こんにちは、ワーキングマザー・サバイバルのみゆき(@miyuki_thewm)です。
息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育て、仕事などについて書いています。
いま我が家は、都内のマンションに住んでいます。
2013年に中古で買いました。
住宅ローンの残りは1,200万円ほど。
(あれ?少なくない?と思った方はこちら↓)
35年ローンで月々の返済は5万円ほどなので、貯蓄に回す余裕もあります。
なので年末になると毎年、繰上げ返済をするかどうか、するならいくらするか、夫婦で相談します。
たしか2013年(ローンを組んだ最初の年)は、なんとなく年末に200万円ほど繰り上げ返済した記憶があります。
ですがそれ以降は、いまは繰上げ返済しないほうが得なんじゃね?と思っています。
なぜか。
理由①:金利は当面上がらなそう
私たちがローンを組んだ2013年もいまと同じく金利が低く、変動金利でをローンを組み、
いまは0.775%です。
そしていまやマイナス金利となり、さらに低い金利で貸し出している銀行もありますよね。
そしておそらく数年は、大きく金利が上がることはないでしょう。
理由②:ローン控除
ローンを組んで10年間は、住宅ローン控除が受けられ、
固定資産税とほぼ同額の控除(うちの場合)になっています。
理由③:ローンが生命保険代わり
我が家はいま、ローンの返済が完了すると、自動的に夫の生命保険が切れる仕組みになっています。
それ以外の生命保険、医療保険には一切加入していません。
特に子供が小さいうちは、夫に急に死なれた場合、
家プラスでなるべく多くの現金(や現金化できる資産)が残っていたほうが良いはずです。
たとえば頑張って繰り上げ返済をして10年後に完済して、直後に夫が死んだとします。
ローンの終わった家はあるものの、繰り上げ返済のために現金を使ってしまっています。
それであれば、ローンはダラダラと返していけば、
ローン返済前でも夫が死んだらローンはチャラになり、かつ現金も残ります。
※家族である夫が死ぬことに対する感情は、ここでは置いておいているだけですよ。
彼が死ぬのはもちろん嫌ですが、子供たちのために冷静に状況を想定しているだけです。
理由④:もっと良い利率で運用したほうが得
金利0.775%のローンを100万円繰り上げ返済することは、払うはずだった0.775%の金利を100万円分払わずに済む、ということですから、つまり100万円を0.775%で運用するのと同じことです。
年利0.775%の運用は、高い利率ではありません。
いまなら定期預金するなら繰上げ返済、というところでしょうか。
ですがいま我が家では、年利100%ペースの運用をしています。
資産運用の基本と『72の法則』で計算すると、1年もしないうちに元手が倍になる計算ですね。
方法としてはFXなのですが、それについてはまだ私も試運転中なので
まだここで詳しい手法は書きません。
0.775%で運用するなら、100%で運用したほうが得なのは、明らか過ぎます。
もちろんFXにはリスクもあるので対策も併用する必要がありますが、
とはいえ繰り上げ返済する100万があるなら、いま我が家はFXで運用するほうを選んでいます。
そしてそれはFXである必要もありません。
何が言いたいかというと、
繰り上げ返済も、資産運用のひとつと考える、
ということです。
【ローン=借金】というだけでなにか悪いものを背負っているようで、
感情的にとにかく早く返してしまいたい、と感じる方もいるかもしれませんが、
それは違いますよ、という話です。
もちろん高い利率で借りている借金があるなら話は別ですが、
ローンは欲しいものを手に入れるためのただの手法であって、
別に悪いものではありません。
【ローン=借金=悪いもの】と感じている人はおそらく、
【お金】そのものを感情的に捉えているのではないでしょうか。
そもそもお金は、欲しいものや必要なものを手に入れるための道具でしかありません。
道具を使うために、わざわざ感情を持ち込む必要は、本来であればないはずなのですが、
いろんな情報に惑わされた結果、私たちはお金に関するいろんな感情を植えつけられています。
そういう思い込みや感情を払拭するのは簡単ではありません。
実際私も長い時間がかかりました。
ですが一度何かに自分で実際手をつけてみると、徐々にお金の正体が見えてくると思います。
いまの私にとってのお金は、自由を手に入れるための道具です。
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