英語がしゃべれるようになる人、ならない人

 

以前、『子供の英語教育』に関して書いた記事が、
たくさんの方に読んでもらったようなので、もうひとつ前から思っていたことを。。

 

外資系の会社に勤めています。
社内やお客さんの中には外国人がたくさんいます。
日々の仕事をする上で、同じ会社の海外オフィスとのやり取りも多く発生します。

そして日本人社員も、多分7割くらいがバイリンガルです。

帰国子女もいるし、留学経験者や、大人になってから英語を覚えた人など。

もちろん日本語しか話せない社員もいます。
しかし見ていると、とても不便そうです。

社内の書類も英語だったりするのですが、みんな忙しいので、
親切に訳してくれる人なんていません。

ミーティングも英語だったりすると、社内にいる数少ない通訳さんに
わざわざお願いして通訳をしてもらわなければなりません。

でもやっぱり中には、最初できなくても、
働くうちにどんどん英語ができるようになっていく人はいます。

読めるようになり、聞けるようになり、
簡単なことなら話せるようになり、書けるようになり。

photo by Eliane Terrataca

 

そうやってできるようになると、ちょっとした英文メールの添削くらいなら
やってくれる人もいます。
ミーティング中の複雑な内容を英語で言うのを助けてくれる人もいます。

ただし、ちゃんとある程度できるようにならないと、
普通の社員は助けてあげられません。
(ちょっとした助けは数秒でできるけど、最初から訳してあげるのは時間がかかるから)

 

昇進するには英語が必須なので、
最初できなくても頑張って英語を身につけて、昇進していく人がいます。

そういう人たちの特徴があります。

私が若いときに留学して英語を学んだときも同じだったのですが、

とにかくとにかく、恥ずかしがらないことです。

 

やはり日本人は、シャイです。
そういう風に育てられるので、仕方がありません。

私も18歳でアメリカに住み始めたとき、
完全な英語の文章を頭で組み立ててから口に出していました。
間違えたら恥ずかしかったから。
稚拙な英語で話したら、バカにされるんじゃないか、と思ったから。

しかしそれではやっぱり、会話になんかならないんですよ。

それで気づいたんです。

私の英語がぐんぐん上達し始めたのは、
アメリカ人の友人ができて、彼らとお酒を飲み始めてからでした。

(私のいた州では18歳から飲酒可)

ほろ酔いになると、どうなりますか?

 

私は陽気になり、細かいことが気にならなくなります。
話している相手もほろ酔いなので、同じです。

そうなると途端に間違えることが怖くなくなり、
思ったまま、たとえ単語だけでも、英語で会話ができたんです。
そうするうちに、シラフでも同じことができるようになり、
スラスラと英語の文章が出てくるようになり、ある日

「あれ?そういえば、私英語うまくなったんじゃね?」
と思いました。

 

特に日本にいる外国人は、
日本人の英語の発音にも、英語が母国語で無い人と話すことにも慣れています。
そして外国語で話すことの難しさも知っています。

だから話そうと頑張っていれば、ちゃんと待ってくれます。

そんな彼らに、恥ずかしがらずに、目を見て、
「グレイト!」(・∀・)
「アイ、ゴー、イエス」
「ディフィカルトー・・・」
「ソーリー、ソーリー」

とか言いながら、どんどん英語がうまくなって行く人、会社にいます。

そこから先は、上達も早いです。

格好つけて、間違える自分を見せない人は、
10年いても英語をひと言も話さないままです。
そして比較的、男性に多いような気がします。

日本に住む日本人男性は、シャイでプライドの高い人が多いのか。
息子をもつ身としては結構真剣に考えてしまいます。

 

そんなとこでシャイになっているほうがよっぽど恥ずかしいことに気づかないのが、

いちばん問題だと思うんです。

 

ま、別に、英語がしゃべれるようになる必要も、ないのかもしれませんが。
でも、しゃべれると単純に、楽しいと思います。
あと、便利。

あー、息子たちが大きくなって、
海外旅行に連れ出すのが、楽しみです。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

ひとりでできることには限りがある。

 

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