マンション理事会と学校の共通点

B!

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

7歳と4歳の息子ふたりを育てながら、フリーランスで働いています。

 

マンションの大規模修繕が始まり、そろそろ終わろうとしています。

昨年度マンション理事の順番が回ってきまして、

このマンション初めての大規模修繕の施工会社決定の時、

理事会メンバーをやりました。

 

とはいえ理事会とは別で大規模修繕委員というのもあり、

そちら主導で進めてくれていたので、

副理事の私の負担なんて大したことはありませんでしたが。

 

マンションの理事会というものに初めて参加して、

その『空気』に初めて触れました。

 

なんというか、

基本は前例や慣例を踏襲して、

そうでない場合も、とにかく事が丸くま~るく収まって

できる限り誰にも角やトゲが向かわないように、

そういう感じなんですね。

 

マンション全体で加入している保険の条件を見直しては?

と申し上げたのですが、

これまでの条件のまま、

他のマンションと同じように、

ということが優先されました。

 

そのほかにも、角が立ちそうなことをどう避けるか、

どう避けたら他の角が立ちあがらないか、

その方向にみんなで知恵を絞り合う感じでした。

 

でもまぁ、仕方ないなと、途中から思い、理解しました。

 

より良い状態へ急激に改善するためには、

やはり明確な目的にみんなが合意していることと、

明確なリーダーがいること、なのだと思いました。

会社という、営利目的であることが明確な共通認識として存在する組織には、

役員会があり社長や会長がいるため、

改悪されることもありますが、

改革や改善もドラスティックに起こり得ます。

 

構成員としては、

その方向性に反対なら去るという選択肢もあります。

しかしマンションの場合、

『資産価値を維持したい。』

と明確に思っている人もいれば、

賃貸として貸し出していて本人はそこに住んでいない人もいたり、

特に住居に興味ない人もいます。

 

まして我がマンションは1人暮らし~ファミリーまでいますので、

方向性もバラバラでしょう。

 

そして理事会の会長はいるものの、

当番制で毎年変わるものですし、

反対意見があっても去るのは容易ではない。

 

そうなるとどうしたって、

『改革』や『改善』はなかなか遅々として進まないものです。

 

そして同じことが、

公立の小学校(中学校や高校のことはまだ知らない)やPTAに言えるのだろうなと、

思う訳です。

 

PTAの予算に合意してください、

というプリントが来たのですが、

『細かい説明もない予算に合意か~…』

と思いつつも、

何か言ったら藪蛇ですし、

明確なゴールもないし、

モヤモヤしたまま終わりました。

 

ぽにさんのこの記事を読んでまた同じように感じ、

近所の6年生のお子さんがランドセルを背負っているのを見てまた

モヤモヤを感じました。

 

いま小学校6年生って、

もうあと数ヶ月で中学生です。

背は私よりも既に高く、体もガッシリしてきて顔も精悍です。

中学生の尖った感じも出てきているし、

受け答えも大人びてきています。

 

その背中にチョコンと乗ったランドセル。

もう背中の上部半分くらいしかなくて、

明らかに似合っていません。

 

本当にこれじゃないとダメなのだろうか。

日々ランドセルに接していても思います。

でも、いま通学カバンを自由にするなんて、

変化が急激すぎるんでしょうね。

 

欠席連絡の連絡帳直接渡しですら、

新型コロナという力なくして変わることができなかったんですから。

 

学校も結局は、

明確な共通認識やヴィジョン、

そして明確なリーダーシップが無い場所なのだろうなと。

『多数決とろう!』と決めるのすらリーダーシップなくしてできません。

 

ランドセルをなくす『必要』は私にもまだわかりませんが、

連絡帳手渡しというルールはやはり、

今の時代なくす『必要』くらいあったんじゃないかと思うのですがね。

 

「何も考えずにルールに従うのではなく、

その理由を常に考えよう。かと言ってとりあえずは従っておこうか。」

 

そんなことを小学生に教えている私はダメでしょうか。

 

 

 

 

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