行ってよかった高校の話 頑張ることは意外と難しい

B!

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

横浜にある、公立高校の話です。

制服はあるけど着なくてもいい、おそらく今創立120年くらいの古い、桜のきれいな高校でした。

姉が行ったので、なんとなくその高校しか知らなかったし、中学の成績も追いついていたので、

その学校に決めました。

入るのは大変だけど、入ると遊んでしまい浪人が多い、ということで親御さんからの評判は悪かったようですし、今も悪いようですが、

実際行った本人としては、とても良い学校だったと思っています。

 

『自由な校風』はもとより、

『頑張ることは格好いい』という文化がありました。

20年以上前の話なので、いまはもしかしらいろいろ変わっているのかもしれませんが、

私はあの高校へ行って良かったと思っています。

思えば中学校の頃、それもその学校がたまたまそうだったのか、

中学生という年齢のせいなのかはわかりませんが、

『頑張ることは格好悪い』という印象がありました。

勉強も、部活も。

 

試験前には

「やばい、ぜんぜん勉強してない」

 

と言うほうが、『格好いい』感じでした。

だから、

「昨日は12時まで勉強した」

 

なんて言うと嫌われました。

 

でも私は中学校2年生ころから勉強が面白くなってきていたので、よく勉強しました。

でもそれは、言ってはいけないのだという空気を感じていました。

 

そして高校へ進むと、なんと逆に、『俺のほうが頑張った合戦』がありました。

 

「オマエ何点?え!負けた!ちきしょー!

次は負けねえからな!」

 

 

「私はどうしても医学部に行きたいの。

でも多分今の成績だと厳しいかも。」

 

「理系というだけで尊敬する・・・頑張ろうよ」

 

みたいなやりとりが、普通にありました。

 

好きな勉強を、頑張ったほうがいいことを頑張って、それを普通に胸を張って誇って、

真正面から張り合って、切磋琢磨して、

それがダサくないって、素晴らしい!

と思いました。

 

中学校ではそして同時に、『勉強ができないこと』も、格好悪いことに分類されていました。

そしてこれも。

『勉強ができること』も格好悪いことでした。

つまり、特に頑張ったりもせず、中間くらいの成績が、いちばん格好いいことでした。

あくまで私がそこにいたときに受け取った印象なので、正しかったか、という検証はできませんが。

 

だから、勉強ができる人が、できない人に勉強を教えたり、

苦手な教科を得意な人に教わったり、そういう文化がありませんでした。

しかし高校では、それがごく普通のことでした。

 

私は得意だった英語を教えることがあったし、苦手だった物理や数学は教わりました。

『頑張ること』って、やっぱり何より貴重で、尊くて、大切だな

そう思う機会があったんです。

 

「私、頑張ります!頑張っています!」

 

と前を向いて宣言して、頑張って、その結果を周りの人が見守っている状態って、

実はすごく、価値のあることなんだろうな、と。

 

「頑張ってね」

「頑張ってください」

「はい、頑張ります」

 

頑張ったからと言って、必ずしもいつもいつもうまく行くわけじゃありません。

それでも、

 

「また頑張ります!」

「まだ頑張ります!」

 

と経験を糧として、データとして、また前を向き続けるのその姿が、

回りの人を勇気づけるのだと感じました。

 

なんででしょうね。

自分よりもずっと頑張っている人がいると知るだけで、

もっと自分も頑張ろう、と思えるのって。

 

だから私も、また頑張ろうと心を新たにしました。

そして、

「ママは頑張っているのである」

と息子たちにも伝えていこうと思います。

 

『頑張ることは格好いいのである』

そんなメッセージを受け取れるような学校を、わかる範囲で選べたらな、とも思います。

とにかく今日は、少し曖昧な話になってしまいましたが、

感動する出来事があり、『また頑張ろう』と思った、そういう話でした。

 

あ、そうそう、

唐突なんですが、トゥクトゥクってご存知ですか?

東南アジアなどでタクシーとしてよく使われている、三輪の車です。

トゥクトゥク柄の子供服、持ってますかwww?

Littele Green Radicals@Neutral

 


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