おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

知ってました?

スウェーデンでは、子供を叩くのはもちろん、大声で叱る、怒鳴ることも違法です。

私もつい最近、Twitterで知りました。

 

私自身、自分でもびっくりしたんですが、

ふとした時に子供に手を挙げそうになる瞬間がありました。

それは例えばこんな時。

 

休日の朝7時。

「起きてー!」

と騒ぐ子供と、

 

「もう起きるのー?」

とグズグズする私。

 

すると子供が、なかなか起きない私に怒って、

思い切り私の頬を平手で叩いた時。

寝てるときに顔を、頬を平手で思い切り叩かれると、なかなか腹が立ちます。

 

反射的に叩き返しそうになりました。

しかし、

 

『人を叩いてはいけない』ということを、叩いて教えるって、支離滅裂。

 

なんとか堪え、静かに諭します。

自分でも、『我ながら頑張った』と思った瞬間でした。

 

冒頭に書いた、子供を叩くことはおろか、怒鳴ることさえ全面的に禁止された話を夫としたとき、意見が分かれました。

 

『意味なく叩かれて、怒鳴られて虐げられる子供がいる時点で、違法になっても仕方ない』

と思う私と、

 

『被害者になる子がいるのは許されることではないけど、だからって子供を叩くこと、怒鳴ることのすべてが【悪】ではないはずで、一律違法は行き過ぎ』

と思う夫。

 

こういう話って、いつも私たちは意見が分かれます。

ベビーシッター

小さい子供の死亡事故が起きてしまった遊具を撤去することに賛成の私と、

小学生たちがつまらなくなってしまうのでは、と思う夫。

 

女性専用車両でうら若い女学生たちを守るのは当然と思う私と、

おこぼれに与るオバサンや、それ以外の混雑した車両に乗る男性たちのことに目が向く夫。

 

大抵の場合私は、最も弱い、数少ない被害者に目が行き、

夫はそれ以外の大多数の強い人、弱くない人に目が行きます。

 

それを『価値観の違い』だと言う夫と、

『その視点がいつも弱者を弱者たらしめるのだ』と問題視する私。

 

しかしやっと、それを紐解いた文章に出会いました。

それは、

『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら 夫とのセックスが週3回になりました』

という秀逸なタイトルの連載に載っていました。

 

こちらの画像を見てみてください。

 

これがまさに、夫と私の違いだと思いました。

そして世の男性たちの多くは、夫と同じように感じるのではないか、とも思いました。

 

おそらくですが、

 

男たるもの泣いてはいかん。

弱い男は格好悪い。

被害者面すんな。

大したことないんじゃ。

 

そんな言葉にならないプレッシャーの中で育ってきたであろう男性たちにとっては、

たとえ嫌だと感じていても、たとえ傷ついていても、

自分がされたことを、

 

「大したことない」

 

と説き伏せることで、なんとか強いふりをして、体面を保っていたのではないか。

 

自分の傷を、自分で認めると、『弱いヤツ』だと思われて、搾取されてしまうんではないか、

そんな強迫観念のようなものを押し付けられてきたんじゃないかって。

 

逆に女性は、『弱くて守られるべき存在=弱くてもいい』と教わってきたので、

自分の中の傷を認めてあげることができる。

 

先の画像では、

自分の傷を『傷』として認めてあげるという経験が、

被害者へと目を向けさせる、と言っています。

 

夫たちのような『強くあるべき人』たちは、

『紛争地域で飢餓に苦しむ』くらい極限まで行かないと、『被害』であると認めてくれません。

私にもそういう時代はありました。

結婚前、男性並みに働くことで、見せかけの強者として振る舞っていた時代。

『被害者面』をする人に憤りを感じたり、少なくともその心を理解することはできませんでした。

 

しかし子供を産んで、辞めたくもない会社を辞めなきゃいけないかもしれない状態の保活や、

仕事と子育てと家事のすべてを『フルタイム』でやることを当然とされるワーママの苦しさを知り、

初めて『被害』を認める目を得ました。

 

その目を持たない人に、

私がいくら、女性であること、ワーママであることによる『被害』を訴えても、

 

「それくらいでなにそんなに騒いでんの?」

 

と返ってきます。

でもその視点は、少なくとも『私』という弱い立場の被害者を生み、苦しめます。

踏みつけられていると感じます。

それを見て、

 

「そんなの大したことないじゃん」

 

と言われると、

 

「なんでわかってくれないの?」

 

と途方に暮れていたんですが、やっとその理由がわかりました。

 

別に夫も、すべてにおいて強者の立場をとるわけではありません。

一例として夫の主張を取り上げただけです。

 

でも夫の【傷】も、一緒に

「痛いよね~、かわいそうに」

と認め、労わることで、彼の肩の力を抜いてあげたいとも思いましたし、

 

子供の【傷】も大人のものと同じ重さに扱うことで、

弱いものを守る心を、子供たちの中に培いたいと思いました。

 

話がいつも平行線な人がいる、その理由がわかって、少しスッキリしました。

こういう題材の記事を書くと、いつも長くなってしまいます。

 

最後に少し軽い話題を。

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