【お返し】がしたくて、つい【家】を買ってしまうところでした…アブナイアブナイ

B!

東京23区東部に住んでいます。

小さな区です。

しかしおそらく、住宅地というより会社が多い地域、区だからなのか、
子供とピクニックをするような大きな公園や施設が、あまりありません。

そのため、近隣の区にお世話になることになります。

その中でも特に、

【荒川区】にお世話になっていることが多いと、最近気づきました。

いまのマンションは2LDK、76㎡ほどです。

広さは問題ないのかもしれませんが、
いかんせんどうにも、10年後には確実に、
部屋数が足りないことになりそうです。

いまの家は気に入っているので長く住みたいんですが、
とはいえ子供たちの学校のことを考えると、
長男か次男、どちらかが小学校に上がるタイミングで
広い家に引っ越すのが良いかね~、

と夫婦で話していました。

 

もし引っ越すなら、戸建で車とセット、
もしくは広めのマンション?
どうせなら荒川区?

ということで荒川区や近隣の区のマンションや戸建ての
相場や条件などを、少しネットでリサーチしました。

そしてたどり着いた、某サイト(東京に家を持とう)では、
個人情報を登録しないと物件情報が見れず、
メールアドレスと名前を登録しました。

するとすぐに、営業の人からのメールが来ました。

まあ、そこまでは想定内ですが、
これまた何度も何度も、
物件情報のPDF添付付きで、
何度も何度もメールが来ます。

しかもそのメールもまた、うまいこと書いてあります。

 

「私XX(名前)をうまく使ってください!」
「物件のご紹介以外でも、ローンや税制面のご相談にも対応可能です。」
「見当違いかもしれませんが、取り急ぎの物件情報をお送りします。」

 

なんて、なんともちょうどいい距離感、
絶妙な言い回しを多用しています。

そしてそれが、毎日来ます!

いやいやいや、私は4年とか5年後の引っ越しを検討していて、
いますぐ物件紹介してほしいわけじゃないの~、

と思い無視していても、
4通も5通もけなげにメールをいただくと、

一度くらい返信しなきゃ申し訳ない、と思うわけです。

返信用の文面を書いている途中で、ハッと気づきました。

ダメダメダメダメ…

まんまとはまるところでした。

人は、お店の人や営業の人などに、
予想以上にいろいろとやってもらうだけで、
なんだか【お返し】したくなったり、
【お返し】しなきゃいけない、と思うことが多いそうです。

 

『こんなにいろいろしてもらったんだから、買わないと申し訳ない。』

 

本来であれば、お店の人も営業さんも、
買ってもらうように仕向けることがお仕事なので、
いろいろしてもらったからと言って、
【お返し】する必要はないはずです。

私の場合、あり得そうだったシナリオは…

何度もメールいただいて申し訳ないからと返信します。

メールで返信するからには、ある程度の事情を書きます。
4、5年後に引っ越しを予定している、とか、
子供がふたりいる、とか、
いまの家では部屋数が足りない、とか。

そうすると、とりあえず、と言って
定期的に希望に合うような物件情報をメールで受け取ることになり、

そのうち『これは!』と思うような
良さげな物件に出会ってしまい、
引っ越しの時期を早めてしまい、
期せずして出費の時期を早めることになる、という感じでしょうか。

まさにそれが、某不動産会社(東京に家を持とう!)の
営業さんの狙いです。

彼はそれが仕事なのです。

お店の人や営業さんにいろいろやってもらったから、
『お返し』の意味でも買ってあげる、という行為は、

買った本人も買ったことに満足できることが多いと、
私は思います。

買った本人も満足で、もちろん買ってもらったほうも嬉しいなら、
双方ハッピーということで何も悪いことはないんですが、

そんな感情論で買うものや買う時期を決めてしまうには、

【家】はちょっと高すぎる~

お洋服や家電、くらいだったら別にいいんですけどね~

ということで皆様、
気をつけなはれや!

あ、結局まだ、返信していません。
まだまだメールが来るのですが。
『うざい』と思えたほうがまだ良いんですよね、きっと…

 


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