【ヨロヨロ独立日記②】独立が現実味を持ってきたきっかけと、いろんな偶然

 

でもやっぱり気になる、お金のこと。

子供もいるし、毎月決まったそれなりのお給料が入ることは、

やっぱりすごく大事。

うーん・・・でも、やっぱり毎日胸の中がモヤモヤして仕方がありませんでした。

 

次男妊娠で妊婦になり、

ひとまず産休~育休までは今の仕事をちゃんとやらねばと。

そのころチーム内で担当替えがあり、

『東洋経済オンライン』というメディアの記事広告を売るようになりました。

オンラインメディアの担当者は別にいて、

私は営業なので専門的なことは先任者に任せるのですが、

とはいえ営業もある程度のことは知らないといけないので、

デスクでランチを食べながら、

東洋経済オンラインを見ていました。

どんな記事があって、どんな人が読んでるのかな~と。

仕事のために見ていたのですが、

途中から普通に自分の興味関心のために読むことになりました。

そんな風に読み始めた東洋経済で、

この本の記事に出会い、本を読み始めたことが、

今思うと『独立』について具体的に考え始めたきっかけでした。

この午堂登紀雄氏は、

不動産投資で財を成し、

会社を興したり、妻と他のビジネスを始めたりしていて、

本もたくさん出されている『起業家』です。

起業家はおそらくたくさんいますが、

彼は文章がとても分かりやすく、彼の本は全て読みました。

彼の本を皮切りに、起業とかお金とか、ビジネスとかの本を

とにかく読み漁りました。

その分野の本はおそらく、もう知らない本はないであろうくらい読みました。

2015年12月に私が読んだ本は21冊。

ほぼ1日1冊ペースで読んでいました。

それらの本でおそらく私は、

開眼させられたのだと思います。

なんというか…

それまではただ、

『私には特殊技能もなければすごいアイディアもない。』

と思っていたのですが、

『特殊技能もすごいアイディアもなくても、

それでもできることはたくさんある。』

それらの本が、そう思わせてくれたのだと思います。

私のような一般市民が聞いたこともないようなビジネスで

生活をしている人もいれば、

財を成している人すらいるのだと。

だから脱サラして生活を成立させるためには、

別にそこまで大きなことをする必要も、有名企業を作る必要もないのだと。

それならもしかして私にも、できるんじゃない?

そう思わせてくれた本との出会いでした。

本当に世の中にはいろんなことをしている人がいて、

見たことも聞いたこともないようなお店やビジネスで生活している人が、

無数にいるのだと知ることで、

私にできるかな。

から↓へ変化していきました。

何をしようかな。

そしてそのころ、このブログを書き始めました。

私が本やいろんなところから知った、

『世の中の仕組み』や『お金のこと』

知らない人も多いんじゃない?と思って書き始めたブログは、

割とすぐにある程度の読者さんに読んでいただけることになりました。

ありがたい限りです。

そして次男を出産し、

ひとまず赤ちゃんをと思い、

育休はのんびり過ごしました。

次男は早生まれだったので1歳入園になり、

育休も1年以上とりました。

2017年4月に仕事に復帰

また上司が変わっていて、

新しい顔も増えていました。

その時新しく知り合った、たまたま隣の席だった同僚の女性。

他部署から異動してきた人でしたが仲良くなり、

よく雑談していました。

 

「ねえ、誕生日教えて?」

「え?なんで?」

「私ね、天中殺っていうのにハマっててさ、見てあげるから。」

「なにそれ!」

「ま、占いみたいなもん?」

 

 

啓示というのか、天の思し召しとか、巡りあわせとか、縁とか、

そんなもんが私のこのモヤモヤを晴らしてくれんかね!

毎日常にそう思っていた私はその問いかけに飛びつきました。

 

「あ、わたべさんはね~、

子丑天中殺だから、2020年と2021年は新しいことしちゃダメな年だよ。」

ま、ま、まじでー・・・!?

脱サラという人生の一大事を考えていた私は、

こんなものにも敏感でした。

2020年が悪い年なら、

2020年までにある程度固めておきたい。

ということは、2019年を丸々使いたい。

じゃあ2018年には会社辞めよう。

たったそれだけのことで、

翌年には辞めようと決めていました。

全然論理的ではありませんでしたが、もうとにもかくにも、

『私の居場所はここじゃない!』の

モヤモヤがひどかったんです(苦笑)

 

 

そして真向かいの席に、新しい人が座りました。

外資の広告代理店は大体中途採用なので、

この時オジチャンが座った時にも、

『またどこかの外資エージェンシーからの転職だろうな』と思っていたのですが、

彼はちょっと違いました。

 

彼は社員ではなく、社長直属のフリーランスでした。

新規ビジネスをとるために契約をしているということでした。

フリーランスだったので私も興味津々で、

またいろいろと雑談をするようになりました。

(仕事もちゃんとしていましたよ…)

 

「あのね僕ね、すごい誕生日なんですよ。

いつだと思います?」

 

何の話からか彼が自分の誕生日のことを話し始めた時、

なぜか私には予感がありました。

 

「いつですか?」

 

「あのね、クリスマス・イブ。すごいでしょ?」

 

「実はですね、私もクリスマス・イブ生まれです」

 

「うそだぁ~?うそでしょ?」

 

「本当です」

 

「ホントに?!」

 

「ホントに」

 

「すごいね~、この偶然。運命?

石原さとみ以外で初めてですよ、同じ誕生日の人。」

 

「すごいです」

同じクリスマス・イブ生まれのフリーランス。

私の勝手な思い込みですが、

もう、

独立しなさい。

そう言われているような気がして、

決して論理的ないきさつではありませんでしたが、

ここで心が固まりました。

 

しかしまだここでは、

いちばん大事なことはまだ決まっていませんでした。

独立して何をするのか。

うーん・・・テーマが大きすぎる・・・

 

 

と、今日はこれくらいにしますが、

また不定期で書きますので、また読んでいただけたら嬉しく思います。

ではでは。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

ひとりでできることには限りがある。