子供たちに植え付けたい、『固定』概念 力となれ、呪いとなれ

B!

 

おはようございます。ワーキングマザーサバイバルのみゆきです。

6歳と4歳の息子ふたりを育てています。

長男がね、毎朝学校へひとりで行きます。

ランドセル背負って、ハンカチティッシュ持って、

「いってきまーす。」

って。

 

私が子供のころ、

同じように「いってきまーす。」

と家を出るとき、

いつもいつも、

いつもいつも母が、

 

「気を付けなさいよ。」

 

毎回毎回言っていて、

 

「はーい。」

 

と返事しつつも、

 

『いつもいつも言うな~。わかってるんだけどな~。』

 

と思っていました。

 

そんな母の気持ちを今、

毎朝のように思いながら、

私も同じように子供に呪文のように言い聞かせています。

 

「気を付けてね。」

「うん。」

そしてこれも、付け加えています。

 

「ママの大事な長男クンのこと、

お願いね。」

 

長男に、長男自身のことを「お願いね。」と

言っています。

 

同じように長男は、

 

「うん。」

 

と言います。

 

次男も含めて、

反抗されようが何だろうが、

無視されても、「うるせー」って言われても、

何度も言おうと思っています。

 

呪文のように。

そしてガッチガチの、ガッチガチの『固定概念』として、

彼らの中に植え付けたいです。

 

あななたちは、存在するだけで価値があり、

とても大事に思っている人がいるということ。

 

言葉だけではないのだと思うので、

伝わりそうな行いを、機会がある時には逃さずに。

 

もうすぐ長男の誕生日。

名前の入ったお誕生日ケーキ

家中を宝探しして見つけるお誕生日プレゼント

みんなが(姉が来ます)歌ってくれるお誕生日の歌

当日朝一の「おめでとう」の言葉

 

何がどう作用して、彼らの中に何を生むのか、

わからない部分も多いですが、

思いつくことでできることは、どんどん積み重ねていきたいです。

 

これは意識的に彼らの植え付けようとしている私たちの『呪い』ですが、

無意識にも含めて、親が植え付ける『概念』て、

ありますよね。

 

いまだにというか、

大人になってからのほうが、

私はそれを感じます。

 

父はいつも、いつもいつも、

こう言っていました。

 

「人と違うことをしなさい。」

 

子育てや教育は母任せの父でした。

そういう意味では今私は、

そんな父の態度に反感を抱いています。

 

でもやっぱり父は私の親であり、

彼の言葉は時に私を縛り、

時に私に力をくれます。

 

酔っぱらった時にも、普通の時にも、

子供の時から大人になってからも、

いつもいつも、

 

「人と違うことをしなさい。」

 

そして私が人と違うことをすると、

目が垂れて落ちてしまいそうなほどに喜びました。

 

昔東京で一人暮らしをしていたころ、

横浜の実家に帰る際、

なんとなく思いついて、

徒歩で帰ったんですよ。

 

朝5時ころ中野の家を出て、

13時間かかって横浜の実家に着きました。

多分なんか、ヒマだったんでしょうね、私。

その時父が、ものすご~く喜んでいたのを覚えています。

 

「おもしろいことするな~!歩いてきたの!?

すっご~い。」

 

とニコニコニコニコ。

 

それは時に呪いとなり、

『みんなと同じ』ということに無条件に違和感を感じたり、

人に迎合すると極度にストレスが溜まったり、

自分勝手と表裏一体に思える時もあったり、

 

父のせいだけとは限りませんが、

これは私の『呪い』であり『力』だと、

よく思います。

 

「親のメッセージなんて、そんなもんでいいんじゃないの?」

 

姉が言っていました。

呪いとなり力となり、

時と場合によって子供を助けもするし、足元をすくうときもある。

親のメッセージなんてそんなもんじゃないかって。

 

母はとにかく、

礼儀正しさと『言い方』にうるさかったです。

だから私も、言い方には過敏に反応する気がします。

それも同じで、

呪いであり力。

 

「かわいいかわいい長男クン

大事な大事な長男クン

大好き大好き長男クン

ママの宝物。」

 

もちろん次男にも、

寝る前とかにギューしながら言っています。

 

元気に、そして、幸せになれ。

 

 

 

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