『赤ちゃんは泣くのが仕事』って誰が言い始めたの?

B!

 

おはようございます。みゆきです。

7歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

「ねえ、赤ちゃんの時、なんで泣いてたか覚えてる?」

先日ふと、息子たちに聞いてみたんですよ。

覚えてるかなと思って。

 

赤ちゃんの時はもちろん泣くだけなので

なぜ泣いているのかわからなくて、

覚えてさえいれば今なら言葉で教えてくれるかなと思って。

 

そしたらこう言ったんです。

 

「夜の、お外の赤い電気が怖くて泣いてた。」

 

へ・・・?これ?

 

↑の写真はここからお借りしているのですが、

我が家のベランダから見える夜の景色がこんな感じ。

遠くにこういう、街の明かりがたくさん見えます。

ビルの屋上についているこの赤いライト。

これがたくさん見えます。

 

実際はもっと回りが暗いので、

真っ暗な中に赤や黄色のライトがたくさん、という感じ。

そして確かに、赤子が泣いている理由がわからずに

ただ抱っこしているとき、窓の外を見がちでした。

 

リビングにある、ベランダに面した大きな窓。

大体いつもこの前に立って、赤ちゃんを抱っこして、

外を見ながらゆらゆら揺れていたような。

 

でも曰く、

夜はその景色が怖くて泣いていたと。

 

へー・・・なるほど。

 

でも、「こわい」という言葉は知らず、

「こわい」と言うこともできなくて、

泣いていたんですよね。

 

『赤ちゃんは泣くのが仕事』

って、誰が言ったんでしょうか。

 

この耳慣れたフレーズ、私も知っていたし、

誰かしらがよく言っていたような。

でも比較的、お年を召した方が言っていた(る)ような。

すごくぼんやりした印象なのですが。

 

でもこれ、今思うとすごくわかりにくくて、

そして不正確ですらあるよなと思いました。

 

赤ちゃんがなぜ泣くのかわからずに戸惑う母親にとっても、

泣き声がうるさいと思う人にとっても。

 

要は『赤ちゃんが泣くのは仕方ない』と言いたくて、

『赤ちゃんは泣くのが仕事』と言ったんですかね。

でも『泣くのが仕事』と言われると、

『泣かないといけない』

『泣くことで本人が何かを得ている』?

のような感じがして、

母親にとっても回りの大人にとってもいまいちよくわからない。

 

一度赤ちゃんを育ててみると、

赤ちゃんは何かしらを訴えるために泣いていて、

「なんか痛い」

「お腹すいた」

「眠い」

「こわい」

「やだ」

「オシッコ出た」

「なんか暑い」

「寂しいから抱っこして」

「なんかつまんない」

「それ欲しい」

そのすべてを『泣く』ことで表現しているのですよね。

 

中には暇つぶしに泣く赤ちゃんもいるようです。

(大きくなってそう答えた子供がいたそう)

 

でも中にはやはり、本当に不調を訴えているときもあり、

泣かせておいてもいい時とそうでない時があります。

 

泣き声がうるさいと感じてしまう大人には申し訳ないけども、

どうしたって泣いてしまう時はあるんですよ。

できるだけ電車やバスには赤ちゃんと乗らないようにしていますが、

乗らなきゃいけない時もあるんですよ。

そんな時に泣いちゃったら、そしてうるさいと思ったらごめんね。

 

育ててみるとそう実感します。

 

しかし赤ちゃんに不慣れな人に対して、

それを説明するのに

『赤ちゃんは泣くのが仕事』

としたなら、なんか少々乱暴。

 

かと言ってじゃあなんと言えばいいのかは知りませんが、

当時の私は

『赤ちゃんは泣くのが仕事』

がなぜかチラついてしまい、

『仕事』にはお付き合いせねば、というか、

『仕事』をされているのだから私も『仕事』をせねば、というか、

なんというかつまり私は、

 

それを『うるさい』とか、

『ストレスが溜まる』とか言えなくなり、

妙に重くとらえてしまい、

それによって少し『産後うつ』っぽくもなったというか。

上手く言えないんですが。

 

ただとにかく、もう少しわかりやすく、

身近な言い方で『泣く赤ちゃん』のこと

教えて欲しかったなと。

うーん・・・ホントうまく言えませんが。

 

でもこういう、誰が言ったかわからない

ことわざのような耳慣れたフレーズこそ、

すごく印象深くて、無意識に囚われてしまうよなと、

子供らの『赤い電気が怖かった』発言に思ったのでした。

 

 

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