保育園/幼稚園義務教育化を望む

B!

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

 

長男の1歳半検診、ブッチしたんですよ。

私は働いていて、毎日ワンオペ家事育児とフルタイムの仕事で

あっぷあっぷしていて、

そんな中1歳半検診のはがきが来て、

『強制ではない』と読んで、行かなかったんですよね。

 

とはいえ頻繁に小児科にはかかっていたし、

保育園にも行っていたし、発達上心配なことは何もなかったし、

特に考えもせず、だったのですが。

 

そうしたら、区役所の保育課というところから、

何度も電話があったんですよ。

要するに、長男の発達や発育に関して、

区としてちゃんと監督することが決まっているのだなと、

それを感じたんですよね。

自治体として、子供を守り育てるという仕組みが一応あるのだなと感じました。

 

何も考えずにブッチしたこを反省し、

その後の検診はちゃんと行ったし、

次男のときにも全部行きました。

5歳の子供が餓死してしまったニュースに、

またなんとも胸が苦しいわけです。

 

子供の虐待はよくニュースに取り上げられますが、

こうしてその残酷さも含めて、ちゃんと報道されることもとても大事なことだと思います。

 

この事件の母親には子供が3人いて、

上の子供たち二人は、

学校の給食でなんとか命を維持できていたそうです。

そもそも体が大きかった時点で、命を維持する能力が

下の子より高かったのもあると思いますが。

しかし、5歳の末っ子ちゃんは、

通っていた幼稚園で体重が減っている理由を聞かれて、

退園させたそうです。

 

その後、親族が通報したりして児相も入っていたものの、

5歳の子供が死ぬまで、

その状態は続いてしまったわけです。

 

多分、当の子供たちには『生き地獄』だったとは思うものの、

ここで幼稚園を退園さえしなければ、

死ぬことはなかったんだろうに。

他者の目が届いてさえいれば、

誰も命を落とさずにこの苦境から脱する機会があっただろうにと、

その仕組みを考えてしまいました。

 

実際に子供を産み、育てた親のひとりとして思うのですが、

子供=人間の命を、

生まれて1週間かそこらから、

大人ひとりふたりだけで完全保護するのって、

とても危ういですよね。

 

ちょっと私や夫が健康や精神を害したら

子供たちの生命維持はすぐに危険領域に入ってしまいます。

 

例えば今の我が家なら、

保育園や小学校も、

我が家の異常事態を発見してくれるであろう人たち、場所

であることは間違いないのです。

 

いざ子供を通して家庭の異常が見受けられれば、

児相なりに通報してもらえることで、

子供や家庭が救われたりしている事例も、

ニュースにならないだけでたくさんあると思うんですよね。

 

そしてそういう、『家庭/親の異常→子供の生死に関わる問題』への直結度合い、

深刻度合いって、

子供が小さければ小さいほどに大きいと思うんですよ。

 

子供の虐待死も結局0歳がいちばん割合が高いわけで、

例えばもう0歳から、

週に1時間は保育園に預けなきゃいけないとか、

義務化することで子供の死亡事故事件は

減らせるんじゃないかなと、思うんですよね。

 

 

大人が何かしらの問題を抱えることはもちろん防がないといけないけど、

それに巻き込まれて子供が死んでしまうって、

やっぱり仕組みとして防がないとダメだと思うんですよ。

 

私にはわかりませんよ。

保育園/幼稚園義務化が必ずしも最善の策かどうかは。

 

だから、それがわかる人に考えて欲しい、

そう言いたいだけなんです。

 

『女性』が社会的弱者であるよりももっとずっと深刻に、

『子供』は社会的弱者なんです。

当たり前ですが。

 

善意や地域の連携や、そういうソフト面で救える場面もありながらも、

社会の法律や仕組みというハード面でももっと網の目を細かくしていけたらなと、

切に願うわけです。

 

次男が5歳なんです。

体重19kgでツルスベのぽちゃぽちゃで、かわいいんです。

 

「あのね、あのねっっ」

と少ない語彙と格闘しながら一生懸命お話ししてくれるんです。

 

5歳ってそういう年齢なのに、

餓死ですよ。餓死。

どう考えてもダメでしょ。

親ももちろんですが、社会として。

 

こうして悼むだけでは、ダメなんですよ、本当に。

 

 

 

 

 

社会問題

一人で子育て

++育児の穴++

 

↓をクリックいただけると、ブログランキングのポイントが入ります。

お忙しいところすみません。。


いつも応援ありがとうございます。

自分以上に頼りになる人、いますか?

最新の記事はこちらから