少ないボキャブラリーでママを叱った3歳児

B!

 

私の姉は、
『両親との関係に問題がある』と思っています。

 

実際の問題がどうかというより、
娘である彼女自身がそう認識していること、
そのことが問題だと思います。

 

彼女は小さいとき少し他の子と変わっていて、
外で友達と遊んだりせず、
家の中でひとりで絵を書いたり、工作したりしているのが好きだったそうです。

彼女自身はそれが、当時楽しいことであり、
したいことだったそうです。

 

しかし、ひとり目の子供の子育てにテンパッていた母は、
そんな彼女を無理やり外へ出し、
友達と遊ぶように【強制】したそうです。

母曰く、このままじゃ友達を作れない大人になってしまう、
と思ったそうです。

 

姉はひとりで家の周りをしばらくグルグル歩き、
そのまま家へ帰っていたそうです。

 

姉にしたら、友達と遊ぶ子が【多数】なだけであって、
彼女は少し他の子と違うだけで、
そのとき好きなこと、したいことをしたい、ただそれだけだった。

 

でも当時の自分は、そんなことを母親に説明する言葉を持っていなくて、
説明できなかった。
でも、母親にはそんな自分の心をわかって欲しかった。


photo by Alec Couros

 

子供は、微妙な心境を表現する言葉を持っていません。

うちの長男は3歳半。
文章はしゃべるけど、使う単語は限られています。
毎日すごい勢いで覚えているけど、
まだまだ感情を説明できるだけの言葉は持っていません。

そんな彼に、私が言わせてしまったこと・・・

 

「電話のバカ!」

 

ご飯を食べていた彼は、私とパパにいろいろと話しかけていました。

そして私も旦那もふたりとも、
見事にスマホに夢中になってしまっていたのです!!!

そんなときに3歳児が発した言葉が

「電話のバカ!」

(TДT)
やってしまった・・・
と思いました。

「ごめんね、もう電話見るのやめるね。」

と言ったら、ニコッと笑ってくれました。(´;ω;`)

 

日々忙しくて、いろんな用事を済ませることに、つい頭がいっぱいで、
いちばん大切なことがおろそかになってしまったようです。

 

保育園から戻った息子とは、
ちゃんと話さないと、ダメだよね。。

 

言葉を知らないだけで、
私と同じように、大人の私よりもずっと多くのことを感じている息子。

大きくなったなぁ・・・

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

ひとりでできることには限りがある。

 

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