さて遂に、念願だった『Gender-Neutral』の子供服販売をこちらで先行販売させていただきます。
販売サイトはこちら:Neutral ニュートラル
限られたサイズ、限られた枚数しか仕入れておらずすみません。
もしよろしければお買い求めいただけたら幸いです。
明日(9日)朝8:30までに在庫が残っていれば、一般の方へも公開させていただく予定です。
まだまだ本当に始めたばかりで最初に仕入れた少数が売れてしまえば何も売るものがないという感じなんですがwww
なんせひとりでやっているので、仕入れたい服を探すところからなので、時間がかかります~
でも楽しいです。
自分が息子たちに着せたいと思う服を物色して、それを仕入れることができそうかどうか、ほかの人も欲しいと思うのかを吟味して(ここはサポーターの力を借ります)、
あとはですね、もうね、お金の話だけです。
原価があり、送料があり、関税があり、そのほか資材費があり、それで売値が決まります。
自分ならいくらで買いたいかな。
いくらで売ればマイナスにならないかな。
このせめぎ合い、以上です。思っていたよりも、いや、思っていた通り、単純でした。
こういう風に『物』があるとわかりやすいのですが、
『入ってくるお金』って大抵の場合、結局は『差額=GAP』が問題なんです。
お給料にしても、実は同じことなんです。
『お給料』と言うと、私もそうだったんですが、
雇用されている人が、雇用主や会社に対してもたらす『利益』に対して支払われる対価、という考え方が主流だと思います。
それももちろん正しいのですが、こんな考え方もできます。
あなたが会社に行くためには、『コスト』がかかります。
働くためにはご飯も食べなきゃいけないし、裸で仕事はできないので洋服も必要です。
交通費ももちろんですが、あなたが仕事へ行くために払う労力も、『コスト』です。
歩くこと、化粧をすること・・・
そしてもちろん、働いている間も『コスト(労力)』がかかります。
『仕事をすること』が『コスト(労力)』のメインです。
仕事をするための英気を養うことですら『コスト』です。
ロボットではないので、睡眠や食事、あとは仕事だけ、では人間は仕事はできません。
病気になったら治療することも『コスト』のひとつです。
これはいわゆる『労働力の再生産』というやつです。
それに対して会社や雇用主から支払われる『代金』がお給料、でもあるのです。
あなたの時間の『売値』があり、『買値』があり、コストがあり、本来その差額が『利益』になります。
自分の時間をいくらとするのか、したいのか。
自分の時間を会社がいくらで買ってくれるのか。
それがお給料が決まる仕組み、でもあるのだと思います。
例えお給料が少ないとしても、払っている『コスト』が少なければ納得いきます。
片手間でできる仕事、ラクで楽しい仕事・・・などでしょうか。
会社員の場合、基本的には『実コスト』がかからない仕事です。
交通費は大抵の場合会社が負担してくれるし、厳密に仕事用の服、化粧品、備品などがある場合にはコストにできます。
ある程度の規模の企業になると、社員が仕事中の飲む水が無料だったり、社食があって安い料金(または無料)で食べられたりするわけです。
それは『コスト(必要経費)』を会社が持ってくれている状態ですね。
それを『社畜』と揶揄する人がいるんですが、私は全く違うと思うんですよね。
私自身はご存知の通り独立したわけですが、それは『合理性』とはまた別のところにある、人生の一大テーマである『自由』を実現したいがためのことであります。
しかしやってみれば見るほど、会社や会社員という制度の『合理性』に出会います。
独立するための資金を貯めるためにも、会社員という立場を活用しました。
それがいちばん効率的でした。
会社員はある意味『自由度』があるので、独立準備を進めるには最適だと言われていますし、
いまのこの社会で生きていく上では、すべてにおいて『合理的』だと思います。
なのでやはり、特に何か理由がない限り、会社員は総合点が高いと感じます。
私は常に『差額=GAP』を考え、せこせことひとり、寒くて暗い穴倉のような(笑)自宅オフィス(気に入っています!)で地味に働いております。
そんな私の、
『みゆきのヨロヨロ独立日記③』でございます。
前回は、中国帰りのオジサンのお話まででした。
その彼は、結局私が退社するころには、なんとその会社の社員になっていました。
理由を聞いたら、自分で税金とかやることに疲れたから、とのことでした。
それを聞いたころには私はもう、何をどうしたいのか決めていたわけですが。
私が会社を辞めて何をするのか、それを考えていたころに話を戻しますね。
妊娠中で時間はあったので、とにかく本を読み漁りました。
そして、会社を辞めると考えると、
「こりゃ、お金貯めなきゃ」
とも思いました。
最初に夫に会社を辞めることに関して話したときは、聞いてもくれませんでした。
彼の収入だけで食べていくことはできるにしても、でもいきなりダブル・インカムからシングル・インカムになるわけにもいかないし、
彼としては面食らったということもあったと思います。
なのでまずは、私の怒涛の貯金&投資生活が始まりました。
FXを見よう見まねでやってみて、「これはイケル」と思いグングン増やしました。
同時に、もっとFXに突っ込みたくて、お金を使うことが惜しくなりました。
毎月の給料から10万、20万と追加していきました。
たまに油断や慢心からしばし塩漬けにはなるものの、お金は順調に増えていきました。
並行して、ずっと、ずーっと、ずーーーっと考えていました。
私は、何がしたいんだろう。
私には、何ができるんだろう。
特に寝かしつけのとき、隣で子供が寝るのを待ちながら、暗闇の中で目を見開いて、頭から煙が出そうなほどに考えていました。
私の好きなことはなんだろう・・・
ワイン
本
チョコレート
りんご
・
・
・
こんくらいだな、本当に好きなものは。
り、りんご農家か?
りんごを仕入れてきて売るか?
そんなところから考えました。
いま思うと、いま私がさせていただいている仕事は、天職だと思っています。
時間のないワーキングマザーの方々の、お金回りのサポート。
こんなにも、私の能力、需要、情熱が兼ね備わったものはないと思います。
だがしかし、だがしかし、
それを何もないところから考えること、そこに狙いを定めること、
それはとても、とても難しく、時間のかかる作業でした。
「私なんかが『相談受けますよ』と言ったところで、
誰が相談なんてしてくれるのか?」
夫にも同じことを言われたし、自分でもそう思い、それで悩むこと数ヶ月。
でも独立への思いは強くなるばかりでした。
並行して進めていた貯金は順調で、ふと計算してみると
「あれ?チョー増えてんじゃん」
という状況に、ますます独立が近く感じられました。
次男出産のための入院セットには、この本↓が入っていました。
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帝王切開だったので産後1.5日ほど寝たきりだったため、入院中に読み終えました。
助産師さんからは
「さすが経産婦、私もその本、気になってたのよね」
なんて言われながら、起き上がれるようになってからも次男が寝ている隙に読み、
授乳中はFX取引でかなりの利益を上げました。
そのころにはブログも始めていました。
当時は、独立とブログは別の物でした。
私が夫や本から学んだお金の知識などを書いてみたいと思い、始めました。
これも次男が寝ている隙に記事を書き溜め、ありがたいことに割とすぐに、それなりの数の方に読んでいただけるようになりました。
だんだんとコメントなどもいただくようになり、ブログはブログ単体で、私のライフワークになりそうな気がしていました。
自分から直に不特定多数の人たちへ何かを発信できるって、とてもエキサイティングなことです。
産休・育休中には、答えは出ませんでした。
1年ちょっと休んだ会社に対して、違う思いが生まれるかもしれないという気持ちもありながら、復帰しました。
産休前とは違う上司でしたが、同じ部署、同じチームへ復帰することができました。
もう慣れたお客さんで、そのお客さんを担当する営業の中では、もう私が最古株でした。
その新しい上司は、女性でした。
そして、高校生の息子さんがいるワーママでした。
ワーママで、広告代理店の営業として、『バリバリ』働き、出世して、当時の私の会社に転職してきて(外資系は転職し続けるのです)、すぐに役員になりました。
強引なところもあるので社内で風当たりも強かったですが、私はその潔さが好きでした。
強くて、賢い女性でした。
上司のほうも、それなりに気に入ってくれていたと思います。
期待されていることがわかりました。
自分がやったように、『バリバリ』やって欲しいのだろうな、とも思いました。
平日夜にベビーシッターを頼めば、もう少し仕事ができるよ、とか、
旦那さんにもっと任せられないのか、とか。
やんわりでしたが、そんな打診もありました。
当時から私は、仕事は『ガリガリ』したいと思っていました。
仕事は大好きですし、子育てより仕事のほうが向いていると思います。
でもかと言って、平日18:30~の時間は、私はフルに子育てに充てたいと思いました。
ほかのワーママさんがどうしようがどうも思いません。
それはその人それぞれの決めることだし、どっちでもいいと思います。
でも私は、自分でやってみたい範囲がありましたし、いまもあります。
だからそこは、すっぱりキッパリ伝えました。
さばさばした女性を絵にかいたような上司だったので、
キッパリ言えば、
「あ、そっか。わかった」
以上、とスムーズでした。
広告代理店の営業としてそれなりに忙しく働きながら、でもやっぱりまだまだ私は、
私は何がしたいんだろう。私に何ができるんだろう。
その答えを探して、考え続けていました。
と、今日はこの辺にします。
2019年も、やりたいこと、やるべきことを、ひとつずつ着実に進めていく所存です。
至らないところあると思いますので、都度ご指導ご鞭撻をいただけますと、とても助かります。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
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