職場の『ワーママ』はお荷物なのか。

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

7歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

いまはフリーランスですが、3年前まで会社員でした。

 

Twitterで少し盛り上がりを見せた、

 

『仕事が息抜き』と言ったワーママさんと、

回りが息の抜けない仕事をして支えてあげているからそんなことが言える、

と思った方の話。

 

これを読む皆さんも、私と同じようにモヤモヤしたはず。

言いたいことや、思うことが複数、溢れてくる感じ。

印籠のように『ひかえおろお~』と突きつけられるひとつの事実ではなく、

複数のいろんなモヤモヤしたものが、

同時に溢れてきて渋滞している感じ。

そして残る、悲しいような、悔しいような嫌な感情。

 

こういうとき俄然、『整理しなきゃ』と思うわけですよ、私は。

 

Twitterでも書きましたが、

まずはやっぱり何を置いても、

言う相手と言い方を間違えた。

これですよ。

 

『仕事が息抜き』

この正確なニュアンスは、同じ立場の人にしかわかりませんよね。

しかも、

その『仕事』を息抜きとしてではなく、

メインイベントとして日々取り組んでいる人に向かって

『息抜き』と言うのは、やはり口が滑った感があります。

 

『会社に来ると落ち着く』とか、

『会社は静か』とか、

言うならせめてそんな感じにしておけばよかったのに。

 

だがしかし、その前提があったにしても、

この『職場におけるワーママがお荷物なのか』という

一般的な声というものが見えた感も十分にありますね。

 

確かに子供がいると、急に遅刻/早退/欠勤したりします。

残業もできないので、どうしたって回りが融通を利かせてあげないといけない。

 

そして果たしてそういう状態の人は、『お荷物』であるのかと、その問題です。

 

そしてそれを『お荷物』だと思っている人のTwitterでの声が、

その会社の、そしてその地域の、業界の、日本社会の縮図なのですよ。

 

私やあなたや、子供を産んだり育てたり働いたりしている人は、

『そういうことではない』とわかっています。

しかし、経験した人にしかわからないって、

やはりすごく、弱者や少数派に厳しい社会であるということなのです。

 

私の姉は、あらゆるタイプの少数派の人をサポートする仕事をしています。

詳しくは書けませんが、話を聞けば聞くほどに、

弱者や少数派に対する社会の理解のなさと非寛容である面が、

見て取れます。

 

社会には、『B面』があるのだと、子供を産んで初めて知りました。

子供を産むまで生きていたのが『A面』です。

大多数の人が暮らす『A面』

仕事をしたり、金曜日に飲みに行ったり、

週末に家事をしたり。

 

でもその『A面』の裏には、『B面』があるということを、

私は35歳にして初めて知ったんですよ。

 

『A面/B面』という言い方は、

本の中で田房永子氏が使っていた表現です。

わかりやすいので拝借させていただいています。

 

子供を産んで例えば仕事を辞めると、

ほぼ『B面』で生きていくことになります。

家族のために常にスタンバイして、

子供の病気、夫の仕事の都合に自分を合わせ、

ケア労働を一手に担います。

 

そして『ワーママ/パパ』になると、

この『A面』『B面』を行ったり来たりすることになります。

『A面』『B面』は表裏一体なので、

同時に2箇所に存在することはできない!!!

という状況になることがあります。

 

だからいまの社会では、『両立』がすごく大変なんです。

 

『A面』も『B面』も本来、どちらにも甲乙はなく、

どちらも社会に不可欠な営みです。

 

しかし現代の人間社会はとにもかくにも『貨幣社会』です。

お金がないと、何もできません。

生きていくことすらできません。

 

そして、

『お金がないと生きていけない』

『お金を稼ぐ行為が何よりえらい』

 

と簡単にねじまがってしまったわけです。

 

 

・・・ほらね、

予想通り長くなります。

明日に続けます。

 

 

 

 

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