おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
我が家の兄弟、大きくなってまいりました。
5歳と3歳。2歳4ヶ月差。
ふたりで話し、ふたりで遊ぶことも増えてきました。
年齢なのか、気質なのか、
長男は時間はかかっても、言われたことをしっかりと守り、
次男は怒られてもニヤニヤしてちっとも言うことを聞きません。
先日の記事で、スウェーデンでは子供を叩くことはおろか、大声で怒鳴ることも違法であると書きました。
私なんて、叩くことはしませんが、大きな声で怒鳴ることなんて毎日です。
「片付けなさーい!」
「パンツを履きなさい!」
「食べちゃいなさい!」
「前を見なさい!」
「走らない!」
「ジャンプしない!」
「靴下を履きなさい!」
「ネコいじめちゃダメ!」
「やめろー!!!」
怒鳴ることが違法であるスウェーデンの人は子供にどうやって物事を教えたり、
してはいけないことを教えたりしているのか、
と思ったらですね・・・
小さな声でなぜいけないかを説明し、
ほかに気をそらせ、
抱きしめる。
が定説らしいです。
な、なるほど・・・
例えばですが、たまに次男がソファからジャンプしたり、ドタドタと大きな足音をたてて走り回ったりします。
つい、
「ダメー!!!
ジャンプはダメー!!!
下の人がうるさいでしょー!!!」
とやってしまうのですが、
今日試しに、スウェーデン式にしてみました。
ソファからジャンプした次男に、
まずは
「ダメだよ」
と普通の声で言うと、
更にジャンプ・・・
そこで、
「次男クン、ちょっとこちらへ来てください」
と静かな声で呼び、
「次男クンがジャンプをすると、
下に住んでいる人が『うるさいな~』って思うよね。
もしかしたら、このおうち、住めなくなっちゃうかもしれない。
ママはこのおうちが好きなんだけど、次男クンは好き?」
「好き」
「じゃあ住めなくなったらいやだね。
ジャンプしないで欲しい。いいかな?」
と聞いたら、目を見て頷きました。
やるな、スウェーデン式・・・
時と場合によるかもしれませんが、でき得る限り、スウェーデン式で参ろうと思います。
しかし大きくなってきた長男は、
ダメな理由を説明されるのを嫌がることが増えてきました。
「もういい!言わない!しゃべるな!」
と言います。
説明しなくても本人がすべてわかっているであろうことはいいのですが、
そうでない場合にどうやって聞いてもらうのか。
思い起こせば、今でも覚えているんですが、確か私が8歳、9歳ころ。
母が、私の物の言い方や人に物を渡すときの作法について教えようとしていた時、
私は反抗して、母の話を聞こうとしませんでした。
返事もせず、目も合わせず。
しかし母は諦めず、廊下の階段の入り口で、かなりの時間、
母は私に座らせ、そこから動くことを許しませんでした。
わかるまで動いてはいけない、と。
人を嫌な気持ちにさせることは、とにかく悪いことだと。
きっと母は、これは絶対教えねば、と思い腹を括って粘ったのだと思います。
子育てってやはり根気ですねぇ・・・
しかし以前何かの本で読んだ(←忘れたww)この方法は、地味に効果があるので続けています。
例えば、次男が長男の頭をオモチャで叩いて、長男を泣かすことがあります。
もちろん、「叩いたらダメ!痛いでしょ」と次男を叱ります。
しかし同時に、やり返さなかった長男をたっぷり褒めます。
「えらい。すごい。かっこいい。」と。
できないことを叱ることは簡単。
でも、できたことを褒めるタイミングを気をつけて見つけましょう、という方法です。
オモチャの取り合いになりそうになった時、
奪わずに「かーしーてー」と言った次男に、
「えらい!とらなかったね!すごいじゃん!」
ソファから静かに降りれた次男に、
「ジャンプしなかったね!ありがとう!えらい!」
ケンカになっても叩かなかったら、
「叩かなかったじゃん!すごいじゃん!」
時間はかかりますが、この方法も効果を実感しています。
むしろ『怒鳴る』という方法では、根本的なところは伝わっていないんだろうな、と書いていて思いました。
なんとか、『怒鳴らない』を目標に、子供らに相対していきたいと思います。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。