おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
先日、長男(5)のお友達数人と誘い合わせて、近所の公園で遊びました。
適当に見守りながら、親は親で話したり、子供と遊んだりしていました。
そしてたまにありますでしょ。
その場で会った見ず知らずの子と、子供たちが遊び始めること。
そんな感じで合流した、ひとりの少年がいました。
聞くと小学校4年生とのこと。
親御さんが最初一緒にいたように見えましたが、
下の子のお昼寝やら買い物やらで、先に帰ったと。
ま、小4なら、ひとりで置いて帰るでしょうね。
そしてこの子、つとむクン(仮名)としましょう。
つとむクン、素敵な子でした。
話せばわかりました。
大人からの関心は、事足りているということ。
彼の関心はもう、子供たちと一緒に遊ぶことでした。
3歳や5歳にせがまれ、公園の木の実を棒で叩き落したり、
キックボードやらで走り回ったりと、とにかく長男やお友達の子と、気が合ったようです。
5歳と3歳たちも、少し上のお兄ちゃんは大好物なので、
終始付きまとっていて、
もう子犬がゴロゴロ6匹くらい団子になって転げまわっている感じでした。
いやね、とはいえ、小学生なりにちゃんと悪ぶった口をきいたり、
言葉足らずに欲求(もっと遊びたい)を伝えたりする、普通の小学生です。
でも、お行儀の良さもちゃんと兼ね備えているというか、
おうちの方がちゃんと教えているんだな、ということがわかりました。
おやつタイムとなったうちの子たちをジッと見つめるも、
「ごめんね、あげたいけど、やっぱりお母さんたちがいないから、
勝手に食べ物あげるのはダメだと思うんだけど・・・」
と言うと、
「うん、平気。オレ母親にもらってくるから。」
と言って走っていき、戻ってきた手にはお菓子とお茶の入った袋。
結局その子がうちの子たちにお菓子を振る舞い始め、
お返しに子供たちが自分のお菓子をあげたので、結局同じことなんですが。
夕方になり、お友達親子とうちの家族でスーパーへ買い物に行くことになりました。
すると、
スーパーの近くの公園へ行くと言いながら、
暗にそっちの公園でもっと遊びたいと伝えながら、
ついてくるツトムくん。
元居た公園から、スーパーまでは子供の足で徒歩10分ほど。
ま、いいけど。
スーパーの中でも、ずっと一緒についてきました。
でもツトムくん、本当にお行儀がよく、
スーパーの中でも子供たちとしゃべるだけ。
お菓子やオモチャを見ながら、楽しくしゃべるだけ。
「明日も公園来る?」
小学生特有の照れながらの、投げやりな目を見ないしゃべり方ながら、
ちゃんと私に聞いてきました。
「明日は保育園だから、公園に行ける時間には帰ってこないよ。」
そっか・・・と残念そうな顔。
これもまた、小学生っぽい半笑いの、でも残念さがちゃんと出ている表情。
いやいや、かわいいな、キミ。
家も近所だったので、スーパーからの帰路の途中でバイバイしました。
わかるよ。その気持ち。
妙に楽しい日って、あったよね、子供のころ。
そんな日は、とにかく別れがたくて、その時間が終わらないようにジタバタしたもんです。
そんな楽しい時間は再現できないものだということ、大人になるまで私は認められませんでした。
いかしかしツトムくん、かわいかった。
願わくばうちの子たちにも、キミのようになって欲しいです。
なんというかとても、健康で、健全で、バランスのとれた子でした。
良いバランスで悪ぶり、
やんちゃをし、
でもお行儀はきちんとしている。
うーん・・・しかし思ったのは、
小4をひとりで公園に置いていくと、
こういう風に知らない大人(+子供)についていくのだということ、
知りませんでした。
多分、ツトム君も、悪い大人の区別はつくのかもしれないし、
子供が一緒の大人だったらまぁ、危険性は薄いだろうし、
だからなんだと思いますが、
子供が家に帰ってきて、
初対面の家族とスーパーで買い物してきたなんて聞いたら、
「は???」
ってなりますよね。
いやいやいやいや、誰についてったって?
スーパー?
へ?買い物してるところ一緒に?え???
みたいな。
きっと小学生の説明って的を得なくてわかりにくいんでしょ?
状況を理解するのに時間がかかりそうです。
というか親には言わないのかな、そんなこと。
うちの子たちは寝る前にも寝室のカーテンを覗いて、
「ツトム君、寝たかな?」
と言い、
朝一起きて、
「ツトム君、学校行ったかな?」
と、ツトム君に首ったけでした。
でもとにかく、良い子でした。
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本当は不安でたまりません。