おはようございます。みゆきです。
11歳と8歳の息子ふたりを育てています。
長男も今年から、6年生になります。
幼児のころまでは『子育てあっという間』
なんて微塵も思わなかったけど、
小学校に入ると『もう〇年生?』
と感じるようになりました。
反抗期なので親の話を素直に『ふむふむ』と
聞いてくれることはあまりないのですが、
とはいえ、難しい話をすることが増えてきました。
そんな話の際、よく例として使わせていただいているのが、
大谷翔平選手。
言わずと知れた、世界のスーパースター。
長男ももれなく、
「すげーすげー」
と大谷選手に憧れのまなざしを向けています。
いや、あそこまでのスーパースターになると、
誰でも何かしらを彼に反映させて考えたりするもの、
じゃないでしょうか。
そんな大谷選手を例に、
『努力とは何か』
長男と話してみました。
なぜ、大谷選手はあそこまでの偉大な選手になり、
偉業を成し遂げることができたのか。
日本にもアメリカにも、すごい選手はたくさんたくさんいるのに、
その中で秀でることができるのは、なぜなのか。
「やっぱ才能じゃない?」
真っ先に長男が言いました。
そりゃ才能はあっただろうね。
あの身長、運動能力は間違いなく才能だろうね。
でも多分さ、
大谷選手と同じくらい才能がある人は、
日本にもアメリカにも、少なくとも数十人、数百人はいたんじゃないかな。
でもその中でも大谷選手は、
野球に集中して『努力』を投下したから、
だからあそこまでになったんじゃないかな。
「でもやっぱり才能だよ。
同じくらい努力した人だっていたはずだし。」
確かに、同じくらい努力しても、
才能がないと偉業は成し遂げられないよね。
大谷選手はきっとその両方だろうけど、
じゃあ『努力』ってなんだろう。
「れ、練習?じゃない?」
そうだよね、大谷選手ならまず野球の練習だよね。
でも最近思うんだけどさ、
野球にしろ勉強にしろ仕事にしろなんでも、
『やったほうがいいけど今すぐ結果は出ない面倒なこと』
がそれぞれの分野でたくさんたくさんあって、
それをいくつ積み上げたか、
それで『結果』が決まるんじゃないかなと思うんだ。
分野が無限にあるから、
どの分野で積み上げるか、次第で個性にもなる。
いろんな分野で積み上げてももちろん良い。
でもきっと大谷選手は、
野球に集中して積み上げたんじゃないかな。
野球のために睡眠に気を使って、
食に気を使って、
他にも、他の選手はやらないようなことも、
コツコツ積み上げたんじゃないかな。
だからやっぱりママは、
大谷選手は努力の人だと思うんだ。
世の中、
『やったほうがいいけど今すぐ結果は出ない面倒なこと』
ばっかりなのよ。
それは、好きだからできたり、
頑張ってやったり、
人に言われてできたりするんだけど、
もちろんできないこともたくさんあって、
何をどれだけ積み上げるかで、
人と人生が決まるのかなって、
ママは最近思うんだよね。
別に何かを成し遂げなくてもいいんだけど、
何をどれだけ積み上げたかで、
どんな人になるかが決まるのかなって。
もう途中から長男は多分上の空でしたが、
私が最近発見した法則なのです。
例えば会社員として周りの人より出世している人は、
やっぱりその分野においての、
『やったほうがいいけど今すぐ結果は出ない面倒なこと』を
他の人より積み上げているんだな、とか。
もちろん、年齢とか性別とか学歴とかいろんな条件も、
関わってくる話だけど。
子供と毎日一緒にご飯を食べることも、
忙しいのに『抱っこ』と言われたら
一旦止まって抱っこすることも、
『「〇ね」という言葉は言ってはいけない』
と反抗期の息子に根気強く言い聞かせることも、
結局は
『やったほうがいいけど今すぐ結果は出ない面倒なこと』
で、どれだけ積み上げられるかが、
子供たちの心を決めるわけです。
もちろん、全部が全部できないわけだし。
うちの子たちが何を積み上げ、
どんな人になっていくのかは楽しみだし、
私もちゃんと、コツコツ積み上げていこうと
改めて。
↓のバナーをクリックいただけるとブログランキングのポイントが入ります。
更新の励みにさせていただきます。
いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。