おはようございます。みゆきです。
11歳と8歳の息子ふたりを育てています。
私は毎晩、21時~21時半には子供と一緒に就寝します。
昔は睡眠時間6時間で十分と思っていたけど、
毎日8時間寝る生活のほうが体調は良いです。
これは年齢もあるかもだけど。
そして毎晩の楽しみ。
寝る前にベッドでゴロゴロしながら
本を読むこと。
子供たちはダラダラとリビングで遊んでいますが、
私は20時半ころにはさっさと寝室へ引っ込み、
30分くらいは本を読みます。
途中で長男が同じように本を抱えて
寝室に入ってきます。
寝る前に本を読む習慣、寝る前に本を読む喜び。
いつからだろう。
もう覚えていないくらい。
赤ちゃんがいた時代は中断していましたが、
大人になってからは特に、
私には大事な時間です。
最近はこれを読んでいます。
この人の書く小説、文章が好きです。
この本は、筆者が好きで造詣の深い、
野鳥や植物の観察誌なのですが、
私は知らない鳥の名前、名前を言われても思い浮かばない植物の名前ばかり。
でもそれでも、その鳥や植物の説明を読むだけで雰囲気が伝わってきて、
読んでいて気分が良くなる本。
こういう本、好きだわ~・・・
同じように例えば、別の筆者の茶道入門記を読んだ時には、
茶道のことを知らな過ぎて、好きな筆者だったけど
途中で読むのをやめてしまいました。
鳥や植物は身近であることもあるけど、
『好き』や『興味』って、不思議でおもしろくて、
なかなか定義しにくいものだなと。
とあるYoutuberさんが言っていたんです。
「子供のころって、いろんな大人に
『将来何になりたいの?』っていつも聞かれて、
『将来何になりたいのハラスメント』じゃん?(笑)」
たしかにな~、と。
大人って、無限の可能性を前にするとつい、
ついね、
聞きたくなってしまうよね。
私も子供のころ大人に聞かれて、
『そんなもんわかんないよ!』
って思ったのを覚えています。
私は子供たちには『将来何になりたいの?』という聞き方はしないけど、
きっと違う聞き方で
『将来何になりたいのハラスメント』をしているのだと思います。
でも『好き』って実は、大人になるほどに難しくなる気がするんですよね。
『私って何が好きなんだろう・・・』
と途方に暮れている大人は多い気がします。
コーヒーが好き
猫が好き
りんごが好き
食べ物とか動物とかは簡単な部類の『好き』。
好きだから食べる・飲む
好きだから見る・飼う・愛でる
でも難しいのは、『何をするのが好きか』
私は本を読むことが好きです。
だからたくさん本を読むのですが、
たくさん読むためには、
『好きなタイプの本』を自分で見つけられないといけません。
でもそもそも本が『好きじゃない人』
いま『本を読まない人』は、
その人が好きな本が何かを知らず、出会い方、探し方を知らないだけ、
でもあるわけです。
好きになるためには、
好きでいるためには、
そのことをある程度知らないといけないわけです。
好きだから知っているのか。
知っているから好きなのか。
その両方か。
言ってる意味わかります?(笑)
いわゆる『趣味』(=『する』のが好きなこと)の中には、
『好き』と同じくらい、
『それを知っていること』が不可欠なんだと思うんですよ。
でも、趣味になるくらいにそれを知れる前に
興味を失ってしまうことが多々あって、
それと『好きじゃない』は、イコールじゃないんじゃないかと、
ずっと思っていて。
要は息子たちが、
良い趣味に出会えてくれたらなと思っているんだけど、
趣味になるまで続けられる根気が続くような
そんな出会いに恵まれたらいいなと、
そう思うわけです。
我が家は本人が自発的に言わない限り
習い事ゼロ方針なのです。
その方針に迷いはないけど、
彼らの出会いについて、
たまに考えるわけです。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。