『ワーキングマザー3.0』メールマガジンvol 13. /2018年12月11日号

 

11月18日(日)より、隔週日曜日の記事を会員限定にさせていただいていますが、いかがでしょうか。

通常の記事にPWをかけているだけですが、お読みいただけていますでしょうか。

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『ワーキングマザー3.0』の商標登録の件ですが、一応申請書の受理はされたようで、申請内容の電子化にかかる手数料(1,900円)の納付書が来ました。

(細かいことは割愛します)

登録できるかどうかはまだわかりませんが、手続きが進んでいるということは確認できて、一旦安心しています。

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さて今日はですね、たまにブログやらでも目にすることがあります、

自動売買システムについて、書いてみたいと思います。

 

FXなり、日経225なり、コンピュータの自動売買で資産を運用する、という手もあるのです。

だがしかし、その『からくり』を、ちゃんとわかっているのかしら、とちょっと不安になる方もいて、

今回書いてみようと思った次第です。

 

『コンピュータで自動で』『AIで自動で』

と言われるだけで、なんか人より優れていてミスをしない、と無条件に思っている人、いるんじゃないか?と思いました。

なのでできるだけわかりやすい説明を試みてみます。

 

まずは手数料ですが、当然、自動売買システムの使用料がかかります。

FXの場合だと、自分でポチポチ取引するのと比べて、大体ですが、手数料は10です。

まぁでも、手数料以上に儲けが出ればいいわけなんですが、

じゃあ一体、何がどう自動なのか、という話です。

 

FXにしても、日経225にしても、要するに、

安く買って、高く売る、その差額が、利益です。

いつ安くなって、いつ高くなるのか、それがわかったらその人は億万長者になっているわけで、

真の意味で値段の上下を予想できる人はいません。

そして同時に、完全に予想できるコンピュータも、実はありません。

 

じゃあ、何がどう自動なんでしょうか???

投資信託のインデックス型も、要はコンピュータが自動でやっているわけですが、それはちょっと訳が違います。

投資信託のインデックス型は、相場を予想しようとはしていません。

相場の結果を追随する形で売買しているだけですので、

あまり種も仕掛けもありません。

 

『自動売買システム』は、相場を予想しようと試みています。

需要と供給で、値段が決まる金融商品は、たくさんあります。

各国の株価も、債券価格も、金やプラチナも、小麦も、石油も、

需要と供給の微妙なバランスで変動します。

そして中に、金融商品の金額同士が、影響し合うものというのが、少なからずあります。

 

例えば、本当に例えばですが、

アメリカの平均株価が下がった次の日には、日本の株価が上がるとか、

金の価格が下がると、プラチナの値段が上がるとか。

(これはあくまでたとえです)

その、金融相場の関連性を統計学上見つけて、それに沿って取引をする手法を、

『システムトレード』と言います。

これは聞いたことある方も多いと思います。

 

『システムトレード』の手法は、同じFXでも、

発見された関連性の数だけいろんな種類があります。

また例ですが、

アメリカの平均株価と、USD/JPYペアの関連性とか、

石油の値段と、AUD/JPYペアの関連性とか、

日本の平均株価と、USD/JPYペアの関連性とか、

金の価格と、・・・

と、関連性がある組み合わせの数だけ、いろんな種類の『システム』が存在します。

よく言うのが、

『エクセルだけでできるシステムトレード』

というものです。

 

エクセルに、前日のアメリカの平均株価を入力すると、

計算式やマクロが、次の日の取引の指示を吐き出してくれる、というものです。

システムトレードは、人の感情に左右されない分、最終的に勝つ可能性が高い、と言われています。

しかし金融相場の面白いところは、

どの『システム』も、万能ではない、というところです。

Aという『システム』は、上がり相場のときには当たるけど、

下がっている局面ではハズれるとか、

Bという『システム』は、波のない相場のときには当たるけど、

乱高下が始まったら全然ダメとか、

そんな傾向があるわけですね。

 

だからいつも勝とうと思うと、複数の『システム』を、最適なタイミングで採用しないといけないわけです。

もうそうなってくると、いつ、どの『システム』がいちばん強いのか、

それを判別する『システム』が必要になってきます。

 

人の頭でやろうとすると、

ア゛ーッッッ!となるやつです。

 

これが、自動売買『システム』のからくりです。

何と関連させた『システム』を、

何種類、

どんな条件で、いつ、

どの『システム』を使うか、

それをプログラムしたものが、自動売買『システム』です。

 

その仕組み、中身こそが売り物なので、細かいところは公開されません。

仕組みは教えられませんが、お金を預けてくれたらきっと儲けてみせます!

あ、でも、もしもの時の責任は取りませんので・・・

というものです。

ここまで聞いてみてどうですか?

私は、

だったら自分でやったほうが安心かな、と思いました。

でも、元手が1千万円あったら、そのうち100万円くらいなら、

実験でやってみても面白いかな、と思いました。

私のやっている、私が教えさせていただいている手法は、

基本的にはお金を1円も減らさずに増やすスタイルです。

しかし自動売買システムは基本的には、損もガンガン出していって、年間で見た時に総合的に儲けを出すスタイルです。

 

『自動売買システム』が得なのか、損なのか、と聞かれたら、正直

わかりません。

 

各々の関連性に基づいた『システム』、

そしてどの『システム』を、いつ最適とするか、それを判断する『システム』。

それぞれを見つけ、統計的に分析して、有用だとするのは結局は、

人です。

 

コンピュータは、それを計算、実行しているに過ぎません。

分析や統計は、結局は分析する人の仮定次第、である部分が大きいと思います。

その人の頭脳と理論を、どこまで信用するのか、それ次第だと思います。

ただ、どんな手法であれ、感情を挟まずに事務的に取引したほうが良い、というのは理解できます。

もし自動売買をご検討の方がいましたら、

そこまで理解した上で、納得してから参戦していただきたいと思っています。

何事もですが、理解できないものに、大切なお金を賭けてはいけません。

大体の場合、普通の人が理解できないものは、あまりお得ではないと思ったほうが間違いがないと、私は思います。

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お金の小難しい話が終わりまして、

後半の話をどうしようかな、と思っていたんですが、

ちょっとシリーズものにしようかと思っています。

題して、

『みゆきのヨロヨロ独立日記』

サラリーマンを辞めて、独立して8ヶ月が過ぎようとしています。

お陰様で、本当にみなさんのお陰で、なんとか収入も追いついてきました。

サラリーマン時代の収入にはまだ届いてはいませんが、とはいえ毎月の収支がマイナスになることはなくなってきました。

 

しかし私の野望には、まだまだ先がありまして、

それをみなさんと共有したいという思いもあり、

ここまでの私の足跡を振り返りながら、ブログには書けなかったことも含めて、ここでまとめてみたいと思いました。

その間読んだ本、行ったセミナーの話なんかも、書いていきたいと思っています。

ではでは、

『みゆきのヨロヨロ独立日記①』でございます。。

何度も書いていますが、

前職は、外資系広告代理店の営業をしていました。

勤続約10年でした。

ひと口に広告代理店と言っても、お客さんによって仕事は様々です。

社内には、いろんなお客さんを担当するチームがありました。

私が退社する直前の約5年ほどは、ずっと同じお客さんを担当していました。

 

具体的な社名はワークショップなどでは言っていますが、

世界に名だたる外資系超大手ITサービス会社です。

もうね、お得意さん中のお得意さんです。

IT会社はやはりですね、お金持ちなんですね~

消費財を売る会社より、断然お金持ちなんですね~

マーケティング予算が、ほかの会社さんと比較しても、割と簡単に数百万、数千万と出てきます。

それもあってか、わりとぬくぬくと、仕事をさせていただいていました。

 

もちろん、厳しい局面もありましたが、先方も紳士淑女の会社さんで、おかしな人もおらず、長年やっていれば慣れもあり、自由が効く面もありました。

先方のマーケティング担当者の方々も、ワーキングマザーが多かったため、変な時間からのミーティングもありませんでした。

 

残業はしないという前提でしたが、フルの年収をいただいていました。

なので条件的には、わりと恵まれたワーキングマザー生活の滑り出しでした。

2014年9月、長男がまる1歳で、育休から復帰しました。

産休前とは、上司が変わっていました。

日本人だけど中身はアメリカ人の、帰国子女の男性でした。

上司は良い人だし、条件的には恵まれていたのに、私の心は晴れませんでした。

 

長男もまだ1歳かそこらでたまにお熱で早退して、

長男にご飯を食べさせながらパソコンを開いて仕事もしていましたし、

忙しいのに、目の前の仕事をどんどんこなしているのに、

なんだか実感がないというか、

掴もうと思っても手の中をスルスル『実感』がすり抜けていく感覚というか、

私、何やってんだろー・・・

といつも思っていました。

いま思うと心の中は、この記事で書いた感じだったのだと思います。

復帰して半年ほど経った2015年4月ごろ、それに我慢ならなくて、思い切って転職活動を始めました。

もともとワーキングマザーという前提で仕事を探し、先方もそれを受け入れてくれる、という状態なら、このモヤモヤがもしや晴れるのでは、と思いました。

ふたり目も考えていましたが、理想は3歳、4歳差。

それならいまか?と思い、転職エージェントにいくつか話を聞きました。

 

転職エージェントと言っても、得意分野が違うようですね。

私は外資系のマーケティング部門狙い撃ちだったのですが、『エンジャパン』がいちばん、私には合っていました。

外資系のエージェント(Michael Page、Robert Waltersなど)もいくつか登録したのですが、数だけは来ますが、私には合わないものばかりでした。

その中でひとつ、外資系のホテル(ラグジュアリー系)のマーケティング部門でのポストで書類審査に通り、面接の日程を調整していました。

 

その時、そうそう、忘れていましたがたまたま、鍼灸院でのダイエット、みたいなのに、同僚から紹介されて行っていたんです。

要は断食なんですが、断食の苦痛を針で和らげながら・・・みたいな。

そこで、

「念のためですが、妊娠していませんよね?」

と聞かれました。

その時は、「はい、していません」と言ったのですが、

帰ってからやっぱり念のため、と思って、検査薬をやってみたんですね。

そしたらなんと陽性!!!

2015年6月1日のことでした。

その後すぐに婦人科へ行き確認して、夫にLINEして、

転職はそこで断念して、第2子妊婦生活になりました。

 

ちなみに、先方の外資系ホテルさんは、

「転職してすぐに産休でもいいですよ~」と言ってくれていました。

しかし当然、勤続年数が足りないので産休はなし、などのデメリットもあり、断念しました。

もうひとつちなみに、

妊娠も超初期だったので、針は打ちませんでしたが断食はしました。

3kgほど落としたんですが、当然ですがそんなもんは妊娠中でなかったことになりましたwww

 

最初から書こうと思うと全然進みませんね。

次回、『みゆきのヨロヨロ独立日記②』に続きます。

尻切れトンボですが、今日はこの辺で。

寒くなってまいりましたので、みなさん体調崩さないように、温かくして、たくさん寝ましょう!

 

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