おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
何度か書いていますが私、高校を卒業してすぐにアメリカに留学をしまして、アメリカの大学へ行きました。
帰国してからも外資系で働いていた時期が長く、英語をしゃべれます。
しゃべれると言っても・・・そうですね・・・英語でプレゼンはできません。
難しい交渉も無理ですね。でも、世間話や意思疎通、普通の状態での仕事は、英語でできる、くらいのレベルです。
しかし子供の英語教育については、そこまで積極的ではありません。
今後必要に応じて、英語も覚えるなら覚えたらいいんじゃなーい?って感じで、私が小さいころから教えたり、英語教室に…とは思っていません。
まぁでも、慣れ親しんでおくに越したことはないわな、くらいの思いはあります。
姉が英語が公用語の職場で働いており、彼女の友人が遊びに来ると、必然的に私も英語で話すことがあります。
そんな時は特に大丈夫なんですが、
私と子供たちだけでいる時、私が英語を使うと、怒るんですよね、5歳長男が、なぜか。
んでですね、同じような怒り方をしたことがまた別のときにあり、その共通点と、子供の成長について思い当たることがありましたので、今日はそのことについて書こうと思います。
私が英語で、ふと英語の歌を歌ったり、英語の本を音読したりすると、長男は怒ります。
彼を観察していると、それは怒るというよりも、『認めたくない』的な感情?
そしてまた別の機会に、同じように怒ったのを見たんです。
それは、
私がピアノを弾いた時でした。
新しく買ったピアノで、彼らの目の前で、確かアンパンマンの歌を弾いたんですよ、喜ぶかなと思って。
次男は普通に、
「?・・・あ、アンパンマン♪」
となりました。
しかし長男は、怒ったんです。
その場にいた姉は、自分にはできないことをママがやっていて悔しいのでは?と言ったんですが、なんかやっとわかったような気がしたんです。
私はね、はっきり覚えているんです。
確か私が8歳ころ、小学校2年生くらいだったはずです。
突然気づいたんです。
「お母さんが世界のすべてではないんだ。
でもこれまでの私にとって、お母さんがほぼ世界のすべてだったんだ。」
って。
そこから急に、外に目が向き始めたというか、お母さんが必ずしもいつも正しいわけではなくて、
でもお母さんは変わらず好きで、大切にしてもらっていることもよくわかっていて、
これから私の世界は広がるのだ、って思ったんですね。
長男にとって、その瞬間が近づいているのかな、と思ったんです。
まだ話がつながっていませんね、ちょっと待ってくださいね。
長男5歳、5年も毎日ママを見て、ママと過ごしてきて、『ママ像』そして『僕とママの世界』が出来上がっているのだと思います。
僕のママは、テレビが嫌いで、お料理も嫌いで、お酒が好きで、赤い自転車でお迎えに来てくれて、いつも僕たちをカメラで撮っていて、すぐに怒るけど温かくて柔らかい人、みたいな。
その『僕のママ像』を、あまりにも逸脱すると、
「それは僕のママではない!僕のママに戻りなさい!」
と怒りとして表現されるのではないか、とふと思ったんです。
私が英語を話した時、ピアノを弾いた時、長男はこうやって怒るんです。
「ダメ!やめて」
おそらくなんですが、彼の思う『僕のママ』は、ピアノを弾かないし、英語もしゃべらないんですよね。
そりゃそうですよね、これまで彼の前ではしていなかったことですから。
ママが、急に自分の世界、自分のそばから離れて行ってしまうような気持ちにさせられたのではないかな、って。
その『ママがいる僕の世界』が把握できている時点で、長男はかなり成長しているということ、
把握や理解は、それを脱する準備でもあるんじゃないかな、と。
まだそこまでは理解も把握もできていない次男を見ても、長男の成長に思い当たります。
少し寂しくもありますが、頼もしい限りです。
そのうち慣れれば、英語で話すママも、ピアノを弾くママも、『僕のママ像』としてアップデートされるのでしょう。
んで少し話は逸れるんですが、友人の英会話講師あべようこさんの、『ゆるーくバイリンガル育児』の音声が、『ようこラジオ』と題してアップされていましてね、それにいたく感銘を受けております。
『ゆるーく』と言われたって、どうやってんのよ~、怒るんだよ子供が~、と思ってたんですよ、ずっと。
それがね、お子さんたちの声も含めて、普段の彼女たちのバイリンガルの会話が実際の音声で聞けて、
なーるーほーどー!と。
これ、やーるー、と思いました。
「Would you like some more apple?」の問いかけに、
1歳のチョコちゃんが「No!」と答えていたのに驚きましたよ、あたしゃ。
【ようこラジオ】我が家の、ゆる~くバイリンガル育児〔Santa Claus is Coming to Town+おでかけ前編〕
意味わかってるってことじゃーん。
この1歳チョコちゃん、すごいんです。
ママが「Gold」と話していると、横で「ごー」と繰り返していたりして(これがまたかわいいんだ)、こういうことか、と、実際を聞かされるとよくわかります。
【ようこラジオ】英語で語り掛けることは、日本語の習得を邪魔しないよ。の実例
あとね、これも刺さった。
「私たち講師や、ネイティブの先生が、いくらいい発音で子供に話しかけても、ママの語り掛けにはかないません。」
『ようこラジオ』は、友人がやっていることもあり聞いていますが、
なんというか歩きながら録音しているので息切れしていたり、
実際にお子さんをお風呂に入れながらとか、着替えさせながらとか、食卓の音とか、臨場感がいいです。
ほかの人の子育ての現場を覗いてる感じも、その英語の取り入れ方も参考になります。
よろしければ、ぜひ聞いてみてください。
長男が怒らない程度に、私もちょっとずつ取り入れ始めています。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。