おはようございます。みゆきです。
７歳と５歳の息子ふたりを育てています。
我が家の子供たち。
幸運なことに健康に生まれ、いろいろと『人並み』です。
そんな彼らの注意関心が何に向いているかと観察すると、
遊び。
衣食住が満たされている彼らの関心は、遊び一直線。
退屈を避けることに必死だなと、見ていて思います。
そんな彼らに将来の夢や、いまいちばん楽しいことを尋ねると、
突拍子もないこと、断片的なことが、
真っ白な画用紙に無秩序に乱暴に描かれたクレヨン画のようにポンポンと出てきます。
一方の私達、大人。
「あなたの夢は？」
と聞かれてすぐ答えられる人のほうが少ないんじゃないでしょうか。
特に、ママたち。
愛しい子供たちがいるから、もう夢は叶った？
いまのなんでもない日常を維持することが今後の目標？
ふと立ち止まって考えてみると、
うーん・・・よくわからない。
人の注意関心はいつも、『足りないもの』に向くもの。
子供はまだ、お腹すいた、暑い寒い、眠い、オシッコしたい、
そういう原始的な欲求以外の基準がないため、
そこからは自由でいられます。
でも大人。
いつだってふと考えるのは、
『いま足りないもの』のこと。
彼氏がいなかったときは、
『彼氏欲しいな～…』
お金がなかったときは、
『お金があったらな～…』
『もっとスタイルが良かったらな～…』
『もっと顔がかわいかったらな～…』
『もっと頭が良かったらな～…』
これは、人の脳の原始的な本能のひとつだとか。
食料が足りない時、食料を得ることに集中するための、
睡眠が必要な時、睡眠をとることに集中するための、
生命維持装置のひとつだとか。
ここ８年ほど、ずっとこれ。
時間が、欲しいな・・・
ひとりで、ダラダラと何もしないで、
スマホ見て、自分のタイミングでスマホを見終えて、
それでもまだひとりで、誰からも何も言われず遮られず、
催促されず、静かに、
ボーッ・・・と寝転がって、無為に、ただただ無為に時間を過ごしたい。
そんな時間が欲しい。
ふとそう思う時、
あー、やっぱりいまの私に足りないのは『時間』なのだなと再認識するものの、
でも正しくは、
いま私が足りないと『思っているのが』時間、なのですよね。
時間がない、ような気にさせられている、
というのが正確なところかと。
スマホを見ても、仕事をしても、本を読んでもテレビを見ても、
トイレに行っても掃除をしても、
いつもいつもいつもいつも、
それを終えるタイミングを人（子供）に決められる、
その日々の経験が、私にそう思わせるのだと思います。
だから逆に、
例えば在宅勤務の中途半端な時間で
タイミングを自分で決めて仕事の手を止めて、
夕食を作ってしまうとか、
タイミングを自分で決めてちょっとコーヒーを飲むとか、
そういうことをしてみると、
ちょっと自分の無意識が変わるような。
『お金がない人』は、
ただそれだけで、処理能力が何割か落ちるという調査結果も出ています。
じゃあ、『時間がない人』『時間がないとイライラしている人』も、
同じ理屈で処理能力が落ちるんじゃないかなと、
ふと考えました。（こんな調査は行われていない）
ていうかそもそも、『時間がないとイライラする』だけで、
ものすごくストレス溜まりますよね。
だから私がよくやるのは、
「パパに言って。」
なんでもかんでもまずは「ママママ」言うので、
「パパにやってもらって。」
と返します。
夫は私ができることはほぼできるので、
事足りるわけです。
この1回2回の「パパに言って」という出来事だけで、
『私は遮られなかった』と思うことができます。
もちろん代わりに、夫がどうしても遮られたくないときなどに
「ママに言って」と言われたら快くやってあげます。
「ちょっと待ってね」という曖昧さは子供には未知のことなので対応できませんが、
「パパに言って」なら子供もすんなり。
私達に時間がないのは事実ですが、
でももしかしたら『思うほど』ではないということもあるのかもしれない。
現に、むちゃくちゃお腹が空いている時、
『時間がない』とは認識しないはず。
むちゃくちゃ眠いときは、眠ることしか考えられないはず。
そんなとき『時間がない』は最前面ではなくなります。
あ、いやでも、やっぱり時間はない。
ひとりでボーッとする時間、今の私はそうだな・・・
１週間くらい欲しいですね。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。