夫と口論、からのこうすることでしか到達できない地点へ達した話

B!

 

おはようございます。焚火大好き、みゆきです。

 

キャンプへ行ったのです。

2泊3日。

楽しかった、本当に楽しかった。

 

そもそも子供のエンターテイメントとして始めたキャンプ。

どうせ子供と遊ぶなら大人も楽しめないと続かないし、

と思って大人も楽しみ始めたキャンプ。

 

何しに行くってそう、焚火しに行くのですよ。

前日が雨だったこの日。

拾ってきた薪は湿っていたけど、

やっぱり拾った薪を燃やすのがいちばん楽しい。

 

夫が買ってくれたこの焚火台兼BBQ台も

やはり使いやすくて気に入っています。

 

でも聞いたところ夫も焚火が好きらしいので、

時間で分けて交代制で焚火を楽しみたいと思っていました。

 

とりあえずひとしきり楽しんだなと思ったら、

 

「やりたい?」

 

と夫に声をかけ焚火台を譲り、

彼の好きなように楽しんでもらい、

 

また夫がひとしきり楽しんだと思ったら

 

「やってもいい?」

 

と声をかけて私の番。

 

 

しかしこの『私の番』で、

夫が私の焚火のやり方に文句をつけてくるのが、

以前から嫌だったのです。

 

私はこの写真のように、

不揃いな細目の枝を三角型に組んで、

常に焚火をいじくりまわしたいのです。

小さい枝を入れてみたり、枯葉を入れてみたり、

でも土台となる大きな枝も入れて、

とにかくずっといじくっていたいんです。

 

一方の夫は、細い枝は最初だけ使って、

一旦火が付いたら太い枝のみを使って、

四角く櫓状に組み上げて、

ゆっくり火が燃えるのを見ていたいらしい。

 

いやいや、あなたがそうしたいならすればいいし、

私たちのやりたい焚火のスタイルは違うのだから、

だから交代でやっているわけで、

私はあなたの番には口も手も出さないから、

私の番には好きなようにさせて?

 

ずっとこう言っていたんです。

 

「好きなようにさせてあげれば?」

 

その場にいたママ友もそう声をかけるほど、

夫はとにかく口を出すのですよ。

 

 

もうそこから喧嘩。焚火をめぐる喧嘩。

 

子供たちはお友達と仲良く遊んでくれていたので、

ふたりきりで焚火台を前に真正面から喧嘩。

 

「俺が買った焚火台なのに。」

 

「じゃあ私も焚火台買う。」

 

「2台持ってくるの大変だよ。」

 

「じゃあレンタルしてくる。」

 

「そうすれば?」

 

 

ひとしきりお互い感情に任せて喧嘩腰になり、

そして問いかけてみました。

 

「どうしても私のやり方に口を出したくなるのはなんで?」

 

「・・・んー・・・多分だけど、

あなたが焚火を始めると他の事なにもしなくなるのも

嫌なんだと思う。」

 

「なるほど、それはごめん。

夢中で気づいてなかった。

ちゃんと気を付ける。」

 

「櫓にしたほうが効率よく燃えるし。」

 

「私は焚火に効率とか求めてなくて、

いじくりまわしたいの。」

 

「でもせっかく燃えてるのが消えちゃったら

いやじゃん・・・」

 

そう言いながらまた太い枝を投入する夫。

 

「でも、横からパパに枝を入れられるのは別に嫌じゃない。

ただ、私のやり方に文句をつけられるのが嫌。」

 

「なるほど・・・」

 

 

どうしたいのか、

何が嫌で、何が嫌じゃないのか、

どうしてそうしたいのか。

 

話してみないと、本当にとにかくわからないものです。

 

 

誰かに仕事を押し付けられているときはそのことが目につきますが、

押し付けている側からは気づかないことが多く、

双方に見えているストーリーは実は全く違うもの。

 

 

焚火をしながら数時間話し合い、

話し合うことでしか到達できない地点に到達した私たち。

 

基本は櫓状に組み上げ、

私はその隙間を使って好きなだけ細い枝でいじくりまわし、

1本の太い枝を二人のトングで持ち、

こっちか、いやあっちだと、

ふたりの焚火を作るに至りました。

 

 

言葉ではないもので伝わるものも確かにありますが、

でも言葉でないと伝わらないものも確実にあります。

話し合いは大体いつも耳の痛いことも言われるので避けたくなりますが、

やっぱり話し合うことでしかたどり着けない世界はある。

 

 

ひとりで好きなように作る『MY FIRE』は確かに楽しかったけど、

夫と一緒にキャッキャ言いながら組む『OUR FIRE』のほうが、

もっとずっと楽しくて、

 

人が人と共に生きることとか、

分かち合う喜びや楽しみとか、

そういうことを考えたのでした。

 

 

それにしても、丸1日焚火が摂取できる

2泊3日キャンプはサイコー。

 

 

 

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