少子化対策はお金なのか。お金じゃないのか。

B!

 

おはようございます。みゆきです。

9歳と7歳の息子ふたりを育てています。

 

 

少し前からしみじみ思います。

 

ああ、私、喉元を過ぎてしまったな、って。

 

人によるかもしれません。

でもやっぱり私の場合、子育ては赤ちゃん期がいちばん大変でした。

 

やることが多くて、

ひとり時間がほぼゼロで、

思い通りに寝ることもできなかった時代。

 

 

いまでは子供たちは自分で学校へ行き、

自分で帰ってきて、子供部屋で寝ます。

 

もちろんお世話することはまだまだたくさんありますが、

比べたら随分とラクになりました。

 

最近、少子化対策や子育て支援の財源の話題、

よくニュースなどで流れます。

 

それを見て夫が言うんですよね。

 

「少子化対策ってさ、

お金じゃないんじゃないかな~・・・

違うかな~・・・」

 

 

夫は昔、Youtubeだかテレビだかで見た、

男性子持ち有名人の話に深く頷いていました。

 

確かこんな感じの話。

 

 

お金の支援も大事かもしれないけど、

赤ちゃんや子供の可愛さや尊さ、かけがえのなさ、

そういうのを知る機会がなさすぎる。

若者にそういう機会を作ることで、

子供を持ちたいと思う人は増えるはず。

 

 

あなたはどう思う?

 

少子化対策、お金だと思う?

 

私は・・・そうだなぁ・・・

最終的にはお金だと思います。

 

 

私も、

『子育て支援』という名目で現金が欲しいわけではないです。

 

でも欲しいのは、

『サポート』そして『応援されてる感』です。

 

そしてそれは最終的には、お金になると思います。

 

例えば妊婦検診。

妊娠は『病気』ではないからと、

保険適用外です。

 

病院にもよるのでしょうが、月1くらいの検診に

毎回5千円~1万円かかりました。

 

補助はあれど『普通』に出産すれば出産費用も自己負担。

都内では補助だけでは足りないことが多いはず。

 

 

『妊娠したのは自己責任でしょ?

あなたが好きで妊娠したんでしょ?

負担があることも覚悟の上で、

妊娠しないことだってできたのに、

自分で選んだんでしょ?』

 

私はそう言われているような気になりました。

 

 

それが例えば、

妊娠~出産にかかる病院などの費用は一切ゼロ。

 

そういう状況なら、

妊娠も出産も、社会から祝福されてるなと、

そう感じます。

 

 

誰だったか政治家の方が言ってたんですよね。

 

予算は国民へのメッセージです。

お金は、社会へのメッセージです。

 

 

その通りだと思うんですよね。

国が妊娠や出産費用を全額負担する、

つまり国のお金を使うというのは、

『妊娠・出産を応援します』

という国からのメッセージなんです。

 

 

あと思いつく、というか毎日目にするので思い出すのが、

子供載せ自転車の大変さ。

 

地域限定の悩みだと思うのですが、

やっぱり自転車に子供を載せるしか、

良い移動手段がないのです。

 

ここが私の喉元を過ぎた部分なのですが、

毎日毎日の保育園や習い事。

通院も買い物も全部、

車や駐車場がない地域では、

自転車が主な移動手段なんです。

 

でもあれ、すごくすごく危険だし、大変なんです。

 

それを例えば、こういう月額タクシー使えたり、

その費用を国や自治体が補助してくれたらいいな~なんて、

細かいところですが思うわけです。

 

それも結局お金、予算が必要なこと。

 

そしてやはりね、

どうしたって産むのは女性なんですよ。

妊娠・出産て、結構大変じゃありません?

 

妊娠・出産とひとくくりにしてんじゃねえっ!

と言いたくなるくらい、

それぞれが大変じゃありません?

 

身体的な負担も大きいし、

妊娠による社会的負担も大きいです。

まさかあそこまでとはと、私は思いました。

 

だから女性に考えさせてほしいし、

女性に語らせてほしいです。

 

おじさんたちが考えておじさんが発表するんじゃなくて、

女性が考え、女性に発表してもらいたいです。

それだけでも、『応援されてるな』と

私ならそう感じます。

 

私がこう感じるように、

いろんな女性がいろんな感じ方をするんです。

だから、複数の女性で考えさせてほしいです。

 

この前の地方選挙。

区長が女性になった区、

区議の半数以上が女性になった区もあったそうです。

我が区では区議の女性割合は3割を超えました。

集団の中で3割を超えると少数派ではなくなるそうなので、

よかったよかった。

 

これまでの男性議員たちがそうだったように、

いろんな思想の女性が議員という代表の立場にいるだけで、

意図せずとも実はいろんなことが少しずつ変わっていくであろうと思います。

 

いずれにしても子育て、

この罰ゲーム感をなくして欲しいですよね。

 

 

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