昇進や昇給に消極的でいて、良いことがあるのか考えてみた。

B!

 

こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

 

私の周りには実際、会社の昇進に消極的な女性が何人もいます。

 

昇進すると、責任と負担が増えるから嫌

毎年の人事評価がしたくないから、正社員じゃなくて派遣でいい

子育てに支障が出るのが嫌

 

実は私自身も、そう感じていた時期がありました。

当時の私と、彼女たちの気持ちが同じかどうかは不明ですが、

とりあえず当時の私の気持ちとして考えてみました。

 

数年前、いや10年くらい前かな?

当時私は派遣社員で働いていて、

特に正社員になりたいとも、正社員になる必要性も感じていませんでした。

会社の人たちともうまくやっていたし、

時給は上がらなかったけどひとり暮らしできるくらいの収入はありました。

 

強いて言えば、会社内でたまにある、

『正社員、契約社員だけが対象の制度』などの話のときに

若干の居心地の悪さを感じていた程度でしょうか。

有給休暇の話とか、給料の話とか。

そして今、当時と同じ職種で正社員で働いてみて思うのは、

昇進や昇給には積極的でいるほうが、絶対得!


photo by Marcel Sigg

 

正直当時の私は、昇進や昇給に消極的でいることで、

【奥ゆかしい大和撫子】を表現していた節があります。

おそらく母や社会から教え込まれた、

【黙ってやるべきことをやるのが美徳】

という感じ。

 

当時の私に聞けば、

「そんなつもりはない。ただ面倒なことが嫌なだけ。」

と答えると思いますが、

失敗するかもしれない挑戦にガツガツ挑戦すること
自分の長所や成果を自己申告すること


そういうことに抵抗がある、それだけだったような気がします。

 

しかしよく考えてみると、いやよく考えなくても、

今も昔も、

何の主張もせず不満も言わない奥ゆかしい人は、

真っ先に損をするところへ追いやられるんですよね。

 

そしてもうひとつ大事なことが、

人間にとって、人から評価されることは何よりも大事だということ。

SNSがこんなに流行っているのも、不特定多数の人に自分を良く見せたいからです。

どんなに儲かる会社でも、社会で評判の悪い業界(アダルト系など)で働きたいと思わないのも

同じ理由です。

 

何十万もする一流ブランドのバッグを持ち歩くのも、そうです。

昇進や昇給は、最もわかりやすい社会的評価のひとつです。

そこで公式に評価されれば、自己肯定感のアップはハンパない!

それはつまり、悪い評価をされたときの挫折感も大きさでもあるんですが。

 

子育てを理由に、昇進に消極的になる人もたくさんいます。

時間的制約がある中で仕事をするのは大変です。

それが責任や負担が増えると思うと、尻込みする気持ちはわかります。

でも良く考えてみてください。

たとえ昇進しなくても、子育てしながら仕事をしている時点で、

既に結構大変じゃありません?

それなら昇進して、あとちょっとだけ大変になるほうが、メリットは大きいです。

そして大抵の場合、取締役や本部長クラスに昇進しない限り、

実質の責任や負担は、大して増えないと私は思います。

ましてやいったん昇進してしまえば、

昇進が取り消されたり、クビになったりすることは、今の日本では滅多にありません。

 

つまり、昇進しちゃえばこっちのもん。

 

ということで今日の結論、

サラリーマンでいる限り、まともな会社の正社員で

昇進、昇給には積極的でいるほうが、絶対お得!

 

『いやいや、仕事だけが人生じゃない。

昇進なんてしなくていいから楽がしたい。』

と思ったあなた。

 

楽な道は大抵の場合、損をする道です。

コレ、ホント。

 


ワーキングマザー

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