おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育て、仕事などについて書いています。
姉が話していたことなんですが、
彼女は大学職員なので若者と話す機会が多いんです。
私なんぞもう、若者と話すことなんて滅多にありませんし、
目にしてももはや息子世代にしか見えないんですが。
そんなある若者が、姉にこう言ったそうです。
「スマホなんてなかったらいいのに・・・(SIGH)」
その場で詳しいことは聞かなかったようで、
『スマホなんて必要な時だけ使えばいいんでないの?』
と姉は思いながらも
「そっかー・・・」
と返したそうです。
私にとってもスマホは、
必要な時だけ使えばいい『ただのツール』でしかないのですが、
もしかしたらそれは、
私たちが既に『大人』だから、そう思えるのかもしれないと
思いました。
もし私が今10代の若者で、
そしてスマホがあったら。
うん、まずね、オンライン上で『大失敗』をしていた自信がありますね。
10代の私なら絶対に、していましたね。絶対です。
Twitterでも、誰かのブログや記事などのコメントでも、
なんとかこの書いたヤツを『ギャフン!』と言わせたい。
そんな意図しかないコメントを普通に目にします。
『あなたの子供として生まれたなんてお子さんがかわいそう。』
『頭悪い』
『バカなの?』
『ワロタwww』
ストレートな侮蔑、悪意、攻撃の言葉ですら、たくさん。
『普通の人』なら口には出さないような言葉も、
オンライン上なら書けちゃう、みたいな。
見ず知らずの人だけでなくきっと、
リアルな知り合いにも、
そんな言葉、
私も10代なら、どこかできっと、書いてしまっていたと思います。
そしてそれを後から後悔して、でもそれを書いたという事実は消せなくて、
みたいな。
絶対そういう展開になっていた自信があります。
悪意も、無意識も、多様性も、
全部を可視化するツールがSNSであり、スマホであるわけで、
そんなもんを今の状態で、
10代の自分が持っていたらなんて想像したら、
ヒー・・・
ゾッとします。ホントに。心の底から。
人類が新しいツールを使い始めると必ず、
便利さと同時に、弊害が起きます。
例えば自動車。
きっと自動車が普及し始めたころの道路は、もっとメチャメチャだったんじゃないかな。
そのせいで、事故も、嫌な思いをする人も、後悔をする人も、
たくさんいたと思います。
だからこそ、ルールが整備されて、
モラルが形成されて、
そうやってだんだんと少しずつ、人類が『自動車という新しいツール』に慣れて、
そして今の状態なんだろうなと。
私たち親は、道路で、道で、どうやって車に気を付けるのか、
口うるさく子供に言い聞かせ、叱ります。
だって教えないと危ないから。
私たち自身も、そうやって親に教わってきたし、
その間も法律も、モラルも少しずつ変化して、
飲酒運転が厳罰化され、飲酒運転に対する人の意識も変わって、
危険運転も同じで。
同じようにきっと、SNSやスマホ、デジタルの世界も、
いま人類は対処中、ということなんだろうなと。
今はまだ『対処中』なので、
『弊害』の真っただ中にいる若者が、
時に苦しんだり、後悔したりしながら、
ルールやモラルを築いていくのでもあると。
現に最近やっと、オンライン上での名誉棄損が浸透し始めた感があります。
以前はもっと、匿名だからオッケーだろ、みたいな感ありましたよね。
もう我ら大人は、
これから若者や子供たちがスマホを使いこなすようには
スマホを使うことはないでしょう。
私もどうしても、
スマホよりパソコンのほうが使いやすく、
自然に感じますが、それもきっと年齢のせい。
とはいえこれからスマホやSNSの世界へ足を踏み入れる子供たちの親でもあるわけで、
『古い』と称されるであろう、
私の思う、デジタル上のモラルやルールを、
しっかりと彼らに教え込むつもりです。
年齢によってフィルタリングはもちろんですが、
「道路を渡る時は右左を見る。」
と同じように、
「人を傷つける目的で言葉を発してはいけない。」
と教えるつもりです。
車と付き合わずに暮らすのが無理なように、
もはやスマホやSNSと付き合わずに彼らが生きているほうが不自然ですよね、きっと。
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本当は不安でたまりません。