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おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
5歳と3歳の息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育て、仕事などについて書いています。
先日、古くからの友人の誕生日でした。
彼女に初めて会ったのはもう…18年前くらい…?
ひと回り年上の、女友達です。
お互いの誕生日プレゼントを贈り合い、年に2回ほど会って話す、
長い長い友人です。
独身で子供もいなく、カバンのデザイナーとして30年以上働いている彼女。
つまりもう、
物はあまり欲しいとも思わない。
だよねー…わかる。
でも何かしら、気の利いたものを送りたくて、毎年頭を悩ませます。
毎年恒例の、彼女が大好きなひまわりの花束と、
そして今年は、これにしました。
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これの、ディナーフォークとスプーンを2セット。
プレゼントは宅急便で送り、後日ランチで会いました。
プレゼントは気に入ってくれて安心。
「カトラリーって高くていい物なんて、なかなか自分では買わないよね~。」
というやり取りののち、
「でもさ、もうホント、欲しい物ないよね~。」
という話になりました。
私も既にもう、自分の物は特に欲しいものがなくなってきました。
大体の出費は、子供が理由な気がします。
そんな彼女とは最近もっぱら、この話題に終始します。
老後の過ごし方。
いや、だってさ、『老後』って長いよ?
そしていつもこの話題。
最高で最強の老後の生活。
女友達と、シェアハウス。
同じマンション。
長屋。
なんでもいいから、女友達と近くに住み、
常に行き来して、
ワーキャー言いながら暮らしたい。
夫?
なぜ私が、『女友達と』と言いがちなのか。
それはきっと、
女性は自分のお世話は自分でできるし、
自分の機嫌は自分でとれるから、
というのがいちばんだと思う。
嗜好の合う女性と一緒にいると、
プラスなことしかない。
楽しいし、こちらが大変な時には献身的に助けてくれるし、
こちらの気持ちを害さないような配慮をしてくれる。
でもそれはつまり、
そういう人であれば、本来女性だろうが男性だろうが、
どっちでもいいのだよ。
話変わるようですが、先日プールへ行った際、夫が言いました。
「もう20年くらい履いているこの海パンのゴムが緩いのだが。」
「100均でゴム紐買えば直るよ。」
後日、勤務先の近くの100均でゴム紐を買い、
私に直してくれと頼む彼。
家庭科の授業はあったんだろうけど、
料理にしてもお裁縫にしても、
自分でやるもの、できるものと思っていなかったようで、
ゴム紐を入れることすらできません。
(料理は最近メキメキ上手くなり、私より向いていることが判明。)
「やったげるけど、やり方も教えてあげるね。」
と言ったら、
「うむ、たのむ。」
と。
お裁縫ひとつ、できないからと言って、どうといったことはないのかもしれません。
お互いが得意なことで補い合えばいいのかもしれません。
でも、得意じゃないのと、できないのとでは違うと思いますし、
お裁縫ができないのと、
ビーフ・ストロガノフが作れないのとでは違うと思います。
言葉や
表情
声色
身振り手振り
行動を通して、
労わりあい、
思いやりを尽くしながら、
かつ楽しく暮らしたい、
それが私の思う、最高の老後の過ごし方です。
父と母を見ていてもいつも思います。
所構わず、ボロボロとクズを落としながら物を食べる父と、
毎回同じようにそれを怒る母。
「もうっ、テーブルの上で食べてくださいって言ってるでしょ。
誰が掃除すると思ってんですかっ!」
何も言わずに、ニヤニヤする父。
このやりとりが象徴するいろんなものが、
苦々しいと言うか、
でもそれが彼らの平和なのか、と思ったり、
とにかく見るたびに頭がグルグルします。
夫婦も、家族も、老後も、
きっとどんどん、新しい形になるでしょう。
私と夫はどんな形にしたいのか、少~しずつ、考え始めてもいいのかも。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。