おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
息子ふたりを育てながら、共働きの日々について書いています。
私自身は結婚以来ずっと共働きで、2018年からフリーランスですが、
(夫はずっとフリーランス)
夫婦とも、ずっとガシガシと働いています。
特に私はいままさに、事業にがぶり四つで取り組んでいます。
しかし世間でも、ママ友でもたまに聞く、
『妻に仕事を辞めてほしい夫』の話。
傍から聞くと、
それはそれは優秀、かつ努力家の妻が、
専門的なエリアでかなりの地位を築いていても、
辞めてほしいと言う夫がいると。
もしくは、キャリアアップをしたいと思っている妻と、
それを止める夫。
夫婦のことは人それぞれなので、
あまりよそのご家庭のことを深く考えたことはなかったのですが、
たまたま姉と話す機会がありました。
そんなご家庭もあるんだよ、と。
そこにどんな物語が隠れているのかな、と。
そして姉は、こう言いました。
推測だよ、私が思うだけでデータとかは知らないけど。
日本の旦那さんたちは(姉はずっと海外暮らしでした。)
「僕を愛して、愛して、愛して、愛して欲しい。」
って言ってるように思える。
海外みたいに、「I love you.」って言ったり、
ハグしたりキスしたり、
日常的に愛情表現をする文化がなくて、
身の回りのお世話をしてくれることしか、
愛情を確認する術がなくて、
しかも、妻が仕事で成功してお金を持ってしまうと、
どんどん自分から離れてしまうような、
そんな不安に駆られるんじゃないかな。
だって、お金はみんな欲しいはずでしょ。
冷静にお金のことだけ考えたら、
自分ひとりで働くより、配偶者にも働いてもらって
ふたりで収入を得たほうが良いと思うはず。
家事は外注もできる。
なのに、それでも妻に仕事を辞めて自分のお世話をして欲しいと感じるのは、
「愛して。どこにも行かないで。愛して、愛して、愛して。」
って言ってるように、私には思えるけど。
違うかな。
どうかな・・・
なるほどなー…と。
とか、
『夫婦でいる必要性』とか、
そういうものが曖昧で多様になってきたから、
そこを不安に思う夫たちは、多いのかな、なんて。
芸能人が離婚をすると、うちの夫も必ず言うんです。
「やっぱり女性が経済力あったら、離婚を選ぶ確率が上がるのかね。」
私自身は、『I love you文化』にちゃんと身を置いたことはありませんが、
アメリカ人の日常を見ていたことはあります。
「I love you.」
電話を切る時、
出かける時、
夜寝る時、
ふとした時に、
「I love you.」「I love you, too」
と言い合う習慣があるからこそ、
言わない時が作れるし、
言い方を変えることもできる。
周りに人がいようといまいと、
『愛情』を感じた時に、
妻や恋人に手を伸ばして肩を抱いたり、キスをしたりする習慣があるから、
自分のために作ってくれる食事が、
『唯一の愛情表現』ではなく、
『愛情表現のうちのひとつ』になる。
身の回りのお世話をしてくれようがくれまいが、
妻が自分のことを愛し、大切に思い、敬ってくれていることが実感できれば、
妻が好きなことをすることを止めようとは思わないし、
むしろ
『一緒に稼いで一緒にラクに暮らそう』
となるのか。
うちの夫婦の未来像の話をすると長くなるので今日は書きませんが、
とにかく私は夫や息子たちに、
「大好きよ。」
「あなたが大切だよ。」
日常的に言葉で伝えたり、
ハグしたり、
という『愛情表現』を
習慣にしようと思いました。
女性たちはきっと小さいころから、
女だからというだけで
コミュニケーション面では恵まれて育つということが
研究でわかっています。
行間や空気を読むことを当然とされるため、
態度や会話から、親や恋人の愛情を感じることができるんでしょうか。
夫婦にいたっては極端な話、
遠く離れて暮らしていても、
愛し合っているとお互いが認識していればいいんでしょうか。
息子たちがいま、将来、
どういう時に『愛されている』と実感するのか。
どうやって『愛している』と相手に伝えるのか。
たまに確認するように、子供たちが私に聞きます。
夫がいる前で。
「ママは、パパのことが好きなの?」
「うん、大好きだよ。
ケンカもするし、好きじゃないと思う時もあったけど、
今はとても大好きだし、
パパはママの、大切な人なの。」
言葉って、なんだろう。
愛情って、何に乗せて届けたらいいんだろう。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。