濯をボイコットしてみたり、

気まぐれな対応で相手をかく乱するのが

いいらしいですぞ。

 

これは【ゲーム理論】で言うところの

【混合戦略】というやつで、

いろいろなところで使われている

ある程度主導権を引き寄せる方法です。

 

【主導権】を引き寄せる、というと

なんだか腹黒いというか、計算高いというか、

そんな風に聞こえますが、

そういうことではなくて、

【察する】なんてしなくていいと思っている男性に、

ちょっとした【警戒心】を抱かせることは、

平和な夫婦を維持するための

【工夫】のひとつだと

私は思いますが、いかがですか?

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

ひとりでできることには限りがある。

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