後悔・もっと早く始めておくべきだった

B!

 

おはようございます。みゆきです。

11歳と9歳の息子ふたりを育てています。

 

引っ越しカウントダウンです。

 

家の中は段ボールがいっぱい。

これは捨てる・これは持っていく・これは売る。

仕分けして、役所へ行って手続きをして、

着々です。

 

ということで先日、

最後のピアノレッスンがありました。

今年のはじめから正式に、

近所の先生に習って、

ピアノを始めました。

 

3歳~の15年間、

私はずっとエレクトーンを習っていて、

その後アメリカに留学したときに

少しピアノを教えてもらう機会があり、

 

確かその頃から、

『いつかピアノを習おう』

そう思っていました。

 

その当時私は19歳とかだったので、

なんともうちょっとで30年越しです(笑)

 

47歳の1月、やっと先生に習い始め、

俄然ハマりました。

 

いや、ハマるということはわかっていたんですよね。

だってずっとやりたかったことですし。

 

でもなぜか、友人に背中を押されるまで

どうしてか、自分で動こうと思えなかったので、

子供たちが少しずつ手が離れても、

なかなか腰が重かった。

 

 

やりたかったのに、やっていなかった。

 

最後のレッスンで、

先生に聞いてみました。

 

例えば私がこのまま10年頑張ったら、

ドビュッシーの月の光とか

ショパンのノクターンとか、

それなりに上手に弾けるようになると思います?

 

 

楽譜を追って、ただ弾くことはできても、

要は思うように、ちゃんと用いるべき表現を用いて弾けるかどうかは

また別の話なのですよ。

 

 

『それなりに』ですよ。

別にピアノコンクール入賞を目指してもいないし、

『それなり』でいいんです。

でもその『それなり』が結構遠い道のりであるということは、

わかっているのですが、

具体的にどれくらい遠いのかを

聞いておこうかなと思いまして。

 

 

「そうだな~、

10年やって、ギリ、行けるかな。

弾くのは弾けるだろうけどね。」

 

 

それを聞いて改めて思ったんですよね。

 

ああ、後悔。

なんでもっと、もっと早くピアノを始めておかなかったんだろう。

 

こんなに好きで、こんなに楽しいのに、どうして。

子供たちの送迎がなくなって、

時間の余裕ができて、

ダラダラひとり時間を満喫していた時間が長すぎました。

 

ああ、後悔、後悔。

 

子供が生まれて、

仕事と子育てと、

夫との関係と、

いろいろといちから組み立て直す時期があって、

ひとり時間がなさ過ぎて、

しばらくリハビリ期間がありました。

 

ひとりで気が済むまで海外ドラマを見てダラダラしたり、

誰にも邪魔されずに思う存分スマホをいじったり、

そんな時間がしばらく必要でした。

 

でも、そこから抜け出すきっかけもなかったのは事実で、

リハビリはもう終わっていたのに、

動き出す時期を見失ってしばらく時間が過ぎてしまったような気がします。

 

 

気づけば長男はもうすぐ中学生。

次男も来年度は5年生。

 

あと5年もしたら、

10年もしたら、

私の役目はほぼなくなっていて、

 

『やることが多すぎる』というフェーズは終わっているはず。

 

 

そんな時、自分だけの楽しみがあるのとないのとでは、

人生やっぱり全然違うわけです。

 

ピアノを弾いていると、

最初弾けなかったフレーズが、

何十回も繰り返しているとだんだんと弾けるようになって、

弾けない時にはイライラするけど、

そのイライラを経た上での『できた!』がまた格別で、

脳が気持ちよくなって、

 

今日やらなきゃいけないこと、

今日買って帰らないといけないもの、

仕事の予定、

ちょっとした悩み、

 

そんな全部を忘れて、

指と耳と、目と、感覚だけに集中して、

 

ふと時計を見ると1時間経っていて、

 

こういう時間が爽快で、

なんとも幸福なのです。

 

 

『いつかやりたいと思っていること』

『いつか行きたいと思っている場所』

 

それを叶える完璧なタイミングなんて絶対来なくて、

人(子供)のために動くことにばかり慣れてしまった私たちは、

意識しないと自分のために動くまでにすごく時間がかかってしまうのです、多分。

 

 

引っ越してもすぐに、

新しい先生を見つけねば。

 

 

 

#大人の趣味

 

#大人の習い事

 

#ピアノ

 

↓のバナーをクリックいただけるとブログランキングのポイントが入ります。

更新の励みにさせていただきます。


にほんブログ村

いつも応援いただき、本当にありがとうございます。

本当は不安でたまりません。

 

 

最新の記事はこちらから