おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
長男も来月には5歳になります。
『子育て』という一大プロジェクトを始めてもうすぐ5年になります。
長男育てにおいては、こちらとしてもすべてが初めてなので、若干ビクついている部分があります。
回りの子に比べて平仮名の覚えが遅い…?
数字の計算、ひと桁ならもうできるもの…?
そこまで深刻ではないものの、ちょっと気になる…ということで最近、毎日ほんの10分、15分、机に向かって何かをする時間、というのを設けています。
塗り絵でもいいし、パズル、平仮名や数字、迷路でも、お絵かきでもなんでもいいので、毎晩の夕食後、テレビをつける前に15分、次男も一緒に座って何かをするようにしています。
その時間は私も、ガッツリお付き合いします。
でも、【家庭学習】っつってもどうやんの?という思いもあり、以前から友人が言っていた【モンテッソーリ先生】に関する本を読んでみました。
そしたら目からうろこが落ちた点がいくつか。
まずこのモンテッソーリという人誰なのかというと、イタリアの医学博士で、【モンテッソーリ教育法】という理論を確立させ、その教育法を受けたとされる有名人もそうそうたるメンバーです。
ジェフ・ベゾス(Amazon創立者)
バラク・オバマ(元アメリカ大統領)
ラリー・ペイジ(Google創立者)…など多数
【モンテッソーリ教育法】が大事にしているのは、子供の自発性。
どの子も持っている知的好奇心を、自発的に発揮させることでその子の能力を最大限に伸ばそう、という至極まともなことをおっしゃっていて、以前から好印象でした。
以下、私が、うちの子たちを育てるにあたって参考にしたいと思った点だけを抜粋します。
伸びる子に育てるための方法① 安全を確保し挑戦させる
交通事故死する男児の数は女児の2倍。水死にしても同じこと。
そんな情報を目にして、我が家の落ち着きのない子たちがますます心配になるわけです。
でも、何かに挑戦したい気持ちを片っ端から潰すのも、絶対に違う。
なかなか難しいんですが、自分の許容範囲を広げること、どこまでが【安全】なのかを常に問いかけながら、新しいことに挑戦させようとしています。
伸びる子に育てるための方法② 間違っても直さない
これは目からうろこポイントでしたね。
数字や平仮名の書き方。間違ったら直さないと覚えない、と思っていました。
でも言われてみれば、自分で試行錯誤させる時間も十分に与えないといけないんですよね。
大人から見たらまどろっこしいんですが、ゆっくりゆーっくり、正しいやり方を自分で覚える過程を目にすることができました。
伸びる子に育てる方法③ 「教えて」と言われるまで教えない
②と同様のことですが、赤ちゃんの頃の癖でまだどうしても、言われる前に手を差し伸べてしまいます。
伸びる子に育てる方法④ 見ていて欲しいときには話さない。聞いて欲しいときには見せない。
普通の子供は目か耳、どちらかにしかうまく集中できないそうです。
ハサミの使い方、書き順、なんにしても、動きを見て欲しいときには極力声を発しないことで、目に集中させるそうです。
特に子供が小さければ小さいほど、大人の動きは彼らにしたら超高速になるので、ゆっくり、なにもしゃべらずに動きだけを目で追わせることが効果的だそうです。
伸びる子に育てる方法⑤ 「わかった?」と確認しない
こーれーがー…もう、連呼していました…
数字をおしえる時も、叱った後も、いつもいつも「わかった?」と確認していた私と夫。
ふたりで
「なるほどねー…たしかに。気を付けよう」
と確認しました。
「わかった?」と聞かれて
「うん、わかった」と言わせることに何か意味があるとしたら、
親が子供に「わかった」を言わせたということだけ。
子供が本当にわかっているかどうかを確認することはできません。
子供が本当にわかっているのかどうかは、そんなにすぐに結論の出ることもありません。
なので「わかった?」と確認することは無意味、むしろ逆効果であるということです。
してほしくないこと(テーブルの上に乗らない、とか)を教えるにしても、
テーブルに乗って欲しくないこととその理由を言葉で伝えて、以上。
最後に「わかった?」と聞かない、ということを気を付けるようにしました。
思えば私も子供のころ、親に「わかった?」と聞かれて、「わかった」と答えた、答えさせられた時の気持ちを、なんとなく思い出しました。
教えられたことの内容によっては、「わかった?」と聞かれることで余計に心が頑なになりました。
そして『わかったかどうか』と『わかった、と答えること』とは別問題だったことは確かです。
夫が子供たちに話しながらも、「わかった?」の決まり文句を我慢しているのがわかります。
子育てって、つい最近まで『自然にできるもの』というか、『自然にできることしかしょせんできない』と思っていました。
子育ては、心理学やら生物学やらを混合した【学問】だといまは思っています。
生物として自然にできることももちろんあると思いますが、わからないことは学べばいい。
学んで試して、子供と一緒に経験を積めばいい。
わかった?^^
忘れるとこでした。私が読んだのは↓の本です。ご興味があればぜひ。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。