おはようございます。みゆきです。
8歳と6歳の息子ふたりを育てています。
今朝の兄弟の会話。
次男「しってる?シャンクスは4こうなんだよ。」
(ワンピースの話)
長男「しってるよ!じゃあ4こうほかにだれかしってる?」
次「しってるよ!カイドウでしょ?バギーでしょ?
あとビッグマム!」
長「そうだよ。
じゃあしちぶかいは?」
次「キッド・・・ロー・・・」
長「ちがうよ!ローはもうしちぶかい
やめたよ!」
次「まだやめてないよ!」
長「やめたよ!このまえやめたじゃん!
しらないの!?」
次「このまえは!やめる、って・・ってとこまでじゃん!
チョーナンこそしらないの~!?」
朝食を食べながら、
お互いが好きなワンピースの話をしていたはずなのに、
『どっちが正しい』と言い争い。
「やめろー!!!」
弁当を作りながら、キッチンから怒鳴ります。
怒鳴り散らします。
この年代特有の、
『どっちが正しい』闘争。
1日に1回は勃発します。
そんな時いつも思い出す、
『ヒロミちゃん』のことと、私の一種の『成功体験』
生まれ育った横浜の家。
隣に住んでいたのが『ヒロミちゃん』でした。
確か私より一つ年下でした。
なんせ隣なので、いつもいつも
「あーそーぼー」
と玄関へ行き、遊んでいました。
そんなヒロミちゃんと遊んでいた時、
どちらからともなく
チェッカーズの歌を歌い始めました。
若い方、ご存知ですか?
藤井フミヤさんがボーカルを務めていた7人組でした。
当時大人気だったんです。
確かそれは、
『ギザギザハートの子守歌』
嗚呼懐かしい。
あ・あ!
わかってくれとは言わないがぁ♪
そんなに・おれが悪いのか♪
ララバイララバイおやすみよぉ♪
ギザギ・・・
ちがうよ!
ララバイララバイさよならよぉ♪
だよ!
ヒロミちゃん、ちがうよ。
おやすみよぉ♪だよ!
ちがうよ!
わたしカセット持ってるもん!
え!私だって昨日聞いてたもん!
おやすみよぉ♪だよ!
ちがうよ!
まちがえてるよ!
しらないんじゃん!!!
まちがえてないもん!
まちがえてるのはヒロミちゃんだよ!
私、まちがえてないもん!
・・・もう!かえる!!!
私もかえる!
じゃあねっっっ!!!
喧嘩別れ。
プンスカと怒り、それぞれのお隣の家に帰っていきました。
自分の家の扉を開け家に入り、
玄関に座ります。
私、合ってるもん。
おやすみよぉ♪だもん。
・・・
・・・
・・・
ひまだな~
なにしよう。
ヒロミちゃんと、遊びたいな~
なんであんな喧嘩になったんだっけ。
確か私は・・・小3くらいだったかな~小4か?
意を決してヒロミちゃんの家へ向かいます。
ドキドキします。
ごめんね、って私が謝るのもなんか変だな~
でもな~
遊びたいしな~
ピンポンを押しても誰も出てきません。
でもさっきヒロミちゃんは帰ったばかりだからいるはず。
鍵がかかっていない玄関を開けます。
中に入り、呼びます。
「ヒロミちゃ~ん・・・」
「・・・」
「ヒロミちゃんてば~・・・」
「・・・」
「・・・ごめんね~」
顔を出すヒロミちゃん。
「考えたんだけどさ、
なんであんなことでケンカしちゃったんだろう。
別に歌詞なんてどっちでもいいじゃん。
どっちが合ってたからって、じゃあなに?って。
さよならぉ♪でいいよもう。
だからごめんね?またあそぼう?」
我ながらシマジロウのような優等生。
でもこの体験は私の成功体験として記憶に残っています。
世の中には『どうでもいいこと』『どっちでもいいこと』があり、
誰が正しいかよりも、その向こう側にある『本当に欲しいもの』が
大事なんだと、体験を通して覚えました。
その後ももちろん『どっちが正しい』闘争はあったものの、
つきものが落ちたように途中で我に返るようになりました。
・・・なーんて成功体験を、
息子たちは経ていくのか。いかないのか。
ワンピースの『しちぶかい』を巡って
殴り合いにまで発展するのが、
今の私の日常。
暑いし~
↓をクリックいただけると、ブログランキングのポイントが入ります。
お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?