おはようございます。みゆきです。
12歳と9歳の息子ふたりを育てています。
いつか読んだ本に、書いてあったんですよ。
どの本だったかはもう忘れてしまったんだけど、
それ以来ずっと印象に残っているんです。
能力は、環境が求めるだけ発達する。
医師の子供が医師になることが多いのは、
事実としてあるわけです。
音楽家の子供も同様に、音楽家になることが多いし、
わかりやすい『能力』を必要とする職業に就く人は、
親も同じ職業だったりします。
それはまず、
医師なら、医大へ入って卒業するだけの知能が
親から遺伝している可能性が高いですよね。
その上で、医師になるまでの道を知っている親が、
その方向へ誘導したり、良くも悪くもプレッシャーをかけたりするのが、
その子供にとっての『環境』となるわけですよね。
親たるものさ、
子供には幸せになってほしいし、
文字通り可能性無限大の彼らの能力を
最大限に発揮してほしいじゃないですか。
だから私も一時妙に焦ったりもしたんですが、
この文章を読んで落ち着いて考えたのよね。
親はこの場合子供の『環境』の一部であるわけで、
その『環境』は良い方向に働くこともあれば、
悪い方向に働くこともあるわけですよね。
もしくは空回りもあるよね。
じゃあその環境が『悪い方向/空回り』へ向くのはどうしてだろうと考えたら、
やっぱし、親が無理するというのが、
原因のひとつなんじゃないかなと思い至って、
それ以来私は、親としての背伸びをやめたんですよ。
現代の日本の東京という地に生まれた時点で、
うちの子たちは既にそれなりにラッキーで、
もちろんそれ以上を望むことも際限なくできるけど、
手の届く範囲で最大限に生きてくれたら、
十分じゃないかなと。
だって彼らの手の届く範囲は、既に結構広い。
で、その、『手の届く範囲』の中に
『親が買ったピアノ』が、
ぽんと飛び込んできたという展開の話。
『ピアノ一家』と化した我が家。
早くも長男は離脱。
というか、元々そんなに興味もなかったし。
ピアノなんて好きじゃなきゃできないし、やる必要もない。
約ひと月?ふた月くらい?
3人に同時に教えてみるとその差は歴然でした。
明らかに、明らかに、
次男の耳の良さがダントツなんですよね。
こんなに違うのかと。
初心者用の『ジングルベル』の楽譜。
最初から最後までで12小節くらいです。
夫も弾けるようになったけど、
弾けるようになっても最後まで暗譜はできないんですよ。
しかし次男。弾ける前に暗譜してるの。
ひとつ押す鍵盤を間違えると、
楽譜を見るんじゃなく、
正しい音がそこよりも高い音なのか低い音なのか、
聞き分けている直し方をするんです。
その行動は、
夫にも長男にも見られないので、
全然違う。
ずっと楽器を習ってきた私には、
暗譜というのはごく自然なことだったので、
それぞれの違いに驚いたのです。
音のつなげ方や強弱の弾き方を教える時、
見本として一度弾けばすぐに理解するのも次男。
夫も長男も、
「どう違うの?」
という反応。
音の違いが聞こえるか聞こえないか。
えー
おもしろっ
もちろんピアノは、
耳の良さだけではうまくなりません。
夫のような地道な練習と
大人が身につけたコツコツ努力が不可欠。
だから最終的にうまくなるのが誰だかはわからない。
でも、次男は確実に、資質がある。
私ももしかしたら耳は良いのかもしれないけど、
既に子供時代~エレクトーンやピアノをやってしまっているので、
持って生まれたのか訓練で身につけたのかは定かではありません。
でもいまの次男を見ていると、
彼が5年真剣にピアノに取り組んだら、
私なんてすぐに追い越すと思う。
次男の資質はピアノだけではないでしょう。
長男には長男の資質があります。
でもたまたま、
頼んでもいない本物のピアノが家にあって、
すぐにピアノに触れる『環境』にいることが、
次男に一生の趣味をもたらしたりしないだろうか。
私が死んだら、ピアノは次男にあげよう。
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。