息子は下男

B!

 

誰が言っていたのか忘れてしまったのですが、

『娘は女中として、息子は恋人として育てられる』

それが日本の男女差別の一因でもある、という話を聞きました。

つまりどういうことかと言うと、

日本の女性って、『気が利くこと』がとにかく【良い】とされています。

『女性ならではの気配り』とか、フツーに使われちゃっています。

しかしこれも、本来は男も女もへったくれもないこと。

 

…えーっと…なら、息子しかいない私は、

息子を?下男のようにこき使えばいいのかしら?

とは言っていませんが、いずれにしても自分のことは自分でできる大人にしてあげたいです。

料理、洗濯、掃除、整理整頓、気遣い、言葉遣い、

男も女もへったくれもないこと、ひととおりできるようにして、

社会で人として勝負できるようにしてあげたいです。

 

プラスで、私がぁ~、楽もしたいのでぇ~、やりたくない家事はぁ~、やらせちゃえぇ~っっ。

料理や掃除は、まだやらせるほうが大変です。アブナイシ、汚スシ…

でも洗濯なら、私も楽できることに気づき、自分たちの服は、自分たちで畳ませています。

かつ、夫がいる時間にやらせて、子供らが畳んだ服を夫がしまう、とすることで、夫が子供たちの服がどこにどうしまわれているか把握することもできます。

 

最初は子供らも遊び感覚で喜んでやっていましたが、何度も何度も

「ハーイ畳んでくださいーい」

と私のタイミングでバサッと洗濯ものを置いていくようになると、怠けるようになります。

しかしそこは、

「自分の服は自分で畳む、当然のこと。

いままでは小さかったからママがやってあげていただけのこと。

パパだって自分の服は自分で畳むし、自分のことは自分でやるの。」

と諭し、遊びを中断させて畳ませます。

 

そして、うまくなりました。

夫の洗濯物は、畳みませーん。

美しくないので敢えてボカシて撮りましたが、奥のカゴが夫の衣類入れ。

ここに畳まずにファサッと置くだけ。あとは彼が自分で畳んだり、洗面所に運んで収納したりしています。

ちょっと前まで、彼の服を畳んで、それぞれの場所にしまうところまで私がやっていたのですが、

「待てよ?この手間本人が担ってもいいんじゃね?」

と気づきました。

私としたことが、気づくのが遅すぎました。チッ…

 

夫の洗濯物なんて、部屋着と靴下とパンツくらいだし、と無いに等しいと思っていたんですが、

省いてみたらやはり、少なくてもあるもんはあるんです。

 

なので今は、私が担う洗濯ものは自分のものと、

家族共有のタオル類、キッチンで使う布巾など、だけですね。

あとは本人たちができるようにしました。

あ、干すのはね、嫌いじゃないんですよ。

そこはなんというか、単純作業中のヒラメキの生まれる時間だったりします。

洗濯物を干しながら、ブログのネタが浮かんだりする、今日この頃です。

 

アッチーからすぐ乾きますね。


**男の子のママ・パパ**

 

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