追うべきはその場の『手応え』ではない

B!

 

おはようございます。みゆきです。

8歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

長男がそろそろ、反抗期というやつに片足を突っ込もうとしている感があります。

妙に突っかかるあの感じ、

自分にも覚えがあるなーと懐かしく感じます。

 

リビングでゴロゴロしていると、

私の脚や体をまたいで行こうとする長男が誤って踏んでしまします。

 

「いてっ!!!

いーたーい!!!」

 

それに対する、ご機嫌斜め時の8歳。

 

「そんなとこに寝てるのが悪い!」

 

えー!!!そんなこと言うのー!?

でもいたいよー。

歩いてる人が注意すべきだよー。

いたいよー・・・

 

 

3歳、4歳、そうだな~、5歳くらいまで?

わかりませんが。

それくらいまでなら、

同じ場面では

「痛いことしちゃったら『ごめんなさい』でしょ。」

と言い聞かせますが、

8歳はここで放置。

 

その場で『ごめんなさい』と無理にでも言わせれば

その場で私に『手応え』が得られますが、

欲しいのは手応えではなく、将来の長男のあるべき言動。

 

「いたいよー。」

とだけ言ってあとは放っておくと・・・

 

 

「ママ、ごめんなさい・・・」

 

うちの長男の場合は、

この数分の冷却で自分で考えて『すべきこと』をします。

同じ手法が次男にも効くかと言うと違うかもしれませんが。

 

 

でもこの、その場の手応えを求めずに敢えて放置して

一旦冷ますって、

大人も同じですよね。

 

この前キャンプに行った時、

帰る日の朝に夫と喧嘩をしたのですよ。

 

焚火LOVERの我ら、前の晩ふたりでさんざん焚火をして、

「明日の朝は片付けもあるし焚火はやめとこう。」

と夫が言ったのです。

 

その時私はあまり考えもせず、

「うん、そうだね。」

と言ったのですが、

朝起きてみたらやっぱり少し『締めの焚火』をしたかったのです。

 

持参した焚火台ではなくキャンプ場に備え付けのファイヤーピットがあったので、

焚火をしながら片付けができるし、と思って。

 

そうしたら夫はとにかく

「ダメ」だと。

 

私にしたら、私が勝手に焚火しながら片付けするだけで、

あなたはやらなきゃいいじゃんと。

 

しかし夫からすると、

焚火をすると片づけがおろそかになるし、

本当なら一緒に焚火したいけど

そうすると片付けがバタバタするから、

だから「いやだ」と、「ダメ」だと。

 

まぁどうでもいい喧嘩です。

 

とはいえ私も夫も譲らず平行線。

 

「じゃあもうキャンプなんか行かない!」

 

というところまで行きました。

 

「おうわかった。もうやめよう!」

 

売り言葉に買い言葉でそう言い、

その場での決着は一旦お預けして冷ましました。

 

無言で車に乗り、双方考えます。

頭を冷やし、冷静になって考える。

 

 

しばらくして、話しかけてみました。

 

「ねえ、例えばさ、

パパがホテルの旅行の帰る日の朝、

『ちょっと温泉行ってくる』って行こうとして、

『私だって本当なら一緒に行きたいけど

一緒に行ったら帰りの片づけがバタバタするからダメ』

って言うのと、違う話なの?」

 

「うーん・・・そうかぁ・・・

俺はさ、前にママが片づけをサボッたのが嫌だったんだよ、すごく。」

 

「そっか。それは私が完全に悪かった。ごめん。

もうしない。片づけるのはいずれにしても片づけるよ。」

 

「そうだな~・・・じゃあ、チェックアウトの1時間半前を目安に、

帰る日の朝も焚火したければしようか。」

 

 

焚火をめぐって喧嘩になる夫婦もなかなかですが、

やっぱり時間を置いて正解でした。

 

人って自分以外の人の心で起きていることがわからないので、

どうしてもその場での手応えを追いがちだと

私は思うんですよね。

 

一旦火事場を離れると、

自分の心と同じように人の心でも考えが巡り、変化し、いろんな感情が湧き、

化学反応が起きるのですよね。

その変化を待つ方が、その場の手応えよりもずっと意味があると、

毎回思います。

 

 

帰りの道中で寄ったサ-ビスエリアで、

たまたま長男とふたりきりになり、

長男に愚痴りました。

 

「焚火くらい好きにさせてくれたらいいじゃんね。

パパってばさ・・・」

 

かぶせ気味に8歳に言われましたよ。

 

 

「どっちもどっち!」

 

 

 

 

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お忙しいところすみません。。


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