『足るを知る者は富む』これがなかなか子育てにおいて難しい昨今

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

7歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

夏休みの小2長男は毎日学童。

学童って、一定の時間を学習に充ててくれるんですよね。

宿題をやったり、ドリルを持って行ってやったりするんです。

 

宿題を早々に終わらせたせっかちな長男には

学童用のドリルを買ってありました。

しかしそのドリルよりも最近長男がはまっているのが、

漢字。

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この漢字辞典、保育園の卒園祝いの品として、

有志のママ役員さんが選んでくれたもの。

グッジョブすぎ。

(みんな仕事できる人たちなんだ、これが。)

 

この漢字辞典を毎日学童へ持って行って、

漢字ノートに書き写して練習しているようです。

好きな漢字だけを選んでやっているのか、

前から順番にやっているのか知りませんが、

5年生の漢字まで進んでいるとこの前教えてくれました。

 

「へー・・・」

と感心したのですがね、

そこで私の心に浮かんだのはこんな発想。

 

『漢字ドリル買うか?』

 

 

でも目の前の我が子を見ると、

既に持っている漢字辞典と漢字練習ノートで

嬉々として進んで漢字学習を楽しんでいるのですよ。

曇りなき眼で見ると、

 

うん、足りてる。

 

なんでしょうかね、この心。

親心?

 

特に学習、教育、知育など、

子供に『良い』とされていること、もの、

必要以上に買い与えている気が、たまにするんです。

そして、買うことで満足しているというか、

買うことで、子供ではなく自分を安心させている感じ。

 

『アタシ、ちゃんとやってる。』

そう思いたいから買っている部分も、よく考えたら半分くらいあるような。

 

私も学生の時、楽しくて勉強していた時がありました。

さすがに高校受験の時期は

教科書だけでは足りないと自分で感じたので、

親に頼んで単発の塾に行かせてもらったり、

過去問を買ってもらったりしました。

 

一方の第一子だった姉、

本人が頼みもしないのに

大学受験用の50冊セットくらいのお高い参考書とか問題集を買い与えられ、

それには一切手を付けずに、受験せずに指定校推薦を決めていました。

 

『もったいない』と手つかずのまま置いてあり、

『そういえば第二子(私)が使うかも?』

と両親は期待するも、私は日本の大学へは行かず留学してしまい、

結局誰も使わないままに処分していました。

それらの教材に数十万円払った両親。

 

 

私にとっての第一子である長男の時は特に、

我が身を振り返るようにしています。

 

本人が欲しいと言ってもいないものをわざわざ買い与えていないか。

 

姉が訴えるように、

親が力み過ぎていないか。

 

もちろん、与えれば与えただけ芽吹く能力もあるわけで、

だからこそ力みもするのですが、

『足るを知る』って大事で、そして難しいなと、特に子供に思うのです。

 

 

「今週末はプール行こうか。」

 

暑い夏の週末、楽しくそして過ごしやすくと思って

気を利かせると、

当の子供は「近所の公園で野球がしたい。」と言ったりします。

 

もちろん、猛暑の夏に公園で野球はできなかったりもしますが、

子供にとっては、

近所の公園で遊ぶことの中にも十分、

楽しさや新発見、新しい経験が含まれているのですよね。

近所の公園に飽きているのは実は大人だったりすることもあるのです。

 

 

教育関係の姉の話。

 

まだ正確なデータは海外で検証中だそうですが、

屋外で遊ぶ時間の長さと、

子供のメンタルヘルスとの相関関係が立証されそうだとか。

 

何が良いのか悪いのか。

子供にとって良いこと、できることはキリがないのですが、

ほどほどに、無理せず、背伸びせず、

自分のメンタルヘルスも同じくらい大事にしながら、

みんなで笑って過ごしていきたいなと思っています。

 

 

 

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