『ごもっともなこと』なんてやっぱりお呼びじゃなかった

 

おはようございます。みゆきです。

7歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

引き続き、7歳長男の『対・弟』のジレンマ。

 

そもそも2歳4ヶ月差。

たったの2歳差。

いま43歳の私にとって41歳の人なんてもう、

タメ?(って久しぶりに言った)

もうどっちが年上だったかなんて忘れてしまうような年齢差です。

 

その2歳という年齢差は、

年を追う毎にどんどんと縮まっていきます。

 

いまはまだ、体格も知能も差がありますが、

その差は確実に狭まっています。

2歳4ヶ月と0ヶ月、のときよりは確実に。

 

ポケモンカードで長男が負け始めました。

もともとポケモンカードは運も大いに関係あるゲームなので、

5歳半になろうとしている次男の知能の発達に伴って

どんどん差は拮抗してきます。

 

2回続けて負けた長男。

またしても怒り狂いました。

全身で悔しさを表現し、次男に掴みかかろうとします。

 

次男も次男で、これまで負けっぱなしだった長男に勝ち始めたことが新鮮な時期。

得意気に吹聴し、火に油を注ぎます。

 

「2歳しか離れてないんだから、

これからもっと勝ったり負けたりなんだよ。」

 

暴れようとする長男をやんわり押さえつけながら話しかけます。

が、効果なし。

 

思いつく限りの暴言を吐きます。

(キャンプ行かない!とか、次男とはもう一生遊ばない!とか。)

 

しかし結局彼の気持ちを収めたのは、

時間とそして、同調。

 

「悔しいね。すごく悔しいね。

特に次男に負けるのは悔しいね。

あー悔しい。悔しいね・・・」

 

何度も何度も「悔しいね」と言い続け、

途中から私の膝に突っ伏すようにしていた彼の背中を擦り続け、

そうしたら笑顔が戻りました。

 

前に思ったとおりやっぱり、

子供って、というか人って、

こういう感情が高ぶる時、

ごもっともな理論なんて一切求めてないんですよね。

 

ただただ感情に同調することが、いちばん気持ちをラクにするんですよね。

 

昔子供の頃、多分…4歳とか5歳のころのこと。

その日が平日だったのか休日だったのかは覚えていませんが、

母と姉が多分病院などに行っていて、

私は近所のおうちに預けられていて、

母たちの帰りが遅れていたんですよね。

 

近所のオバチャンはずっとそばにいてくれたものの

私は心細くて。

せめて家に帰りたいと思ったんですよ。

 

でもおばちゃんは、

「鍵持ってないよ。」

と私に言いました。

 

当時の私、まだ『鍵』というものをちゃんと理解していなくて、

鍵がひとつずつ固有なものだと知らなくて、

オバチャンの家の鍵で

私の家の鍵も開くんじゃないかと言ったんです。

 

「この鍵では、あなたのおうちの鍵は開かないよ。」

 

それでも私はオバチャンの言うことに納得できず、

鍵を貸して欲しいとオバチャンにお願いしました。

 

するとオバチャンは私の言うとおりに鍵を貸してくれて、

自分で鍵を差し込んでみて、

差し込むことすらできないというところまでやらせてくれました。

 

「開かないね。残念だね。寂しいね。」

 

それで私は気が済み、

おとなしくオバチャンと母たちの帰りを待つことができました。

 

覚えていませんが今思うと、

オバチャンは完全に子育て経験者でしょう。

そばに子供はいなかったと思うのですが。

おばあちゃん、位の年齢だったのか、それすらも記憶にありませんが。

 

 

知識も経験もない子供が間違うのは当たり前のことで、

大人にとったら『取るに足らないこと』でいちいち感情を高ぶらせます。

でもその高ぶった感情を、

静かに言語化してそばにいてあげることが、

多分いちばんなのだと思います。

 

対処法は彼ら自身が学び見出すこと。

 

 

あー、でも、

兄弟げんかの仲裁はもうお腹いっぱいです。

 

 

 

 

☆小学2年生のママ☆

子どもも大人も自然体!

うちの子小学生

 

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