子供に残してあげたいとは思わない ザ・価値観の問題

B!

 

もう知っていると思いますが、
お金に興味があります。ムフフ…

というか、お金儲けの仕組みとか、
世の中の仕組み=お金の仕組みが面白いと感じます。

 

なので、お金回りのWebの記事、ブログ、雑誌や新聞を読むわけです。

 

そこで目にする、世のパパやママの資産運用の様子。

 

みんな、それぞれ考えて、いろいろやっています。

 

中でも考えさせられたのが、
貯蓄型の終身保険(ドル建て)のようなやつ。

 

それはあるパパが書いた記事だったのですが、
自分が死んでも保険金が入って、
死ななくても20年以上置いておけば、元本+〇万になる、
というタイプでした。

 

そのために、年間16万×10年、と払い込むわけです。

そしてその方は娘さんだったのですが、
彼女が40歳とかになったころに、
解約して返戻金が〇百万になっているはずで、
為替リスクはあるものの、40年後とかには
利回り150%とかになっているはず、
という商品です。


『確かに利回りとしては、良いよねー』

と思ったんですが、

やろうとは思えませんでした。

 

『あれ?なんでだ?』

と考えてみたら、

 

それは、

子供たちが大人になった時に、
使ってもらうためのお金だから…?

何が言いたいかと申しますとね、

 

子供たちのことは超かわいいんですが、

大人になった彼らのために、
お金を残してあげたいとは
思わない、
という話です。

 

彼らには、出来る限りの教育を受けさせてあげたいし、

一緒に世界中を旅行したいし、

一緒にいろんなものを食べて、

いろんな経験をさせてあげたいです。

 

そのためにお金がかかるなら、
そのお金は私が稼いであげたいです。

 

お金が理由で、諦めさせたくないです。

 

ただしそれは、
かろうじて大学進学、くらいまで
でしょうか。

 

それ以降は、うーん…

自分で何とかして欲しいです。

 

どうしても大学院へ行きたいなら、
奨学金を受けるなり、
私が貸せるなら貸します。

 

成人して、結婚したり、家を買ったりするときに、
経済的に援助するつもりはありませんし、そのためのお金をいまから積み立てて…
なんてしようとは思いません。

 

だって…もう、大人だし…

 

子供時代の彼らは、
100%経済的にもバックアップしたいし、しますが、

大人になってからの援助はしないつもりです。

 

【大人】とは、18歳とか、20歳とか、その辺り?

 

そんなお金があったら、そのころには自分のために使いたいです。

 

…冷たい、ですか?

 

いや~…これこそまさに、
価値観の問題、そのものですね。

 

アメリカの超有名な投資家ウォーレン・バフェットさんも、
824億アメリカドル、という
なんだかよくわからない資産をお持ちで、
お子さんも3人いるんですが、

子供たちには【びた一文】残さないそうです。

 

かと言って別に、子供が大人になるころのためのお金を
残そうとしている方のことを否定する気持ちは毛頭ありません。

 

その方のお金なので、好きにするのがいちばん、と思います。

ご興味があれば、調べてみてください。

 

『米ドル建て終身保険』で検索すればいろいろ出てきます。

為替リスクはあるものの、40年後、とかいうレベルで見れば、
元本割れすることはないでしょうし、

保険会社が倒産してもバックアップがあるはずですし、
贈与税や相続税対策にもなるし、
アメリカや日本がデフォルトする可能性も低いとは思うので、
子供の将来に残してあげたいなら、選択肢のひとつかもしれません。

 


ワーキングマザー
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