夢物語でもない、現実逃避でもない、リアルに想像する力が命運を分ける

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

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私が以前勤めていた会社で担当していたお客さんは、世界に名だたる超超超大手外資系企業でした。

世界中に従業員が何万人という大企業です。

私が日々接していたのはマーケティング部署の担当者の方々だったのですが、そんな大企業に入社されている方々の経歴は、輝かしすぎて毎日目がくらんでいました。

帰国子女は自分の会社にもゴロゴロいましたが、東大、京大は普通にいらっしゃって、主席、もしくはあんなこんなシステムを作っちゃった人とか、もう私はお腹を見せて尾を振るしかない方々ばかりでした。

そんな超頭の良い方々は、頭が良いだけに、人柄もとても友好的でした。

「す、すみません…いま途中からちょっとわかりませんでした…」

と広告代理店のオバカな営業が言っても、

「あ、わからなかった?えっとねぇ…どう言えばいいかな…」

と丁寧に教えてくださいました。

 

 

しかし、しかしですね、

そんな頭の良い方が、『終身の生命保険で毎月7万払ってる』とか言っていたので私は驚きました。

『でもさ、30年払えば返礼率160%だから…』

いや、まぁ、毎月のお給料も多い方々だと思うので、その【損】に目を向ける必要もないと思っているのかもしれません。

でもやっぱりさ、自分の金なのに、30年なり20年なりという長期間にわたって、増えないならまだしも元本割れるって、相当なリスクだと私は思うんです。

 

ATMで自分の貯金引き出そうとしたら、

「いま引き出すと6割に減ります。10年後なら110%です」

って強制的に決められるようなもんです。

そんなATMにお金預けますか?という話です。

プラスで30年も規制かけられたのに大した返礼率じゃないところとか、うー…って思います。

 

いろんな女性と話して思うんです。

頭が良い人、お勉強ができる人ほど、お金を難しく考えているのかもしれない

もちろん金融商品の話となったら、難しい言葉はたくさん出てきます。

でも難しいのは言葉だけであって、その仕組みや原理はどれも似たり寄ったりです。

例えば↑の〇年払いこめば返礼率XXX%という貯蓄型の保険にしても、

投資信託を始めるにしても、

何歳でいくらくらいの貯金が必要か、ということにしても、

必要な要素は、

『自分の世帯がいま年間いくらの支出で暮らしているのか』

の大体の金額と、

あとはその状況をリアルに身近なこととして想像してみること、

それに尽きると思います。

 

例えばいま自分たちが年間280万円(4人家族の健全な支出の平均)で暮らしているとして、

いまの貯金が500万円で、自分の年収が300万円で、子供がいて、

夫の生命保険いるかな?ってことであれば、

夫がいなくて、団信入っていれば家は自分のもので、毎日の生活がどんなふうになって、

『その貯金額を見て私、どう思うかな?』

まずはそれをリアルに想像してみるところからだと思うんですよね。

 

老後の資金にしても、

インフレ考慮して夫婦の生活費が年間300万円(生活レベル変えなければそれくらいのはず)だとして、

年金で年間200万の収入で、80歳時点で貯金が3千万円。

『それってどんな生活で、私はどんなふうに感じているかな。不安かな、そうでもないかな』

 

投資信託なりの運用を始める時には、

どう始めるか、よりもどう終えるか、を考えるほうが大切なんですが、

25年運用して自分は65歳。仕事も引退している。

元手200万円を25年&年利3%で25年後にはXXX万円。

65歳の自分はどう思うかな。まだまだ続けられるのか。面倒だから現金化して運用からは足を洗うのか。

リアルに想像するために必要な情報がわからないと思う場合、

それならなおさら、リアルに想像してみてください。

そうすると、自分が何がわからなくて、何をわかる必要があるか、それがわかります。

そうしたらピンポイントで調べるなり聞くなりすればいいんです。

リアルに想像してみないことには、何がわからないのかもわからない、

ってことになると思うんです。

 

地震保険の更新を夫と検討した時もそうでした。

 

夫「そもそもさ、家が全損するほどの地震てさ、生きてると思う?」

私「そうね…全損て、どの程度を全損て言うの?」(全損て何?と調べる)

夫「大半損だってさ、相当だぜ。かろうじて倒壊しませんでした、って状態でさ、もう住めないよね、どう考えても」

私「しばらく避難生活だろうね、そんで…引っ越し?大半損で…いくら出るんだ…?」(調べる)

夫「うちの場合建物と家財合わせて450万か…」

私「地震が起きる可能性がわからないとして、そのために7万払う?」

夫「5年後にはまた保険料は上がるだろ?」

そうやってリアルなシミュレーションを重ねることで、

不明点が浮かび上がって、同時に

自分たちが何を、どの程度求めるのか、

がぼんやり見えてきます。

こう読むと難しく感じるかもしれませんが、今後、保険、資産運用、老後の資金、教育資金、自宅の購入など、

大きなお金を使う時にはぜひ、

リアルにシミュレーションする、ということを思い出してみてください。

そうやって自分の言葉で、旦那さんに問うてみてください。

ふたりでリアルにシミュレーションした上で、その上で『必要』『欲しい』と心から思える時、

良い選択になるような気がします。

今朝の私は、次男のパジャマが足りないような気がして、

『サイズがぴったりの仮面ライダーのパジャマを着て喜ぶ次男@¥1,500(送料込み)

VS

『ダボダボのお下がりボロボロのパジャマを着てドタドタ走り回る次男@¥0

をリアルに想像して比較して、

「買わない、買わないww」と楽天アプリを閉じました。

 

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