おはようございます。みゆきです。
11歳と8歳の息子ふたりを育てています。
昨年末、47歳になりました。
あ~、大人。
このブログを書き始めたのは次男妊娠中の38歳の時なので、
もうすぐ10年か。
いや~・・・若かった。
私、若かった。
もうすっかり四十路道にも慣れ親しみまして、
あと数年で五十路ですもの。
体もすっかり弱くなって、
もうよわよわよ。
すぐ風邪引くし、すぐなんか重症化するし、
もうダメね~
命が削れて削れて。
もうね、息子たちを見ると、
危なっかしいけど、やっぱり若さが躍動していて、
実に頼もしい。
もう主役は彼らよね、って感じ。
経験値しかない、体力もない私なんて、
脇役として住まわせてもらってるだけでいいんです。
隅の方で静かに趣味に勤しみますから。
いやね、仕事でね、
たまに『世の中』に触れましてね、
『こういう年代、あったよね~っっ!!!』
と、四十路&五十路の仕事仲間とひとしきり悶絶したんですよ。
なんていうかさ、
『社会の主役・30代』
という年代特有の、
尖ったナイフのような感じ。
20代・30代、それぞれの年代で
それぞれの尖り方、あるじゃん???
30代特有の、
『油乗ってますけど?
社会のルールもしきたりも、
ひととおり経験しましたし。
理屈で説明できる正しさが、
何にも勝るじゃないですか?
説明できないことなんて、
世の中ほぼないですよね?』
という余裕のない感じ。
遊びが無い感じ。
理屈は通るんだけど、
『取り付く島』というものが
ない感じ。
『取り付く島』の意味が、
まだよくわからない感じ。
あ~・・・!!!
四十路・五十路の数名で、
昔の自分を思い出させられて、
それぞれがしばし悶絶。
あの時の自分、
はっず~っっ
なんでもかんでもわかった気になっていて、
本当にすみませんでしたっっ
世の中に向けて謝りたい。
すみませんでした~っっ!!!
40にして惑わず。
この意味は、そういうことなんじゃないかな。
40歳くらいでやっと、やっとやっと、
世の中『わかる』なんて無理無理、
ってことがわかり始めた気がします。
自分はきっと死ぬまで無知で、
人なんて最後までとにかく人それぞれで、
100%なことなんて世の中滅多になくて、
と、いろいろわかるころにはもう、
体力も落ちて、
記憶力も落ちて、
『自分がミスしたのかもしれない』
という前提で話したほうが安全だということが
腑に落ちるようになる。
覚えていたはずのこともすっかり忘れちゃうし、
手に3つ以上の物を持ってるとすぐ落とすし、
テレビに出ている若者はみんな同じ顔に見えるし、
若い時にちょっと小馬鹿にしていた中年、
そのものになっている私。
でも、その中年本人は、
結構楽しく快適に生きているのだということも、
考えたこともなかった。
若い時にはとげとげに尖り、
『私って正しいですよね!?』
と大きな声で怒鳴りながら、
道の真ん中を肩で風切ってカツカツと歩いていたけど、
その道はそれこそ、中年以降の方々が脇を固めてくれていたから、
私が闊歩できる道だったのに、
そんなことを知りもせず・・・
その時に温かく見守ってくれた中年の方々、
ほんとうにどうもすみませんでした。
お世話になりました。
いまは私たちが、精いっぱい脇を固める所存でございます。
はぁ~・・・でも恥ずかしいので、
個々のエピソードには触れない感じで、
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。