おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
レンタカーを借りて、たまに子供らとお出かけをします。
あ、そういえば年末に運転免許を取りまして、子供らを乗せて初運転しました~
で、車の中での話なんですが、割と次男は文句を言わずおしゃべりしたり、持ってきたおもちゃで遊んだりするんですが、
長男は赤ちゃんの頃から、待つのがとても苦手です。
「あと何十数えたら着く?」
「え~?60を・・・45回、かな」
「えー!!!???なーがーいー!!!」
こんなやりとりが何度も繰り返されます。
そんな息子に、もう少ししたら教えたい概念があります。
現在の利益と未来の利益は、たいていの場合対立するということ。
しかし、双方を同時に得ることは可能であり、それを実現する人が、成功や幸せをつかむと言われています。
どゆこと?
例えば先の車の中の例。
長男は、車に座って縛り付けられていて動けないことが苦痛なので、彼にとっての『現在の利益』は『車を降りる』、もしくは『待たなくて済む』がもっとも簡単な利益です。
対して『未来の利益』は、『行ったことのない新しい公園で楽しく遊べること』です。
いつもの公園に飽きてきた長男は、それを楽しみにしています。
でも行ったことのない公園=ちょっと遠い公園には、車に乗らないと、つまり待たないと行けません。
車でじっと座っていることが嫌いな長男にとっては、『現在の利益』と『未来の利益』が対立しています。
『お金に余裕のある未来』と、『節約しなきゃいけない現在』も対立します。
『痩せてきれいな自分』と、『今食べたい自分』も対立します。
『勉強して資格をとりたい』と、『テレビを見てダラダラしたい自分』も対立します。
大抵の場合、未来の利益を考えると、現在の利益と対立するんです。
(そうでない場合もありますが)
しかし、双方同時に得ることも可能です。
未来の利益を得る人は、それを知っているそうです。
なに・・・?
それはね・・・
『現在の不利益』を楽しむ工夫
ですって。
そしてね、それを何度か繰り返すと、その
『対立』⇒『工夫』⇒『達成』
このルーティンで得られる達成感、そして高揚感は癖になるらしく、むしろやりたくなるんですって。
一流のスポーツ選手とかがその例でしょうか。
一流の中でもトップになる人の努力って、やっぱり並大抵ではないですよね、どう考えたって。
身体的にも負荷をかけるでしょうし、怠けたい気持ちがない人はいません。
それでも『現在の不利益』を楽しみ、『未来の利益』を見据えて、
『現在の利益』と『未来の利益』双方を同時に得ることによって、大きな『未来の利益』に手が届くそうです。
『未来の利益』を掴みにくい人、掴む頻度の少ない人は、
『現在の不利益』と対立した時点で、『不利益』を『不利益』として抱えたままにするから、短略的な『現在の利益』へ吸い寄せられてしまうそうです。
『現在の不利益』を『現在の利益=楽しんじゃう』に変換するところが、どうもカギらしいです。
長男に何を伝えたいかと言うと、
この場合我慢よりも、『未来の利益』のために必要な『現在の不利益』を楽しむ心です。
心と工夫さえあれば、たいていのことは楽しめます。
車の中の話で言うと、私や夫に楽しませてもらう(エンターテインしてもらう)のは小さいうちだけで、
ある程度大きくなったら自分でその時間を楽しむことを知ってもらいたいです。
窓の外の何かで楽しむのか、弟とどうやったら楽しく遊べるか考えるのか、ママやパパとの会話に楽しみを見出すのか。
車の中って、酔うことを考えるとできることが限られていて、『工夫』には持ってこいの空間ですね。
私が子供のころは、姉と遊んだり、歌ったり、眠ったり、窓の外の文字をひたすら読んだり・・・そんなことをしていた記憶があります。
『現在の利益』と『未来の利益』はたいていの場合対立する。
でも同時に双方得ることも可能。そのためには『現在の不利益』を楽しんで『現在に利益』に変換すること。
いまの私自身にしても、早くその『達成感と高揚感のルーティン』の域まで達したいものです。
でも実はそんな長男も、既に『現在の不利益=退屈』を『利益』に変換する工夫をしています。
それは、ひと粒のグミを15分以上かけて食べる、という遊び。
ずーっと口の中で舐めて、最後噛まずになくなるところまで、らしいです。
そうそう、その調子。
子供らとのお出かけには移動がつきものです。
おうちに帰るまでが遠足です。
全工程を安全に、楽しく過ごしたいものです。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。