おはようございます。みゆきです。
初めて子供を産んで、
さぁ育てるぞ!となった時、
え?これを?これで?こうして?で?
これでいいの?で?いつ?どうなるの?は?
みたいな。
助産師さんに教わってはいたし、
母も手伝いに来てくれていたんですが、
なんというか、
新しいアルバイトを初めて、
先輩に仕事を教わるように教わりたかった、
というのが正直なところでした。
こんなに勘所が『つかめない』のに、
私一人でこの人間一人の全責任負うの?
と、私は思いました。
甘いとは思うものの、
『もっと教えといてほしかった~っっ』
と思ったのも事実でした。
今思うと、子育てのように千差万別すぎること、
正解がなさすぎることに関しては、
事前にもっと情報を集めておくべきではあったものの、
やりながら掴んでいくしかない範疇も大きかったとは思いますが、
でもそれならそうと、
教えてほしかった、みたいな。
甘ちゃんです。
新生児育てのように、
私よりも前に同じことをやっている人が数多くいるにも関わらず、
その知恵と経験が効率的に受け継がれていないことって、
意外と世の中に多いんだなと、最近思うわけですよ。
そのひとつ。
マンションの大規模修繕の話。
築13年ほどの我がマンション、
5ヶ月ほどかかった大規模修繕がやっと終わろうとしています。
今日はその話。
日本全国マンションは星の数ほどあって、
そのそれぞれで大規模修繕が行われています。
だからもちろん、施工会社である建築会社には、
マンション修繕の知見は貯まっているのだと思います。
だがしがし、
住民側の知見は、なかなか貯まりようがないよなと、
思ったんです。
短くても10年間隔くらいで行うので、
人生の中でそんなに何度も大規模修繕中のマンションに住む機会もないわけで、
私も今回が初めてでしたし、
同じマンションでまたやるとしたら10年後?
子供が高校生の頃?
その頃には引っ越してたり?未定ですが。
ということで今回思った、住民側の感想。
在宅勤務との相性は当然悪い。
工事内容を見ると、要は防水工事にかけるお金と工数が多いということがわかりました。
屋上の防水加工(?)詳しくはわかりませんが、
とにかくまぁ、
ガガガガガガガ・・・
ゴゴゴゴゴゴゴg・・・
最上階の我が家がうるさいのは覚悟の上でしたが、
それでもなかなかのものでした。
ピーク時のオンライン会議はちょっと厳しいかもしれません。
夫は耳栓して仕事していました。
意外に多いベランダのもの。
工事期間中はベランダや玄関外に出ているものを室内に
しまう必要があるのですが、
そのお宅にもよるとは思いますが、
ベランダに置いているものが思っているよりも多かったです。
ベランダにあるとかさばるように見えないものでも、
室内に置くと意外にデカイ。
ベランダの植物問題。
日当たりだけはいいもんだから、
いい気になってベランダでいろいろ育てていたんですが、
室内が得意な植物意外は全滅しました。
なので可能なら、植物はどこか別宅で預かってもらうほうがいいかと思います。
我が家の失敗①ベランダのタイル
↑の写真にも写っていますが、
我が家のベランダには石のタイルが張られています。
これも当然すべて剥がして室内保管するのですが、
まず剥がすのも張り直すのも、とにかくすげー大変。重い。
なので我が家の場合、サブベランダのタイルはすべて廃棄することにしました。
メインのベランダは張り直そう、と思ったものの、
タイルはさながらパズルのような状態で、
どのピースがどこにあった?
という状態で一旦お手上げ。
時間をかけて取り組むことになっています。
なので、タイルを剥がすなら、細部まで写真で撮って残しておいて、
それを見ながら張り直す、ということをすべきでした。
我が家の失敗②傘、紛失。
玄関前の工事が始まり、
玄関の外にはみ出していたものを室内にしまったのですが、
玄関の外に傘を出しておいたのです。
使ったあとの濡れた傘を、すぐにしまっておくべきでした。
数日後使おうと思ったときにはなくなっていました。
ビニール傘はなくなっても良かったんですが、
1本だけ、長男が気に入ってくれていた宇宙柄の傘が、こつ然と消えました。
玄関外にかけておいたことは覚えていて、
学童や学校、長男が足を運んだ場所は念の為すべて探したものの出てこず、
工事の際に邪魔になってどこかによけられて、そのままどこかへ…
ということだったんじゃないかと。
施工会社さんへ問い合わせてはみたものの、
知らぬ存ぜぬ、という回答でした・・・
工事の際は、驚くほどたくさんの人数の
いろんな職人さんが出入りします。
誰が何をどこに置いて、それが元々どこにあったのか、
イレギュラーなことがあったら、
そんなことを管理するのはほぼ不可能だと思われます。
ただただ、気づいてしまっておくべきだった。
悔やまれます。
かわいい傘だったんだよな~…
これらの『失敗』さえなければなんてことなかったと思われる
マンションの大規模修繕。
これから控えている方には、頭の隅においておいてもらいたいなと・・・
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。