『ワーキングマザー3.0』メールマガジンvol 12. /2018年11月27日号

 

本題の前に、なんですが、

先日Twitterを眺めていましたら、こんな画像を見つけまして・・・

10月に開催された、とある転職系セミナーでの講演資料らしいんですが、

「これって、私のやつ???」

と思い、夫や友人に意見を求めたところ酷似しすぎているのでおそらく、という意見でした。

このセミナーの関係者の方は私のTwitterでフォローやリツイートをしてくださっているので私のブログの存在はご存知なのかな、というところです。

 

いや、私とは使い方が違うというか、コンテンツの一部として引用してくださっているだけなのでこれに関しては光栄なのですが、

 

今後もし・・・『ワーキングマザー3.0』使えなくなったら私困るかも・・・

 

と思いましてね、勉強のつもりで『商標登録』というやつをやってみました。

審査→登録までは半年ほどかかるのでまだ登録はできていませんが、

(TM)マーク(申請中の意)はそろそろつけて行こうかな。

 

商標登録って、そんなに難しいことではない、というのを友人に教わりまして、夜な夜な調べて12,000円の『特許印紙』を貼って『特許庁長官宛て』に郵送しました。

登録料でまた3万円ほど(10年分)かかりますが、それくらいでできるならいいかな、と。

登録が完了したらブログに書こうかと思っています。

+++++++

さて今日は、

意外に、意外にピンと来ないことについてです。

お金のことってなんでこーも、ピンと来ないんですかね。

ピンと来さえすれば対処もするんですが、ピンと来ないことには体が動かないですよね。

 

これ、よく聞きません?

 

『インフレ・リスク』

『インフレに備える』

『インフレに弱い』

 

『インフレ』という言葉は、確か社会でも習ったし、なんとなく頭ではわかります。

ものの値段が上がる、ってことでしょ?

つまり現金の価値が下がるってことで、、まぁ、何十年も現金のまま持っていても、その100万円は40年後に100万円の価値はないかもしれない、ということはわかります。

 

たださ、日本経済、ここ20年くらい停滞?あんまり大きく変わっていない印象、ありません?

高度成長期やバブル期には変化があったんだと思うんですが。

 

いまここから、ものの値段なんて、上がらないんじゃない?

という思いがどこかにあって、『インフレ・リスク』というのがいまいちピンと来ないというか。

 

しかしこんな話を聞きました。

現在65歳の男性Aさん、新入社員のころに加入した積立型の保険。

少ないお給料の中から20年ほど頑張って払い込んで、65歳でやっと払い戻しを受けました。

しかしなんとその額、30万円・・・チーン・・・

 

保険会社にクレームの電話をしたそうです。

「あんなに苦労して積み立てて、なんだこの金額は!」

 

しかし保険会社の返答は、

「いえいえ、当初(40年前)のご契約通りの返戻金です。

当時の30万円の価値は、現在に換算すると・・・」

 

この場合、現在の価値に換算したところで何の意味もないというか、

手元にある30万円は、30万円以上に増えるわけもなく、

 

「これが、インフレか!!!」

 

と嘆くしかありません。

 

もうひとつの話。

 

自分が行ったアメリカの大学の学費を、ふと先日調べてみたんです。

(Middle Tennessee State Universityという大学です。)

 

私の記憶では、年間100万ちょっとだったんです。

しかし調べてみると・・・あ・・・あれ???

 

$27,942・・・???

300万円・・・てこと・・・?

 

・・・たかっっ・・・!!!

 

私が通っていたのは、かれこれ20年以上前、正確には22年前です。

22年で・・・約3倍ってこと???

いや、もしかして私の記憶が間違っているのか・・・?

いや、そんなことはないはず。

 

パーソナル・コンサルティングでも出させていただいている、キャッシュフロー表という一生の家計シミュレーションは、

ファイナンシャルプランナーが学ぶ計算方法です。

 

キャッシュフロー表は、収入も支出もシビアめに作ります。

甘く作ってしまったらキャッシュフロー表の意味を成さなくなってしまうからです。

収入は少なめに、支出は多めに、でもそれぞれ、現実的なところで算出します。

 

その支出の行には、インフレを考慮します。

教育費も、生活費も、貨幣価値に影響を受けうる項目にはすべて、毎年1%のインフレが考慮されています。

 

いま100万円のものを20年後に買おうと思ったら、

120万円必要だということです。

 

つまりどういうことかというと、

いま国立大学を卒業するまでには平均300万円程度かかると言われていますが、

そのために300万円をいまから銀行に置いておいても、

20年後には360万円必要だと知って、

 

「えっっ?300万円じゃなかったの???」

 

となる、ってことです。

 

じゃあどうしたらいいのかと言うと、

いちばんは、インフレ率以上の利回りで運用すること、なんでしょうね。

 

次に、インフレを考慮した金額を貯金しておくこと?かな~?

 

どれだけ焦っても頑張っても、インフレするときはするのでどうしようもないんですが、

せめて知っているだけでも、大きな違いがあるとは思います。

 

あ、ちなみにですが、年金の支給額も、

『インフレ&デフレで調整します』

と政府は言っていますが、

デフレで減額をしても、インフレで増額はしない、という感じです。

 

「インフレなんかしてないじゃ~ん?でもデフレはしてるよね?」

 

と下げたことはあっても上げたことはありませんww

ひーどーいー

 

もうじゃあ、それぞれ自分で備えるしか、ないんですよね。

 

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