「私たちの時代には、電子レンジなんてなかったのよ」「50年前は洗濯機もなくて全部手で洗ってたのよ」
家電の発達は、
家事の負担を軽減しているとばかり思っていたんですが、
とんだ誤解だったようです。
家電の発達は、
人々が求める水準を引き上げるだけで、
家事の負担は変わっていない、
女性が家事にかける時間と労力は変わっていない、
という研究調査があったようです。
photo by tom_allen
洗濯機の無かった時代、
人々は毎日きれいな服なんて着ていませんでした。
何日も同じ服を着て、泥や埃、垢ですっかり汚れて初めて、
水で洗っていたんです。
冷蔵庫やガスコンロの無かった時代、
食事は白米とお味噌汁や、味噌だけでした。
炊飯器の無かった時代、
人々は毎食暖かいご飯なんて食べていませんでした。
電子レンジの無かった時代には、
冷たいままのおかずを食べていました。
ルンバの無かった時代には、
働くママは少々の埃は我慢して掃除機は週末だけかけていました。
衣食住に関しては特に、
もっと清潔に、もっとおいしく、もっと快適に、と思うと、
際限はありませんよね、確かに。
そして子供が絡むとまた、
子供のためにできること、子供のためにしてあげたいこと、
子供のためにすべきことも、
際限がありません。
そうやってどんどん、自分で自分の首を絞めているのかもしれません。
やっぱりやっぱり、
要は【加減】と【下限】なんじゃないか。
時には子供をいたわるように、
自分をいたわり、甘やかさないと、やってらんねー。
今日はルンバするの、やめました。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。