私も思ってました。育休中は暇なんだろうって。

B!

 

おはようございます。みゆきです。

9歳と6歳の息子ふたりを育てています。

 

まぁ次から次へと、いろいろ炎上するもんです。

今回は岸田さんや政治家さんの、

『リスキング』(学び直し)に関する発言です。

 

育休取得が難しい理由は、

育休後のキャリアの心配とか

給与の問題とかで、だから

育休のリスキングを政府として後押ししたいと。

 

ってもう、何度目か、何周目かの、

 

『育休中は時間あるんでしょう』って外野からの印象。

 

 

しかし実際、私も思ってたし、

大多数の人はそういう印象持ってるんだろうなと。

 

 

私が2回目の産休・育休に入る直前、

前の席に座っていた30代男性(独身)が言ったんです。

 

「いいな~・・・仕事休みか~・・・」

 

大きな声で言いました。

 

「ぶっとばすよ?

マジで。

産休・育休ラクだと思ってるやつみんな、

ぶっとばすよ?」

 

 

同僚の男性は笑いながら謝っていました。

 

 

その後復帰した際、

また別の同僚男性に子供が生まれていて、

その人は働いている妻と交代で定時退社をしていて、

定時に帰ろうとしたときにこう言われていました。

 

「もう帰るのか~・・・いいな~・・・」

 

 

そして彼も言っていました。

 

「家帰るより会社にいるほうがラクですから、

これマジですから(怒)」

 

 

育休に限らず、育児に対する一般の大人の理解なんて

そんなもんです。

 

 

だからこそいろいろと炎上しているわけなんですが、

でもこういうのって結局、

『教育』

なんじゃないかと

姉と話したことがあります。

 

例えば私、普通に目が見えるので、

目の見えない人の苦労はわかりません。

近しい人に目が見えない方はいないし、

具体的に何に困り、どんなサポートが必要なのか、

その大変さがいかほどなのか、さっぱりわかりません。

 

 

でも育児をして以来、

自分には計り知れない世界が際限なくあり、

想像もできないことで困ったり大変な思いをしている人が

この世界にはたくさんいるということを身を持って知り、

 

誰が大変で

なにが大変じゃないかなんて

軽々しく言えない体になりました。

 

誰かが何かを『大変だ』と言うのを聞くと、

その大変さ自体は想像できなくても、

自分の出産や育児の大変さを考えて、

 

『それは大変。かわいそうに』

 

と心から思えるようになりました。

 

 

でも私は、実際に自分が『想像以上の大変さ』を経験しないうちに、

人の大変さを、その人が言う重さで尊重できなかったんです。

 

 

「大変ていうけどさ、

世の中にはもっと大変な人がいるだろうに。」

 

 

知りもしない大変さを、

安全地帯から断罪することも多々ありました。

 

 

でも実際に、

『想像以上の大変さ』を経験しなくても、

人の大変さを勝手に推し量らないような

寛容な状態にできないのかと、

姉と話したんです。

 

 

教育関係に長く身を置いていた姉が教えてくれたんですが、

アメリカでは学校の授業で繰り返し

教えるとか。

 

自分は知らない大変さが世の中にはあり、

それを繰り返し説明するだけでも、

大きな違いがあると。

 

 

でも私も、母によく話された覚えがあるんですよね~

 

体に障害があることの大変さや、

偽善とかなんやらかんやらあれど

できる範囲でお手伝いしてあげることとか。

 

 

でもそれでも私はやっぱり、自分で大変な思いをするまで

わからなかったし。

なんというか私は、やっぱりオメデタイ人だった(今でも?)んだよな~と。

 

 

でもやっぱりできることは、

うちの子たちの中に

いつか花開くであろう優しさとか寛容さの種を

植え続けることなんだろうな。

 

そして彼らにも、優しく寛容に接してあげることで、

それを他者にも向けられるようになるんかな。

 

 

とにかく話を戻すと岸田さんには、

 

『してあげられること』じゃなく、

『して欲しいこと』をして欲しいです。

 

 

少子化対策なら、

実際にこれから子供を持つ世代、

いま子供を育てている人に、

『何に困ってますか?』

と聞いて欲しいものです。

 

ま、結局的外れなことしかしないんでしょうけど。

 

 

 

 

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お忙しいところすみません。。


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