先日の、クライアントとのミーティングでの話。
打ち合わせというよりも、みんなでアイディアを出しあいましょう、
という日でした。
集中して1回で終わらせてしまおうと、2時間を予定していました。
しかし、2時間半を過ぎても終わりませんでした。
その時点ですでに、17:30。
私はお迎えにギリギリの17:50に失礼したのですが、
結局最終的に終わったのは18:00過ぎだったそうです。
15:00からのミーティングだったので、3時間以上やったことになります。
なっがっっ!!!
この特定のミーティングに限らないことなんですが、
ミーティングの所要時間にみんながセンシティブにならないと、
【働き方改革】は進まないと思います。
私は、↓こんなのがお腹を空かせて保育園で待っているので、
遅れるという選択肢がありません。
↑やっと自分で食べられるようになってきました!
『選択肢のない人』の目で見ると、
今回のミーティングも最後の45分は、
終わらせようと思えば終わらせることのできた時間だと思いました。
チョー無駄な45分だった!とは言いませんが、
私以外の人には、
その45分を切り詰める【動機=モチベーション】がないんだよな、
と思いました。
その場で私以外は
男性、
子供のいない女性、
もう子供が大きい女性、
でした。
うーん・・・自分だけを肯定するつもりはないんですが、
そういう45分や30分、1時間の積み重ねが、
【生産性向上】の正体なんじゃないか、とも思うんですよね。
昨日に続き↓の本の話ですが、
18時に帰る ―「世界一子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方
オランダでは、子供がいようがいまいが、
18時には仕事を終えて帰るのが当たり前、ということで、
時間を有効に使うことに、神経質なほどに配慮するんだそうです。
ミーティングの必要性を執拗に確認したり、
ミーティングの前にはその日のゴールを設定したり、
無駄な説明は省いたり、
そういう行動がビジネス習慣になりつつある、的な。
でも日本では、小さな子供がいたり、約束があったりさえしなければ、
18時に帰ろうが、19時に帰ろうが、特に大差はないです。
でも小さな子供のいる私にとっては、
18時に帰れるか、18時半になってしまうかは、
大違いです。
そういう意味で、昔の上司に言われました。
「子供のいる女性は、
そもそも積んでるエンジンが違う。」
うちの旦那は、サッカー観戦が趣味なんですが、
大事な試合(日本代表戦など)があると、
19時だろうが、18時だろうが、
必ずその時間までに家に帰ってきます。
それで言うと私は、
毎日が日本代表戦なんです。
毎日毎日、必ず18:30までには保育園に着きたいし、
着きます。
たまにお迎えが19時になったからと言って
子供は死なないし、将来が台無しになるわけではないでしょう。
でも、一度でも仕事を長引かせて時間を過ぎてしまったら、
回りも自分も、それが【できないことではない】と思ってしまうので、
そこは線引きをしています。
そうやって線引きをしている私は、まるで
【仕事】という強い波と【子供】との間に踏ん張って仁王立ちして、
【仕事から我が子を守っている】ような感覚なんです。
でも、それ自体がそもそも、
なんかおかしいんじゃないかな?
仕事は本来、
幸せに生きるためのツールのひとつであって、
仕事が生きる目的ではないはず。
でも今の日本は、
仕事が生きる目的、
平たく言うと
『仕事が生きがい』としている人にとって
生きやすくできているんじゃないかな。
そんで日本の【幸福度】は、
低いんだな。
ハゲー・・・
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。